目次

はじめに

「うつぶせ」になることができますか？

PART１　誰でも簡単にできて、ストレッチより簡単！　「うつぶせ」は体にいい？

うつぶせになるだけで、体の不調が改善していく！
　長年、理学療法士として現場に立ち、たどりついた答え
　不調の原因は姿勢の悪さにある
　うつぶせで姿勢がよくなる
うつぶせで呼吸がよくなる
　背中が開放され、深い呼吸がしやすくなる
　理想的な呼吸をすると、こんなにメリットが！
実践！　さあ、うつぶせになってみよう！
うつぶせが難しい人は半うつぶせ姿勢
そもそもいい姿勢とは？
　４つのポイントで理解できる理想的な姿勢とは？
誰でも簡単にできる！　姿勢のセルフチェック法
　「いい姿勢」に見えてもそうではない場合がある
うつぶせで理想的な呼吸に近づく！
　呼吸と姿勢は連動している
　肋骨が広がることをイメージ！
うつぶせは体幹を鍛える
　猫背の原因の半数は筋力低下にある
　人間の成長・発達は「うつぶせ」から始まる
うつぶせで歩行が改善
　股関節が伸び、歩幅が広がる
誤嚥性肺炎を予防する
　カギになるのは「首が正しい位置にあるか？」

医師の立場から考える、うつぶせはなぜ体にいい？
　背中がひどく曲がっている人に画期的な方法 ── 岡田欣之先生 （整形外科専門医・医学博士）
　深く、いい呼吸で自律神経が整う ── 岡田真理子先生 （総合内科専門医・医学博士）

僕の原点　寝たきりになる前に、何とかできないのだろうか？　たどりついた答えが「うつぶせ」でした

PART２　試した人が実感！　うつぶせを習慣にするとこんな効果が！

こわばった体がやわらかくなる
腰痛・肩こりが軽減する
猫背が改善する
疲れが取れやすくなる
よく眠れるようになる
冷えの症状が軽減する
風邪をひきにくくなる
つまずかなくなる
ぽっこりお腹が凹む
痰を出しやすくなる
集中力が高まる

まだまだこんなに！　うつぶせで起こった奇跡の数々

PART３　「うつぶせ」のままできる！　体がどんどんよみがえる　うつぶせ＋エクササイズ

エクササイズ１　100歳まで自分で歩く　太もも裏の強化と前太もも伸ばし
エクササイズ２　重たい体が軽くなる　お尻の強化と太もも伸ばし
エクササイズ３　姿勢をよくし、歩幅を広げる　お尻〜太もも裏強化
エクササイズ４　いい姿勢をラクに維持できる　背筋強化
エクササイズ５　うつぶせにならずにできる　お腹伸ばしでリラックス

「うつぶせ」のこと、もっと教えてください！

おわりに

参考文献

著者

乾亮介（いぬい・りょうすけ）
理学療法士、ピラティスインストラクター。1978年大阪府生まれ。2001年３月、関西医療学園専門学校理学療法学科卒業。同年４月に理学療法士国家資格取得。医療法人宝生会PL病院リハビリテーション科に勤務し、以来16年間でリハビリに関わった患者は2000人を超える。整形外科疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患、心疾患などあらゆる患者のリハビリに携わる。
同時に訪問リハビリや学会発表、論文執筆、講演や理学療法士養成校の非常勤講師など精力的に活動し、2012年には畿央大学大学院健康科学研究科にて修士号（健康科学）を取得。国内外合わせて学会発表歴は30回以上となる。ピラティスインストラクター資格を取得後、2017年４月に独立して予防医学サロン＆ピラティススタジオ「リハティスプラス」を開き、地域の予防事業や全国各地で研修会やセミナーの講師を務める。

監修者

岡田欣之（おかだ・よしゆき）
整形外科専門医、医学博士。医療法人社団岡田整形外科おかだ整形外科理事長。杏林大学医学部卒業。神戸大学大学院医学系研究科整形外科学講座博士課程修了。神戸大学医学部整形外科学教室入局、国立病院機構神戸医療センター、国立病院機構兵庫中央病院、兵庫県立がんセンター、六甲病院、六甲アイランド病院、公立和田山病院などの関連病院を経て、2011年より兵庫県立西宮病院医長。2017年より現職。

岡田真理子（おかだ・まりこ）
総合内科専門医、医学博士。まりこ中町内科院長。大阪医科大学卒業。神戸大学大学院医学系研究科循環呼吸器病態学講座博士課程修了。2017年より現職。