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戦略のデザイン

ゼロから「勝ち筋」を導き出す10の問い

  • 紙版

戦略のデザイン

ゼロから「勝ち筋」を導き出す10の問い

書籍情報

  • 紙版
  • 坂田 幸樹 著
  • 定価:2200円(本体2000円+税10%)
  • 発行年月:2025年11月 [予約受付中]
  • 判型/造本:A5並
  • 頁数:264
  • ISBN:9784478122716

内容紹介

戦略は経営陣や経営企画室だけが考えるものではない。現場の一人ひとりが主体的に考え、創り上げる時代。企業と消費者が価値を共創する「場づくり」が重視される現在、どうすれば課題を解決する戦略を描けるのか? 第一線で活躍する戦略コンサルタントが、「場づくり」の時代を生き抜く新しい戦略の立て方を伝授する。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

■ はじめに すべてのビジネスパーソンに「戦略をデザインする力」が求められる時代

序章 なぜ、戦略をデザインするのか?

[1]デジタル革命により戦略立案の前提が崩れた
[2]これからの戦略とは何か?
[3]フレームワークを埋めるのではなく、試行錯誤を繰り返す

Part1 視点のデザイン

レッスン1 ユーザの本質的なニーズを把握する

問1 この戦略の先に、誰の笑顔がありますか?
  [1]明確にユーザをイメージできているか
  [2]ユーザの声の奥にある背景や構造を見極める
  [3]心が動いた瞬間の言葉を書き出して、ニーズの解像度を上げる

Column 01 日本企業と東南アジア財閥の意思決定の違い

レッスン2 未来から現在を逆算する

問2 この戦略が実現することで、10年後の世の中はどう変わりますか?
  [1]10年後からバックキャストして考えているか?
  [2]人口動態の変化からメガトレンドを読み解く
  [3]10年後の未来を考えてみる

Part2 価値のデザイン

レッスン3 創造的統合で新しい価値を生む

問3 この戦略によって提供される新たな価値は何ですか?
  [1]今あるものの改善は戦略ではない
  [2]今あるものを組み合わせることで価値を創出する
  [3]遠くからアイデアを持ってくる

レッスン4 戦略の起点を問い直す

問4 この戦略をあなたの会社がやるべき理由は何ですか?
  [1]パーパスと適合しない戦略は持続性がない
  [2]戦略の目的を抽象化してみる
  [3]戦略の幅出しをする

Column 02 経営コンサルタントが、ホワイトボードを好む理由

ケーススタディ 日本の相続問題を考える

レッスン5 ターゲットを設定する

問5 この戦略はどの顧客層や市場セグメントをターゲットにしていますか?
  [1]仕組みの起点となる局所的サービスを立ち上げる
  [2]戦略の対象となる市場や顧客層を明確にする
  [3]リアルカスタマーが誰かを考える
  [4]市場セグメントをどう定義するか?

レッスン6 価値の実現可能性を高める

問6 この戦略を実現するための具体的な道筋は整っていますか?
  [1]新しいアイデアやソリューションを具体化する
  [2]MVP(Minimum Viable Product)を設計する

Column 03 ディープテックとシャローテックを混同しない

Part 03 仕組みのデザイン

レッスン7 価値創出のビジネスモデルを設計する

問7 この戦略には、どのような価値を生み出す仕組みが備わっていますか?
  [1]バリューチェーンの限界を知る
  [2]場づくり自体もレイヤー構造で整理する
  [3]場づくりとは価値を共創する“構造”を設計すること

Column 04 キルフェボンのケーキ

レッスン8 必要なリソースと能力を確保する

問8 この戦略をやり遂げるために永続的に人材を確保する仕組みはできていますか?
  [1]創造的統合を起こすための組織づくり
  [2]社内の人選が一番の鍵
  [3]均質的なチームと多様化したチームではどちらがいいか?

Column 05 将棋とAI

レッスン9 ヨコの関係でエコシステムを築く

問9 この戦略を実現するために誰と、どのような仕組みで実行していきますか?
  [1]外部パートナーとの連携によるエコシステムの構築
  [2]エコシステムを強固にするためのアーキテクチャ

レッスン10 失敗から学ぶための仕組みづくり

問10 この戦略が失敗した場合、組織として何を学び、どのように次につなげますか?
  [1]トップがコミットしているか?
  [2]戦略の実行における障害とリスク管理
  [3]戦略の失敗から学ぶ

■「戦略デザイン力」を上げる型一覧

■ 例題の解答例

■ おわりに 日本人が得意とする創造的統合





著者

坂田幸樹(さかた・こうき)
IGPIグループ共同経営者、IGPIシンガポール取締役 CEO、JBIC IG Partners取締役。
早稲田大学政治経済学部卒、IEビジネススクール経営学修士(MBA)、ITストラテジスト。
大学卒業後、キャップジェミニ・アーンスト・アンド・ヤング(現フォーティエンスコンサルティング)に入社。日本コカ・コーラを経て、創業期のリヴァンプ入社。アパレル企業、ファストフードチェーン、システム会社などへのハンズオン支援(事業計画立案・実行、M&A、資金調達など)に従事。
その後、支援先のシステム会社にリヴァンプから転籍して代表取締役に就任。
退任後、経営共創基盤(IGPI)に入社。2013年にIGPIシンガポールを立ち上げるためシンガポールに拠点を移す。
現在は3拠点、8国籍のチームで日本企業や現地企業、政府機関向けのプロジェクトに従事。
単著に『超速で成果を出す アジャイル仕事術』、共著に『構想力が劇的に高まる アーキテクト思考』(共にダイヤモンド社)などがある。

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