内容紹介

アシックスの創業者・鬼塚喜八郎の名前を冠したオニツカタイガーは、日本発のグローバルブランドとして、アジアや欧州を中心に人気を博している。しかし、2002年の復刻から順調に成長を遂げてきたわけでなく、国内外の売上げが低迷し、不調が続く時期もあった。このブランドの再建を牽引したのが、オニツカタイガーカンパニー長を務める庄田良二氏である。庄田氏は、オニツカタイガーというブランドの再解釈を通じて顧客を再定義し、適切な場所で、適切な方法を用いて顧客とコミュニケーションを取ることで、飛躍的な成長を実現した。本書では、オニツカタイガーのブランド戦略やマーケティング戦略について、詳細に語ってもらった。

＊『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー（2024年8月号）』に掲載された記事を電子書籍化したものです。