「プラチナカード」の年会費や付帯特典などを比較して、おすすめのプラチナカードを紹介!
プラチナカードは、一般のクレジットカードやゴールドカードよりもステータスが高く、365日24時間秘書のように利用できる「コンシェルジュサービス」、対象の高級レストランを2名以上で予約すると1名分のコース料理代が無料になる「レストラン特典」、世界1400カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」など、豪華な特典が付帯するのが大きな魅力。しかも、プラチナカードの中には、一般的な高還元クレジットカードよりもポイントが貯まりやすいカードや、高級ホテルの無料宿泊特典がもらえるカードなど、高額な年会費のモトが簡単に取れるカードも存在する。この記事では、おすすめのプラチナカードの年会費や還元率などを比較して紹介するので、最高峰のサービスが付帯するお得なプラチナカードを見つけよう!
【2023年12月4日時点】
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還元率 | 年会費(税込) | コンシェルジュサービス |
レストラン特典 (コース料理代1名無料) |
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◆三井住友カード プラチナプリファード |
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1.0~10.0% | 3万3000円 | あり | - | ||
国内空港のラウンジ | ◎ | 国内32空港及びダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ハワイ・ホノルル国際空港) | |||
海外空港のラウンジ | × | ||||
![]() ポイントの貯まりやすさに特化した“高還元プラチナカード”。通常還元率1%のうえに、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、ドトールコーヒーショップなど、対象のコンビニや飲食店では、「三井住友カード プラチナプリファード」を登録したApple PayやGoole Payを利用して「Visaのタッチ決済」で支払うと還元率7%に大幅アップするほか(※)、マツモトキヨシなどのドラッグストア、ライフなどのスーパー、エクスペディアなどの宿泊予約サイトといった約80のサービス・店舗でクレジットカードを利用すると還元率2~10%の高還元に! しかも、入会月の3カ月後末までに40万円以上を利用すると4万ポイントがもらえるほか、年間100万円を利用するごとに1万ポイント(年間4万ポイントまで)を獲得できるので、カードを使えば使うほどお得! 貯めたポイントはANAマイルやdポイント、楽天ポイントなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当(キャッシュバック)することもできるなど、ポイントの使い勝手がいいのも魅力! ※ 一部店舗では還元率7.0%とならない場合あり。また、一部店舗および一定金額を超える支払いでは「Visaのタッチ決済」が利用不可の場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。 |
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【三井住友カード プラチナプリファードの関連記事】 ■三井住友カード プラチナプリファードの還元率や年会費、付帯特典など、おすすめポイントを解説! ■「三井住友カード プラチナプリファード」は、約80の店舗・サービスで還元率2~10%に達する、お得な“ポイント特化型プラチナカード”! |
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◆三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード |
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0.5~5.5% | 2万2000円 | あり | あり | ||
国内空港のラウンジ | ◎ | 国内28空港及びダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ハワイ・ホノルル国際空港) | |||
海外空港のラウンジ | ◎ | 本人、家族会員ともに世界1300カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」が付帯 | |||
![]() 年会費2万2000円(税込)でプラチナカードとしては格安ながら、24時間365日秘書のように使える「プラチナ・コンシェルジュ」、対象の高級レストランを2名以上で予約すると1名分のコース料理代が無料になる「プラチナ・グルメセレクション」、世界1300カ所以上の空港ラウンジが無料で利用できる「プライオリティ・パス」が家族会員にも付帯するなど、数々のお得なプラチナ特典を利用できる! さらに、最高補償額1億円(うち5000万円は自動付帯)の「海外旅行傷害保険」や、航空便が遅延したときなどに負担した食事代や衣類購入費用を最高2万円まで補償してくれる「国内・海外渡航便遅延保険」、第三者による加害行為やひき逃げなどでケガをした場合に入院・通院費用などを最高1000万円まで補償してくれる「犯罪被害傷害保険」など、手厚い保険が付帯するのもメリット! また、セブン-イレブンとローソンのほか、松屋、ピザハットオンライン、コカ・コーラ自販機での利用分は還元率5.5%の高還元になってお得! |
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◆JCBプラチナ |
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0.5~5.0% ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」または「nanacoポイント」に交換した場合の還元率。 |
2万7500円 | あり | あり | ||
国内空港のラウンジ | ◎ | 国内28空港及びダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ハワイ・ホノルル国際空港) | |||
海外空港のラウンジ | ○ | 本人のみ世界1300カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」が付帯 | |||
