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スタートアップとテクノロジーの世界地図

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スタートアップとテクノロジーの世界地図

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 山本 康正 著
  • 定価:2640円(本体2400円+税10%)
  • 発行年月:2020年12月
  • 判型/造本:A5並
  • 頁数:288
  • ISBN:9784478110737

内容紹介

関係者待望!グローバル版「スタートアップの業界地図」です。米国、中国、インド、東南アジア、そして日本における最新事情を概観したのち、各国を代表するスタートアップを紹介。さらにそれを支えるテクノロジーやビジネスモデル、そして有力なスタートアップ同士の資本関係・競合関係などを図解やコラムで解説します。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

序章 スタートアップのマクロ環境

スタートアップのマクロ環境を整理する
世界的に活況を呈するスタートアップ界隈/老舗企業の時価総額を超える企業がわずか数年で誕生する/ポイントはCVC活況、急速な国際化

GAFAとBATHの現在
ハードウェア・ソフトウェアからサービスへ/サービスに重点を移し顧客満足度を上げるApple/手を緩めることなく研究開発を続ける元祖サービスカンパニーAmazon/ソフトウェア開発に長けたGoogleはハードウェアとサービスを強化/コミュニティインフラとしての強みを活かすFacebook/スタートアップはGAFAにどう対峙すべきか/巨大なマーケットを背景にGAFA超えを目指す中国の「BATH」/中国最大の検索エンジンを提供するBaidu、成長にはかげり/強固な決済プラットフォームを携えAmazonを猛追するAlibaba/アプリの収益は世界一、 SNSアプリ「WeChat」を提供するTencent/米中貿易戦争で注目を浴びる通信機器メーカーHUAWEI

スタートアップはどのように成長し、資金を集めるのか
スタートアップの成長ステージ/スタートアップ成長の具体例/ハイリスク・ハイリターンだが投資効率はよい/NASDAQに吸い寄せられるスタートアップたち

