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バカのすすめ

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バカのすすめ

書籍情報

  • 紙版
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  • 林家 木久扇 著
  • 定価:1540円(本体1400円+税10%)
  • 発行年月:2022年03月
  • 判型/造本:46並
  • 頁数:220
  • ISBN:9784478109779

内容紹介

「バカになればなるほど、愛される」                                                                               落語家生活62年。林家木久扇の「みんなから長く愛される生き方」。

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目次

まえがき

第1章 バカに助けられてきた

「笑点」でのぼくの役割は与太郎。バカの看板はぼくに自由を与えてくれた
「木久蔵ラーメン」をまずいと堂々と宣伝できたのは、与太郎のポジションのおかげ
初高座で、立ち上がって歌ったら圓楽さんが楽屋で「ホッホッホッホ」って笑ってくれた
「いやんばか〜ん‥‥」が大ヒットして、バカの地位が揺るぎないものになった
大きな病気で何度も死にかけたけど、楽天家だから今も元気で過ごせている
制約があると、逆に面白くしようって思っちゃうのがおバカ魂

第2章 バカという無敵の生き方

バカを看板にしてたら、スペインのラーメン屋出店の大失敗も、結果的にプラスに
「全国ラーメン党」を結成したのは、今振り返ればノリと勢いだけだった
嫌いな人に悩まされずに済むのは、バカになることのメリットです
バカの智恵のおかげで、「ダブル襲名」「テレビで芸名募集」を思いついた
伝統よりも、お客さんに喜んでもらって、自分も儲かることのほうが、ぼくにとっては大事なんです

第3章 バカは一日にして成らず

林家彦六師匠の「馬鹿野郎〜」にめぐり合えたことでバカが花開いた
正蔵師匠の筋の通った頑固な行動や何気ない言葉に多くのことを学んだ
師匠を落語の種にしているのは、恩返しとして名前を後世に残したいから
清水崑先生は才能の種を見抜いて、落語家になれと背中を押してくれた
桂三木助師匠を訪ねて行ったら、本物の落語家をやることになった
母親はぼくが仕事を変えるたびに、「また初めからだね」と言っていた

第4章 私が出会った偉大なバカ

横山やすしさんのお酒の飲み方は、想像や常識をはるかに超えていた
そんなさんざんな目に遭いながら、なぜ横山やすしさんと飲んだのか
三遊亭小圓遊さんには、お酒関係でいろいろ困った思いをさせられた
憧れの大スター嵐寛寿郎さんは、芸に生きた「役者バカ」だった
「笑点」のメンバーは、それぞれに個性豊かで魅力的な人物ばかり
かつての「笑点」の司会者も、キラリと光る素敵なバカだった

第5章 いいバカ、困ったバカ

人間はもともとバカな生き物です。「いいバカ」を目指しましょう
落語に登場する「いいバカ」たちは、バカが持つ可能性を教えてくれる
なるべく「いいバカ」になるために、私が日常生活で実践していること
「バカを極めた天才」が分類! 世の中で目につく「100のバカ」
分類その1 自覚しづらいバカ
分類その2 違いがわからないバカ
分類その3 分別がついていないバカ
分類その4 自慢したくてたまらないバカ
分類その5 まわりが見えていないバカ
分類その6 マナーや礼儀を知らないバカ
分類その7 人間の「業」を感じさせるバカ
分類その8 騙されやすいバカ
分類その9 見てるこっちが恥ずかしくなるバカ
分類その10 他山の石になってくれるバカ
分類番外編 どっかで聞いたことがあるバカ

あとがき





著者

林家木久扇(はやしや・きくおう)
1937(昭和12)年、東京日本橋生まれ。落語家、漫画家、実業家。
56年、都立中野工業高等学校(食品化学科)卒業後、食品会社を経て、漫画家・清水崑の書生となる。60年、3代目桂三木助に入門。翌年、三木助没後に8代目林家正蔵門下へ移り、林家木久蔵の名を授かる。69年、日本テレビ系「笑点」のレギュラーメンバーに。73年、林家木久蔵のまま真打昇進。82年、横山やすしらと「全国ラーメン党」を結成。92年、落語協会理事に就任。2007年、林家木久扇・2代目木久蔵の親子ダブル襲名を行い、大きな話題を呼ぶ。10年、落語協会理事を退いて相談役に就任。21年、生家に近く幼少の頃はその看板を模写していた「明治座」で、1年の延期を経て「林家木久扇 芸能生活60周年記念公演」を行う。
「おバカキャラ」で老若男女に愛され、落語、漫画、イラスト、作詞、ラーメンの販売など、常識の枠を超えて幅広く活躍。「バカ」の素晴らしさと底力、そして無限の可能性を世に知らしめている。
おもな著書に『昭和下町人情ばなし』(NHK出版)、『バカの天才まくら集』(竹書房)、『イライラしたら豆を買いなさい』(文藝春秋)、『木久扇のチャンバラ大好き人生』(ワイズ出版)など。

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