![]() 大手カード会社のJCBが発行するプラチナカードで、対象レストランを2名以上で予約すると1名分のコース料理代が無料になる「グルメ・ベネフィット」や、世界1300カ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」、24時間365日いつでも秘書のように依頼に応えてくれる「プラチナ・コンシェルジュデスク」など、お得なプラチナ特典を利用可能! また、国内の厳選されたホテルや旅館にお得に宿泊できる「JCBプレミアムステイプラン」や、京都駅やユニバーサルスタジオジャパン内にある特別なラウンジ「JCBラウンジ」も利用できるのもメリット! さらに、ある程度カードを使い続ければ、JCBの最高峰カード「JCBザ・クラス」のインビテーション(招待状)が届き、東京ディズニーリゾート内にある「JCBラウンジ」を利用できる特典など、さらに特別な体験ができる特典が利用可能に! |
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還元率 | 年会費(税込) | コンシェルジュサービス |
レストラン特典 (コース料理代1名無料) |
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◆アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード |
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0.33~1.5% ※還元率1.5%は、貯めたポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
16万5000円 | あり | あり | ||
国内空港のラウンジ | ◎ | 国内28空港およびダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ハワイ・ホノルル国際空港) | |||
海外空港のラウンジ | ◎ | 本人、家族会員ともに世界1400カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」が付帯するほか、「センチュリオン・ラウンジ」や「デルタ スカイクラブ」などの空港ラウンジも利用可能 | |||
![]() カード自体が金属で作られている特別感のあるプラチナカードで、世界1300カ所以上の高級ホテルで部屋のアップグレードやレイトチェックアウト、朝食無料サービスなどの特典を使える「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」や、「マリオット・インターナショナル」「ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ」「ラディソンホテルグループ」「プリンスホテルズ&リゾーツ」の上級会員資格が無条件で手に入る「ホテル・メンバーシップ」など、アメックスならではの豪華特典が付帯! さらに、年会費を支払ってカードを継続保有すると、「ウェスティンホテル東京」や「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」など、国内の対象ホテルに2名まで無料で宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」がもらえる! そのほか、クレジットカードでの購入の有無に関わらず、パソコンやカメラなどの電化製品が故障した際に購入金額の50〜100%を補償してくれる「ホームウェア・プロテクション」など、手厚い保険も付帯! |
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◆セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード |
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1.6875% ※年会費5500円(税込)の「SAISON MILE CLUB」に登録したうえで、貯まる永久不滅ポイントもJALマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
2万2000円 | あり | ー | ||
国内空港のラウンジ | ◎ | 国内28空港及びダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ハワイ・ホノルル国際空港) | |||
海外空港のラウンジ | ○ | 本人のみ世界1400カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」が付帯 | |||
![]() サラリーマンでも申し込める法人カードで、年会費2万2000円(税込)と格安なのにもかかわらず、24時間365日秘書のように使える「コンシェルジュ・サービス」や、国内ホテルでアーリーチェックインやレイトチェックアウトなどを利用できる「オントレ」などを利用できるので、年会費を抑えてプラチナカード特典を利用してみたい人におすすめ! |
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◆ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード |
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1.5~3.5% ※ヒルトン系列ホテルの宿泊にポイントを利用した場合。1ポイント=0.5円換算。 |
6万6000円 | - | - | ||
国内空港のラウンジ | ◎ | 国内28空港およびダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ハワイ・ホノルル国際空港) | |||
海外空港のラウンジ | × | ||||
![]() ヒルトンの上級会員資格「ゴールドステータス」が無条件で付帯し、レイトチェックアウトや朝食無料サービス、客室アップグレードなどのお得な特典を利用できる! さらに、年間200万円以上を利用すると最上級会員資格の「ダイヤモンドステータス」がもらえて、最高でスイートまでの客室アップグレードや、アルコール類や軽食などを無料で楽しめる「エグゼクティブラウンジ」を利用できるなど、さらに豪華な特典を利用可能! また、年会費を支払ってカードを継続保有すると、ヒルトン系列のホテルで利用できる「ウィークエンド無料宿泊特典(金・土・日のみ利用可)」がもらえるうえに、年間300万円以上を利用した場合は、追加でもう1泊分の無料宿泊特典がもらえる! しかも「ウィークエンド無料宿泊特典」は、1泊9万円以上もする「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」などでも利用できるので、年会費のモトも簡単に取れる! |
