迷ったら茨の道を行け
紳士服業界に旋風を巻き起こすオーダースーツSADAの挑戦
迷ったら茨の道を行け
紳士服業界に旋風を巻き起こすオーダースーツSADAの挑戦
書籍情報
- 佐田展隆 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2018年12月
- 判型/造本:46変並製
- 頁数:168
- ISBN:978-4-478-10470-5
内容紹介
①最良の素材はウール②製造工場は直接管理③型紙・裁断はコンピュータ④採寸と生地選びは店頭の対面接客⑤使命は日本のスーツ文化の再構築…独自のポリシーで、オーダースーツ直販を展開する業界の風雲児。人生においても仕事においても、「迷ったら、いばらの道を行け!」という祖父の教えを守り、ポジティブに突き進む
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目次
第1章 沈みかかった船だった
サラリーマンから家業へ
リスケ企業と呼ばれていた
日繰りの日々
父を責める
有利子負債24億円
八方ふさがりDM
怒るより前に進もう
第2章 半年で黒字化
自動化・機械化で高コスパを追求
売っても赤字じゃ意味がない
予算必達の営業
部長クラスからの辞表
北京工場の改善
業者向けDM作戦
直販「オーダースーツSADA」
ベガルタ仙台のサプライヤーに
直販の成果
ついに果たした黒字が逆風に
第3章 中小企業再生支援を受ける
債権放棄という一筋の光明
営業は高評価
財務デューデリで簿外債務が発覚
商工中金審査部の追及
ファンドの参入
中小企業再生支援協議会に感謝
ファンドはハゲタカ
第4章 再びサラリーマンに、そして再び佐田へ
IT企業で見た苛酷な就労環境
コンサルタントは経営者ではないという歯がゆさ
就業体験の収穫
佐田から、再びの招請
大いなる力に背中を押されて
曾祖父から祖父へ
生地卸問屋から佐田被服工業へ
祖父から父へ
佐田家の長男に生まれて
第5章 小売業への転換で、成長企業に
2011年6月の新たなる出発
卸部門は長期計画
直営店舗の状況
勝負の新宿店オープン
ウェブサイトの改善
人事の一新
北京工場の立て直し
入ったお金は出店に使う
店舗の拡充
小売りの成功で7年連続増収
第6章 スーツで日本を元気にする
SADAのミッション
若い人にもフィットしたスーツを着てほしい
工場直販だからできる価格
採寸が決め手
マシンメイドのフルオーダースーツ
オーダースーツに商機あり
第7章 茨の道を進む
出足と手数とPDCA
知名度・信用度を上げる
茨の道
茨の道を行くとは
あとがき
著者
佐田展隆(さだ・のぶたか)
一橋大学経済学部卒。高校までサッカー部、大学時代はノルディック複合選手という体育会系。大学卒業後、東レ株式会社でテキスタイル営業。
2003年、父に請われ、株式会社佐田入社。
2005年、代表取締役社長就任。2007年、金融機関の債権放棄と共に、会社を再生ファンドに譲渡。2008年、引継ぎを終え株式会社佐田を退社。
2011年6月に会社の再々生のため株式会社佐田に呼び戻される。
2012年代表取締役社長復帰。オーダースーツの工場直販事業強化を柱に企業改革を進め、3期連続増収増益を達成し会社業績を安定化。以後も売上の拡大を継続。現在では自社を本格オーダースーツチェーン店舗数日本一に成長させる。
自社オーダースーツPRの為、自社スーツを纏い、スキージャンプを飛ぶ、富士山に登る、東京マラソンを走る等のチャレンジを行っている。
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