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組織の違和感

結局、リーダーは何を変えればいいのか?

  • 紙版

組織の違和感

結局、リーダーは何を変えればいいのか?

書籍情報

  • 紙版
  • 勅使川原 真衣 著
  • 定価:1870円(本体1700円+税10%)
  • 発行年月:2026年01月 [予約受付中]
  • 判型/造本:46並
  • 頁数:288
  • ISBN:9784478122389

内容紹介

わかりやすいものしか問題として認定しないなんて、わかりやすくなるまで悪化を待つこと他ならない。「あれ、なんかいま変だったな」という違和感を、組織を前に進める鍵にするという新鮮なアプローチの一冊。自分と相手のタイプを知り、組み合わせる。その上でのコミュニケーションの打ち手を、気鋭の著者が初公開します!

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

第1章 違和感とは何か? 「決めつけ」が横行する現場で

■ 観察の達人!? コナンくん
   なぜ、意見を言ってはいけないと「思わされて」いるのか?
■ 仕事に本音はいらない
  「静かなチーム」の落とし穴
   素朴な「気づき」を封印する職場
■「なんか変な感じ……」の正体
  「なんか変」は大事なサイン
   なくならないどころか雪だるま式に膨らむ「違和感」
■ 人はみな「違う色のメガネ」をかけている
   解釈のクセの違い
   みんな自分なりに「ちゃんと」やってる
■「職場のすれ違い」は決めつけから生まれる
   どちらの言い分が「正しい」?
   本当の問題は何か?
   正解をください、の限界
■ とにかくみんな疲れている
   話し合いで決まったことが守られないのはなぜ?
■ すべてのコミュニケーションの基本となる「観察」の3ステップ
   観察と真意
■ 違和感は悪ではなくヒント

第2章 違和感に気づくと「自分」がわかる まず、「自分を知る」

■ 自分の本音がわからない
  「自分のことがわからない」?
  「本音」と「建前」のギャップを見つける
■ 変えられない性質は確かにある
  「ドーナツ」な私
   人を変えるより、環境をいじる
■ 手がかりは「どうしてもとりつくろえない瞬間」
   同じ言葉をかけられてもこんなに違う2人
■「わかってほしかった」は「解釈のクセ」が生み出している
   違和感を無視する訓練としての社会性
   自分自身の「解釈のクセ」を知る動機診断
   動機(持ち味)がない人はいない
■「自分が知らない自分」はスマホが教えてくれる
   自分の「パターン」がわかるデータ

第3章 人間関係の違和感から「相性」を知る 次に、「相手を知る」

■「伝える」の前に「見る」がある
  「言わなくてもわかるでしょ」はマネジメントの怠慢
■ 相手の何を「見る」のか? ─ ソーシャルスタイルの4類型
   はまる・はまらないは相手のどういう言動パターンからくるのか?
   ソーシャルスタイル診断でわかる持ち味
■「他者の合理性」を知るヒント
   右上(ドライバー)×周りとのあるある(相性)
   右下(エクスプレッシブ)×周りとのあるある(相性)
   左下(エミアブル)×周りとのあるある(相性)
   左上(アナリティカル)×周りとのあるある(相性)
■「人それぞれ」では話が進まない
   環境調整のために「分けて」考える
   マッピングすると、人が辞めなくなった

第4章 違和感を役立て最高の組織をつくる そのうえで、「組み合わせる」

■「今いるメンバー」で最高のチームをつくる
   万能(スーパーマン)幻想
   異なる相手との機能設計
■「好き嫌い」より「相性」を考える
■ それは「評価」ではなく「評判」です
  「イエスマン」も持ち味のひとつ
   直接尋ねるほうが親切
■「自分でやったほうが早い病」への処方せん
■「似た者同士」がうまくいくとは限らない
   職場は「ドレッシング状態」にならなくていい
   個人と組織のサンドイッチ作戦

第5章 違和感を乗り越えるための話し方・振る舞い方

■ 思い込みを超える「自問自答」
   察しすぎない・決めつけないのバランス
   受け入れるのではなく「受け止める」
■ 役割の実行を後押しする「面談」「相談」「雑談」「対話」
■ 人それぞれの「やる気」スイッチ
   その言葉の真意は?
■「大丈夫です」の複雑さ
■「よかれと思って」が残念なワケ
   自分がされてうれしいことでも、相手はうれしくないかもしれない
■ 待ちの姿勢ばかりの部下に「自走してほしい」と伝えたい
■ スタンドプレーが多い部下に「チームで仕事をしよう」と伝えたい
■ コミュ力が高い人の「真の使命」は相手に合った手段を選ぶこと
   持ち味の違いは補完のサイン
  「正しい」フィードバックは相性の数だけある
   いきなり「アウト」宣言は誰の利益にもならない
■ 危うい場面で役に立つ「否定しない技術」
   ズレの交通整理こそがリーダーの職務
■ 会議時間を短縮すれば「生産性」が高まるのか?
  「葛藤」こそ話す
  「とりあえず雑談しよう」で空回り
■「困っている人」は「決めつけていない人」

第6章 「いてくれてありがとね」から始める組織改革

■「いい人材がいない」と嘆く人は組織の価値を見落としている
   愚痴で未来は変わらない
■「重すぎない信頼関係」のススメ
■「健全に疑う」のススメ
  「裸の王様」にならないために
■ 100点を取ってきた子どもに「偉いね」と言ってはいけない理由
   とにかく「会話をつづける」こと
■ 100%わかり合うことは無理、それでも「訂正」し合うことはできる
   感謝は減らない
■「自分のまま働く」ために

おわりに

参考文献

解説 坂井風太





著者

勅使川原真衣(てしがわら・まい)
組織開発コンサルタント
1982年、横浜生まれ。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)、ヘイグループ(現コーン・フェリー・ジャパン)での外資系コンサルティングファーム勤務を経て、2017年に組織開発を専門として独立。個人の能力でなく「関係性」という切り口から、組織をより良くする提案を行う。二児の母。2020年から乳がん闘病中。
初の著書『「能力」の生きづらさをほぐす』(どく社)で紀伊國屋じんぶん大賞2024の8位に入賞。『働くということ 「能力主義」を超えて』(集英社新書)で新書大賞2025で第5位に入賞、HRアワード2025書籍部門入賞。2025年10月、『AERA』の「現代の肖像」に掲載。「武田砂鉄ラジオマガジン」の水曜レギュラーとして出演するほか、Voicyでも発信中。近著に『「働く」を問い直す』(日経BP)、『人生の「成功」について誰も語ってこなかったこと』(KADOKAWA)がある。

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