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【ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの関連記事】 ■「ヒルトン・オナーズ アメックス・プレミアム・カード」は、高級ホテルに無料で宿泊できる特典などで、年会費上にお得! |
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還元率 | 年会費(税込) | コンシェルジュサービス |
レストラン特典 (コース料理代1名無料) |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード |
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0.33~1.5% ※還元率1.5%は、貯めたポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
3万1900円 | ー | あり | ||
国内空港のラウンジ | ◎ | 国内28空港及びダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ハワイ・ホノルル国際空港) | |||
海外空港のラウンジ | ○ | 本人、家族会員ともに世界1400カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」が付帯。ただし、利用料無料は年2回までで、3回目以降は1回35米ドル。 | |||
![]() アメリカン・エキスプレスの代表的なクレジットカードで、日本で最初に発行された「ゴールドカード」でもあるだけに、ステータス&付帯特典は最高レベルとなっており、その実力はプラチナカード並み! 世界1400カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」は、1枚目まで年会費無料の家族カードにも付帯するうえに、高級レストランを2名以上で予約すると1名分の食事代が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」なども利用可能! さらに、海外旅行時に「自宅⇔空港」まで手荷物1個を無料で配送できる「手荷物無料宅配サービス(成田、羽田、関西、中部の4空港)」も利用できるほか、カードを継続保有すると、旅行予約サイト「ザ・ホテル・コレクション」の国内対象ホテルで2泊以上の予約をしたときに使える1万5000円分のクーポンがもらえるなど、旅行時に得する特典が盛りだくさん! |
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◆ラグジュアリーカード(チタン) |
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1.0% | 5万5000円 | あり | あり | ||
国内空港のラウンジ | ◎ | 国内21空港および韓国・仁川国際空港、ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ハワイ・ホノルル国際空港) | |||
海外空港のラウンジ | ◎ | 本人、家族会員ともに世界1400カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」が付帯 | |||
![]() カード自体が金属製で、Mastercardステータスの最高峰「WORLD ELITE(ワールドエリート)」に位置する、まさに「ラグジュアリー」の名にふさわしいプラチナカード。コンシェルジュ経由で世界3000軒以上の対象ホテルを予約すると、部屋のアップグレードや朝食無料サービスなどの特典を受けられる「VIPホテル優待」、国際線の利用時に「自宅などの指定場所⇔空港」まで手荷物3個を無料で配送してくれる「国際線手荷物無料宅配」など、旅行好きには嬉しい特典が盛りだくさん! また、還元率1%と高還元のうえに、貯めたポイントはカード利用額に充当(キャッシュバック)できるなど、ポイントの使い勝手がいいのも魅力! しかも、事前入金すると最大9999万円までカード決済できるサービスもあるので、高額な買い物や法人税の支払いなどでも大量のポイントが貯まる! |
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【ラグジュアリーカード(チタン)の関連記事】 ■「ラグジュアリーカード(チタン)」は、還元率1%と高還元なうえに、コンシェルジュサービスやプライオリティ・パスなどの豪華特典が豊富! |
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◆ラグジュアリーカード(ブラック) |
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1.25% | 11万円 | あり | あり | ||
国内空港のラウンジ | ◎ | 国内21空港及び韓国・仁川国際空港、ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ハワイ・ホノルル国際空港) | |||
海外空港のラウンジ | ◎ | 本人、家族会員ともに世界1300カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」が付帯 | |||
![]() 還元率1.25%と高還元で、「事前入金サービス」を利用すれば最大9999万円まで支払えるので、高額な買い物や税金の支払いなどでも大量のポイントを獲得できる! さらに、貯めたポイントはカード利用額に充当(キャッシュバック)できるなど、使い勝手も抜群! また、付帯するコンシェルジュサービスは、電話だけでなくメールでも問い合わせ可能で、移動中などでも気軽にコンシェルジュサービスを利用できるのが大きなメリット! そのほか、国内外の対象レストランを予約すると、店舗までの往路をハイヤーで無料送迎してくれる「ラグジュアリーリムジン」や、国立新美術館や国立国際美術館などの企画展を同伴者1名まで無料鑑賞(毎週金曜日)できるなど、独自の特典が数多く付帯! また、クレジットカードは金属製で特別感があるのも魅力。 |
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年会費以上にお得な特典を利用できる、おすすめプラチナカード3枚を解説!