第1章 アメリカ

起業家イーロン・マスクが惚れ込んだ近未来のクルマをつくる
Tesla

Column アメリカを湧かせるシリアル・アントレプレナー、イーロン・マスク

HDマップで自動運転車の安全走行をサポートする
DeepMap

Technology 自動車誕生以来の変化が起きるモビリティ革命

CIAからも支援を受けていたデータコンサルティング企業
Palantir Technologies

Technology なぜ「データは現代の石油である」と言われるのか

採用を安全にするBtoB身元確認プラットフォーム
Checkr

信用スコアを無料で提供する
Credit Karma

契約のペーパーレス化で生産性向上に貢献する
DocuSign

Column 押さえておきたい「展示会」と「独自イベント」

ユ—ザーインターフェースに優れた決済プラットフォーム
Stripe

企業の人事労務をクラウドでサポートするHRテック
Gusto

ビッグデータを駆使した小規模事業者向けローンプラットフォーム
Kabbage

投資家とスタートアップのための未公開株を管理するプラットフォーム
Carta

Column ベンチャーキャピタルの歴史と主要ファンド

取引手数料の無料化という衝撃を与えた
Robinhood

セキュリティと信頼性が世界的に支持される暗号通貨取引所
Coinbase

Technology 第2のインターネットと呼ばれる「ブロックチェーン」
Column 新たなグローバル通貨となるか? 暗号資産「Libra」

学生向けソーシャルレンディングサービスを展開する
SoFi

フィットネス業界のNetflixの呼び声高い
Peloton

バケーションレンタル市場を席巻する巨大ユニコーン
Airbnb

良店や高級レストランと提携するフードデリバリーサービス
DoorDash

レジ無し店舗を実現しAmazon GO対抗の急先鋒となった
Standard Cognition

優れたアルゴリズムでリアルタイムのローン審査を可能にする
Affirm

複雑な医療保険をスマホで完結する形にした
Oscar

「顧客とのエンゲージメントに課金」という新しいビジネスモデル
b8ta

人工肉で食の未来を変えるフードテック・スタートアップ
Impossible Foods

Technology テクノロジーでアップデートされる食品市場

地上波TVを破壊するオンデマンド動画ストリーミング
Netflix

大ヒット位置情報ゲーム『ポケモンGO』を手がけた
Niantic

Technology クラウド化と5Gがゲーム業界にもたらす地殻変動

「ご近所づきあい」を再構築するSNS
Nextdoor

質の高い回答で独特のコミュニティを形成する知識共有SNS
Quora

Column サブスクリプションで大躍進したMicrosoftとAdobe

オンライン会議ツールを提供し時代の寵児となった
Zoom Video Communications

Column テクノロジーを軸に展開する米中貿易戦争

第2章 中国

先進的な顔認証技術でAI分野の世界最大ユニコーンとなった
SenseTime

Technology そのAI、本物ですか?

アジアの決済プラットフォームの覇者となるか
Ant Group

Column 中国のスタートアップと共産党

手広くサービスを展開するフィンテックのリーディングカンパニー
平安保険

Technology テクノロジーが保険に革命を起こす「InsurTech」
Column 中国の魅力的なリテーラー「フーマー」と「ピンドゥオドゥオ」
Column 中国経済を支える農民工

世界シェア7割を誇る商用ドローンメーカー
DJI

Column 中国のイノベーションを日本企業はどう取り込むか?
Column 中深センにスタートアップが集まる理由

電池製造会社からEV販売台数No.1メーカーに
BYD

Column 世界を席巻する中国製スマートフォン

テスラキラーを目指した自動運転車開発スタートアップ
Byton

Column 中国のモビリティサービスの変遷と世界に与える影響

「TikTok」が世界を席巻、米中の火種にもなった
ByteDance

Technology 全世界・全産業が注目! 5Gで登場する「新大陸」
Column 中国スタートアップのガラパゴス化と減退するイノベーション

第3章 インド・東南アジア

技術力でインドのお財布を目指す
Paytm

Column インドをデータ大国にした「Aadhaar」と「世界最安4G網」
Column インドのトレンドは、「タイムマシン経営」と「課題解決」

ハイペースで成長する格安ホテル・不動産スタートアップ
OYO Rooms

Column インドECで起きているグローバル企業の代理戦争
Column インドへの投資のススメと注意点

タクシーの安全運行から始まった東南アジアのスーパーアプリ
Grab

インドネシアの生活のほぼすべてをカバーする
GO-JEK

Column インド企業は東南アジアを、そして世界を目指す

第4章 ヨーロッパ

金融大国からフィンテック大国へ
イギリス

政府のあと押しで「フレンチテック」を拡大する
フランス

製造業大国からスタートアップ大国へ転換を図る
ドイツ

軍需産業から多数のテクノロジーが開花する
イスラエル

第5章 日本

AIロボティクス分野で世界の注目を集める
Preferred Networks

アメリカ進出に着実に成功している
スマートニュース

堅牢な仮想通貨システムで成長する国際色豊かなユニコーン
リキッドグループ

シェアリングエコノミーで革命をもたらすBtoBプラットフォーム
ラクスル

スマート車椅子でラストワンマイルのインフラを目指す
WHILL

Column 組成額10兆円!「SVF」が目指す壮大な野望






著者

山本 康正(やまもと・やすまさ)
大阪府生まれ。京都大学を卒業し東京大学で修士号取得後、米ニューヨークの金融機関に就職。ハーバード大学大学院で理学修士号を取得。その後Googleに入社し、フィンテックや人工知能(AI)ほかで日本企業のデジタル活用を推進。日米のリーダー間にネットワークを構築するプログラム「US Japan Leadership Program」フェローなどを経て、DNX Ventures インダストリーパートナー。自身がベンチャーキャピタリストでありながら、日本企業のコーポレートベンチャーキャピタルへのアドバイスなども行う。ハーバード大学客員研究員、京都大学大学院特任准教授も務める。著書に『次のテクノロジーで世界はどう変わるのか』(講談社)などがある。

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