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miratap

業界のタブーへの挑戦

  • 紙版

miratap

業界のタブーへの挑戦

書籍情報

  • 紙版
  • 山根太郎 著
  • 定価:1760円(本体1600円+税10%)
  • 発行年月:2025年12月 [予約受付中]
  • 判型/造本:46並
  • 頁数:240
  • ISBN:9784478122372

内容紹介

建材・住設業界に横たわる「情報の非対称性」を否定し、消費者が適切な価格で自分らしい空間を実現できる商品を提供するミラタップ。本書では、「くらしを楽しく、美しく。」という理念のもと、洗練されたデザインで空間のトータルコーディネートを実現する商品開発から、業界慣習を打ち破る改革の裏側までを詳らかに紹介。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

まえがき

■「建材屋」と呼ばれて
■「くらしを楽しく、美しく。」
■ビジネスは〝お客様にとって〟価値があるものであるべし

第1章 インターネットでキッチンを売る!

「同一商品」を「同一価格」で購入できない、建材業界の特殊な構造
 ■同じ商品でも10万円単位で価格が違う理由
 ■建築資材のEC事業によって業界を変革する
 ■業界からの激しい反発を乗り越えて
「伝票」だけが複数社を行き来する状況を変えていく
 ■「中間マージン」を排除して、よいものを安く提供する
お客様が自ら「最高かつ最適な商品を選べる」環境づくり
 ■よりよいものを「選ぶ」から「選んでもらう」時代へ
 ■なぜミラタップは商品のビジュアルを大切にしているのか?
「ワンプライス制」によって価格の透明化を実現
 ■建材のインターネット販売を始めた理由
 ■「誰でも」「同一条件同一価格」で建材を購入できる仕組みづくり
 ■価格の透明性が「業界の非常識」である理由
「ファーストコールカンパニー」としてすべての人に高品質の商品を適正価格で提供する
 ■住設・建材の「ファーストコールカンパニー」は存在しない
 ■収集したデータを活用できる自社ECの強み

第2章 アバターが案内する無人のショールーム

お客様が快適に見学できることを最優先にしたショールーム
 ■「紙のカタログ」を使い続けている理由
 ■ショールームにおける経費削減の工夫
「無人のショールーム」から広がる未来の販売形態
 ■新しいショールームのかたち
 ■横浜での「失敗」から得た教訓
 ■「無人」によって人の問題を解決する
スマートショールームがもたらす効果とは
 ■スマートショールームの効果と課題
 ■可能性に満ちたショールームの未来
 ■スマートショールームの国内展開
 ■データ収集と分析で、ショールームのさらなる改善を
購買履歴の蓄積によって効率的な営業を実現
 ■マーケティングオートメーションの活用
 ■自社でECサイトを運営する強みとは
利益を活用して社会をよりよくしていく
 ■データの活用がお客様のためになる
 ■効率よく稼いで社会に還元する
B2Bのロイヤルカスタマーを増やすために必要なこと
 ■ロイヤルカスタマーの獲得がカギ
 ■B2B市場の開拓は道半ば
B2BからB2Cにつなげるために
 ■工務店とともに「ぜひ一緒にやりましょう!」という流れをつくる

第3章 デザインと機能性にとことんこだわる理由

ミラタップにおける「デザイン」の定義
 ■デザインとは「価格設定も含めたトータル設計」のこと
 ■空間に溶け込む商品を目指して
 ■「作家性を出したいならアーティストになれ!」
 ■自社開発へのこだわり
空間を演出するためのさまざまな工夫
 ■「ASOLIE」に見る、ミラタップのトータルデザイン
 ■デザインコードを使用したプランの例
 ■空間に溶け込むミラタップの商品
 ■お客様の「想定外の使い方」から生まれた商品
世界最大級の国際家具見本市へ
 ■イタリアの「焼き物」との出合い
 ■アジア企業初の「ミラノサローネ・アワード」を受賞
世界で評価されるミラタップの商品
 ■国内外のさまざまなデザイン賞を受賞
デザインと機能性の両立
 ■機能性を追求した商品開発
 ■持続可能な社会を実現するビジネスへ

第4章 「お客様ファースト」で日本の住宅業界を変える

日本の現状を変える住宅サービスを目指して
 ■縮小する新築市場と拡大するリフォーム需要
 ■限界を迎えている日本の注文住宅
「セミオーダー」が一般化する日本の未来
 ■妥協しないためのセミオーダーという選択
 ■組み合わせによる可能性は無限大
 ■新技術による新たな選択肢を提供する未来
「くらしを楽しく、美しく。」に込められた思い
 ■創業40周年を迎えて経営理念を刷新
 ■経営理念を支える「ビジョン」と「バリュー・行動指針」
会社全体で社会的意義を高めていく
 ■ミラタップが実施するサステナビリティ関連の活動
 ■子供たちや地域の未来を支援する活動
 ■熊本地震で生まれた絆
人材採用・人材育成に関する指針について
 ■新卒採用で独自の文化醸成を目指す
 ■ミラタップの人材マネジメント方針

第5章 その国の事情に合わせた家づくりを目指す

ミラタップのグローバル戦略
 ■各国の生活事情を踏まえた商品展開
 ■台湾進出で学んだ「ユニットバス」という概念の壁
 ■日本にとどまらず、世界の課題を解決する
 ■「非住宅分野」というポテンシャルも
 ■2030年へのビジョン ── 営業利益100億円、海外売上比率2割
「人材・知財・顧客」を買うM&A
 ■M&Aの目的は「時間を買う」こと
 ■絶対にシナジーがある会社と組んで新しい未来をつくっていく
「ミラタップ」という新しい社名に込めた思い
 ■あらゆる条件を考慮した先に見えたもの
 ■合理的な意思決定のスタイルを貫いて
建築資材にとらわれない柔軟な発想
 ■課題に対するソリューションに制約はいらない
 ■「先発弱者」の弱点を乗り越えるために
美しく社会課題を解決する企業として
 ■「Make a mark ── 生きた証を残したい」
 ■なぜ社会課題を解決する企業を目指すのか
 ■働く人からも選ばれる会社であり続けるために

刊行に寄せて 出口治明(立命館アジア太平洋大学 学長特命補佐・名誉教授)

あとがき

■アジアの都市に「ミラタップ」の名前を
■売上ではなく「企業価値」で勝負する
■未来のために、経営者として学び続ける






著者

山根太郎(やまね・たろう)
株式会社ミラタップ 代表取締役社長
1983年、兵庫県出身。
関西学院大学経済学部を卒業後、2008年伊藤忠商事株式会社繊維カンパニーに入社し、2010年から2年間上海駐在。
2014年4月株式会社サンワカンパニー(現 株式会社ミラタップ)に入社、同年6月に代表取締役社長に就任。
業界の常識を打ち破る住宅設備機器のEC販売を推進し、組織改革や戸建て住宅事業「ASOLIE(アソリエ)」などの新規事業を展開する。
さらに海外事業を本格展開し、世界最大規模の家具見本市「ミラノサローネ国際家具見本市」の出展を決め、2回目の出展となる2018年、最も優れた出展企業に贈られる「ミラノサローネ・アワード」をアジア企業として初めて受賞した。
また自身の事業承継の経験をもとに、事業承継に関する著書の出版や「ベンチャー型事業承継」など若手の後継者側に対するレクチャーや支援を行う。
2024年10月1日より、社名を「株式会社ミラタップ」に変更。

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