プラチナカードは、365日24時間秘書のように利用できる「コンシェルジュサービス」、対象の高級レストランを2名以上で予約すると1名分のコース料理代が無料になる「レストラン特典」、世界1400カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」など、一般的なクレジットカードとは一線を画す豪華な特典を利用できるのが魅力。
しかし、付帯特典が豊富な分、本当に自分に合ったプラチナカードを選ぶのはなかなか大変だ。そこで、ここからは、ダイヤモンドZAiオンラインα編集部が選んだ「おすすめプラチナカード3枚」を紹介。日常の買い物などで最大10%還元にも達する「三井住友カード プラチナプリファード」、お得なホテル特典を利用できてマイルも貯まりやすい「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」、還元率1%と高還元で付帯特典のバランスがいい「ラグジュアリーカード(チタン)」と、個性豊かなカードばかりなので、ぜひ、プラチナカード選びの参考にしてほしい。
「三井住友カード プラチナプリファード」は、約80の店舗・サービスで
還元率2~10%に達する、お得な“ポイント特化型プラチナカード”!
最初に紹介するのは、プラチナカードとしては珍しく、ポイントを貯めることに特化した「三井住友カード プラチナプリファード」だ。
【※関連記事はこちら!】
⇒三井住友カード プラチナプリファードの還元率や年会費、付帯特典など、おすすめポイントを解説!
「三井住友カード プラチナプリファード」は、通常還元率も1%と高還元だが、その真価を発揮するのは「プリファードストア」と呼ばれる“特約店”で利用したときの還元率にある。たとえば「プリファードストア」に指定されているセブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、ドトールコーヒーショップなど、対象のコンビニや飲食店では、「三井住友カード プラチナプリファード」を登録したApple PayやGoole Payで「Visaのタッチ決済」すると、なんと、7%分のポイントを獲得できるのだ(一部店舗では還元率7.0%とならない場合あり。また、一部店舗および一定金額を超える支払いでは「Visaのタッチ決済」や「Mastercardタッチ決済」が利用不可の場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外)。
このほかにも、宿泊予約サイトのエクスペディアとHotels.comでは還元率10%、ETC利用分は還元率3%、ヤオコーやライフなどのスーパー、マツモトキヨシやココカラファインなどのドラッグストア、ファーストキッチンなどの飲食店では還元率2%と、約80の店舗・サービスで還元率2~10%の高還元でポイントが貯まるのがメリット。
さらに「三井住友カード プラチナプリファード」は、入会の3カ月後末までに40万円以上を利用すると4万ポイントがもらえる特典や、年間利用額100万円ごとに1万ポイント(毎年4万ポイントまで)がもらえる特典もあるので、年会費のモトを取るのも簡単だ。
また「三井住友カード プラチナプリファード」は、SBI証券で積立投資に利用すると、積立額の5%分のポイントが貯まる特典もある。投資上限は毎月5万円までで、年間60万円(=毎月5万円)を積み立てた場合は合計3万ポイントを獲得でき、年会費の9割はポイントでモトが取れるので非常にお得。「一般NISA」や「つみたてNISA」も対象になっているので、これから投資を始めようと考えている人にもおすすめだ。
「三井住友カード プラチナプリファード」で貯まる「Vポイント」は、ANAマイルやdポイント、Pontaポイント、Amazonギフト券などに交換できるほか、SBI証券で投資信託の購入に利用できたり、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当(キャッシュバック)できたりと、ポイントの利便性が高いのも魅力だ。
このほかにも「三井住友カード プラチナプリファード」は、星付きの高級レストランや人気店で利用できる5000円相当のクーポンがもらえる「Visaプラチナ ラグジュアリーダイニング」や、ホテル内のレストランで利用できる3000円相当のクーポンがもらえる「Visaプラチナ ホテルダイニング」といった特典も利用できる。一般的なプラチナカードよりも付帯特典は絞られているが、還元率の高さは唯一無二なので、他のプラチナカードと組み合わせて利用するのもおすすめだ。
■三井住友カード プラチナプリファード | ||
還元率 |
1.0~10.0% ※セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなどの対象のコンビニ・飲食店で、Apple PayやGoogle PayによるVisaのタッチ決済を利用すると還元率7.0%(一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外) |
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発行元 | 三井住友カード | |
国際ブランド | VISA | |
年会費(税込) | 3万3000円 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
iD | |
「ヒルトン・オナーズ アメックス・プレミアム・カード」は、
高級ホテルに無料で宿泊できる特典などで、年会費上にお得!
