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私たちはどこまで資本主義に従うのか

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私たちはどこまで資本主義に従うのか

書籍情報

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  • ヘンリー・ミンツバーグ 著/池村千秋 訳
  • 定価:1760円(本体1600円+税10%)
  • 発行年月:2015年12月
  • 判型/造本:46上製
  • 頁数:208
  • ISBN:978-4-478-06520-4

内容紹介

企業と政府だけでは社会の問題は解決できない
『戦略サファリ』『マネジャーの仕事』の著者ミンツバーグが示す新たな経済社会とは?
かねてから経済や組織は合理性だけで機能しないことを訴えてるミンツバーグが、
視野を社会全体に広げて語る、集大成的著作!

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに 社会問題を解決するのは誰か

もうたくさんだ!
アンバランスの勝利
私たちが担う多元セクター
バランスを取り戻す

第1章 アンバランスの勝利

アンバランスへ向かう200年 ── 1789〜1989年
思考の終わり ── 1989年〜
正気を逸して ── 1989年〜
市場経済から企業のための社会へ
アメリカだけの問題ではない
企業そのものへの怒りではない

第2章 資源をしぼり取らずに、知恵をしぼる

資源をしぼり取る世界
知恵をしぼる世界

第3章 バランスの取れた社会に必要な「第三の柱」

左右の対立が生み出したもの
政府セクター、民間セクター、多元セクター
多元セクターへ、ようこそ
多元セクターの衰退(と興隆?)
「融通が利かない」「あさましい」「閉ざされている」を越えて
バランスの取れた社会など、そもそも築けるのか

第4章 抜本的刷新

高邁な理想と劣悪な現実
担い手は政府ではない(現状では)
CSRの魔法にも期待してはならない
社会運動と社会事業
迅速な転換
広範な再生
大がかりな改革
バランスの取れた民主主義へ
未来に希望はあるか

第5章 問題を抱えた世界におけるあなたと私と私たち

現実を直視する
問題を理解する
イレーヌ問題
つつましい生活
世界をもう一度つくり変える

第6章 アンバランスへの不満と変革への提言

私たちはゆでガエルになっていないか
消費による消耗
法人と人的資源
報道機関
広告攻勢による思考停止
なんでもかんでも商業化
去勢された政府
グローバル企業のためのグローバリゼーション
25年後のアメリカの民主政治
地球のための民主主義?

補章 コミュニティシップ:社会を変える第三の力

謝辞

参考文献





著者

ヘンリー・ミンツバーグ(Henry Mintzberg)
1939年生まれ。カナダのマギル大学クレグホーン寄付講座教授。著書に『マネジャーの実像』、『MBAが会社を滅ぼす』、『戦略サファリ[第2版]』、『H.ミンツバーグ経営論』などがある。経営思想界のアカデミー賞と言われるThinkers 50で3人目となる生涯功績賞(Lifetime Achievement Award)を受賞。


訳者

池村千秋(いけむら・ちあき)
翻訳者。主な訳書に『ワーク・シフト』、『なぜ人と組織は変われないのか』、『大格差』、『フリーエージェント社会の到来』などがある。『MBAが会社を滅ぼす』、『エッセンシャル版 ミンツバーグ マネジャー論』などミンツバーグの翻訳も数多く手がける。

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