続いて紹介するのは、アメリカン・エキスプレスとヒルトン・ホテルズ&リゾーツの提携クレジットカードである「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」だ。
「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」の最大のメリットは、朝食無料サービスや部屋のアップグレード(最大でエグゼクティブまで)、レイトチェックアウトなどの特典を利用できるヒルトンの上級会員資格「ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス」が無条件で付帯すること。この「ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス」は、通常、ヒルトン系列のホテルに年間20滞在もしくは40泊以上しなければ獲得できないVIP向けの会員資格。しかし「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」を保有すれば、誰でも簡単に「ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス」を獲得することができるのだ。
特に「ゴールドステータス」の特典の中でもお得なのは、ヒルトン系列ホテルに宿泊した際に2名分の朝食代金が無料になる「朝食無料サービス」だろう。ヒルトン系列の高級ホテル「コンラッド」では朝食代が1名5000円ほどするので、この特典を2名で利用すれば1泊につき1万円ほど得をすることになるからだ。
さらに「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」は、年間200万円以上を利用すると、ヒルトンの最上級会員資格「ヒルトン・オナーズ・ダイヤモンドステータス」が獲得できる。「ダイヤモンドステータス」の会員は、最大でスイートまで部屋がアップグレードされたり、お酒や軽食などを楽しめる「エグゼクティブラウンジ」を利用できたりするので、ホテルでの滞在がより特別な体験になるはずだ。
また「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」を継続保有して年会費を支払うと、ヒルトン系列ホテルのスタンダードルーム(2名1室)に無料で宿泊できる「ウィークエンド無料宿泊特典」がもらえるのも大きなメリット。しかも、年間300万円以上を利用すると、さらにもう1泊分の「ウィークエンド無料宿泊特典」がプレゼントされるので、合計2泊分の無料宿泊特典を獲得できる。なお、この特典を利用できるのは金・土・日の週末に限られるが、金・土・日であればゴールデンウィークや年末年始などの繁忙期でも利用できるのは嬉しいポイントだ。
この「ウィークエンド無料宿泊特典」は、世界7000軒以上もあるヒルトン系列ホテルで利用でき、東京や大阪にある「コンラッド」はもちろん、ハワイのマウイ島にある1泊10万円以上の高級ホテル「グランド・ワイレア・ウォルドーフ・アストリア・リゾート」なども対象になっている。しかも「ウィークエンド無料宿泊特典」の利用時も、前述の「朝食無料サービス」などを利用可能。つまり、これらの特典を利用するだけで「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」の年会費のモトが簡単に取れるどころか、それ以上に得してしまうというわけだ。
「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」は、ヒルトンの上級会員資格「ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス」が付帯するだけでなく、年間200万円を利用すると最上級会員資格「ヒルトン・オナーズ・ダイヤモンドステータス」が手に入る。さらに、継続保有して年会費を支払うと「ウィークエンド無料宿泊特典」がもらえて、年間300万円以上を利用するとさらにもう1泊分の「ウィークエンド無料宿泊特典」がもらえるので、旅行が好きな人におすすめのプラチナカードとなっている。
■ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード | ||
還元率 |
1.5~3.5% (※ヒルトン系列ホテルの宿泊にポイントを利用した場合。1ポイント=0.5円換算) |
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発行元 | アメリカン・エキスプレス | |
国際ブランド | AMEX | |
年会費(税込) | 6万6000円 | |
家族カード(税込) | あり(3枚目まで年会費無料、以降は年会費1万3200円) | |
「ラグジュアリーカード(チタン)」は、還元率1%と高還元なうえに、
コンシェルジュサービスやプライオリティ・パスなどの豪華特典が豊富!
最後に紹介するのは、カード自体が金属で作られている「ラグジュアリーカード(チタン)」だ。ちなみに「ラグジュアリーカード」のラインナップは、年会費5万5000円の「チタン」、年会費11万円の「ブラック」、年会費22万円の「ゴールド」、入会金110万円・年会費が66万円の「ブラックダイヤモンド(招待制)」の4種類で、すべてのカードがMastercardステータスの最高峰である「WORLD ELITE(ワールドエリート)」に位置している(すべて税込)。
「ラグジュアリーカード(チタン)」の大きな特徴は、還元率1%と高還元なこと。しかも、利用したい金額を事前に入金することで、利用限度額を超えた買い物ができる「事前入金サービス」を利用すれば、最大9999万円まで決済することができるので、高額な買い物や税金の支払いなどでも1%分のポイントを獲得できる。さらに、貯めたポイントはカード利用額に充当(キャッシュバック)することができるので、「ラグジュアリーカード(チタン)」を利用すれば、実質的に1%分の節約になるというわけだ。
また「ラグジュアリーカード(チタン)」に付帯する「コンシェルジュサービス」は、電話だけでなく、メールでも回答してもらえるのがメリット。たとえば「○○駅付近で珍しい日本酒が置いてあるお店をいくつかピックアップして」などと頼んだとしよう。一般的なコンシェルジュサービスのように、電話で店の名前や住所を教えてもらった場合、メモを取らなければならないうえに、店内の雰囲気などを知るためには改めて自分で検索する必要がある。しかし、メールでの回答をお願いすれば、店の名前や住所、サイトのURLなどをまとめてメールで送ってくれるので、非常に便利だ。
このほかにも「ラグジュアリーカード(チタン)」には、世界1400カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」や、対象の高級レストランを2名以上で予約すると1名分のコース料理代が無料になる「ラグジュアリー ダイニング」、世界3000軒以上のホテルで客室アップグレードやレイトチェックアウト、朝食無料サービスなどの特典を受けられる「VIPホテル優待」、国際線の利用時に手荷物3個を「指定場所⇔空港」に無料で配送してくれる「国際線手荷物無料宅配サービス」など、豊富な特典を利用できる。
さらに、全国の「TOHOシネマズ」「イオンシネマ」「ユナイテッド・シネマ」のいずれかのチケットを購⼊すると、無料で映画を楽しめる「映画GIFT」が1枚もらえたり、東京国⽴近代美術館や京都国⽴近代美術館などの国立美術館の所蔵作品展を同伴者1名まで無料で鑑賞できたりと、「ラグジュアリーカード」ならではのお得な特典も利用可能だ。
このように「ラグジュアリーカード(チタン)」は、還元率1%と高還元なうえに、豪華なプラチナ特典が数多く付帯する。年会費5万5000円(税込)と高額ではあるが、1名分のコース料理代が無料になる「ラグジュアリー ダイニング」や、対象ホテルで朝食無料サービスなどを受けられる「VIPホテル優待」などを利用すれば、年会費のモトを取るのも難しくないので、プラチナカードの魅力を存分に体感したい人は、「ラグジュアリーカード(チタン)」に申し込むことを検討してみてほしい。
■ラグジュアリーカード(チタン) | ||
還元率 | 1.0% | |
発行元 | アプラス | |
国際ブランド | Mastercard | |
年会費(税込) | 5万5000円 | |
家族カード(税込) | 1万6500円 | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica | |
以上、おすすめのプラチナカード3枚を紹介した。プラチナカードは年会費が高い分、カードによって付帯特典の内容が大きく異なってくる。年会費や還元率だけでなく、世界1400カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」や、24時間365日秘書のように使える「コンシェルジュサービス」などの付帯特典も吟味して、自分にピッタリのプラチナカードを選んでほしい。