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社喰い

  • 紙版

社喰い

書籍情報

  • 紙版
  • 片田江 康男 著
  • 定価:1980円(本体1800円+税10%)
  • 発行年月:2026年07月 [予約受付中]
  • 判型/造本:46上
  • 頁数:272
  • ISBN:9784478123843

内容紹介

人間は、これほど無責任で強欲になれるのかーー。企業乗っ取りから地面師まで、経済記者歴20年の著者が、会社を喰い尽くす奴らを地の果てまで追いかける。被害者も加害者も入り乱れ、嘘も事実も混然一体となる経済事件。魑魅魍魎が跋扈するM&A業界のダークサイドに迫り、人間の業を描いた本格派経済ルポルタージュ!

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

プロローグ

第一章 難破船

船井電機の最後を知る男/築城七十三年、落城一日/常勝集団の漂流/
小が大を飲む買収/赤字企業を買う理由/知る人ぞ知るストロングバイヤー/
ミュゼプラチナムとの道行/創業家の番頭X/空中分解した取締役会/
「あほらしくて、やってられない」/取締役会ジャック/「つるし上げのチャンス」/
舌先三寸、誠意一寸/幻の大政奉還/船井電機を買った兄弟/
実行された〝1円譲渡〟/大誤算/「最初から契約不履行」/
外されたEFI株式ファンド/男たちの登記ファイト/踏み込まれた聖域/
「もう破産するしかないんですよ」/「刀を抜き始めちゃっている」/
船井電機のいちばん長い日/「俺はピエロみたいなもんだ」/
〝令和のイトマン事件〟その真相/全員破産

第二章 反乱者

ミュゼプラチナムで起きたクーデター/自転車操業の代償/
〝ミュゼ転がし〟の出発点/「失礼極まりない会社」/ペーパーカンパニーの正体/
姿を見せないオーナー/「3億円はやられたな」/次から次へと湧き出る借金/
「ピカツー」出身の実業家/グッドカンパニーとバッドカンパニー/
「乗る船を考えた方がいい」/カネで分断される社内/仕立て上げられた反乱者/
〝会社の命〟をカタに借金/クーデターの黒幕/喰い荒らし

第三章 無責任

内田建設の落日/メインバンクの課長代理/ルシアンホールディングスとの邂逅/
心機一転、急転直下/会社のカネを吸い尽くす〝吸血型M&A〟/
現金手渡し1000万円/5年半ぶりの再会/地面師たちとの接点/
「やりおったな」/汚された不動産/会社案内は〝張子の虎〟/
世界的金融グループの名/城北信金のひどすぎる仕打ち/全員、無責任/
ルシアンHD幹部の〝持論〟/「社会を変えたんですよね」/
「罪があるとかないとかではない」/優しくて、感じがよくて、失踪癖がある/
誰も知らない話/「身の潔白を証明したい」/4つ目の名前

第四章 不条理

くすぶる火種/28年分の静かな怒り/買収4カ月で資金ショート/
更地になったラブホテル/〝会社争奪戦〟の末路/訴訟をちらつかせる企業/
「直接説明したいんです」/即断、即決、大脱線/銀行からの〝三行半〟/
M&A仲介会社への〝宣戦布告〟/「極めて不健全」/噓つきがいる/
預金ありきの〝キャッシュ案件〟/NG判定の抜け穴/責任転嫁/
不条理なババ抜き

第五章 共犯者

「当社に落ち度は一切ない」/平均年収2000万円超えの理由/
〝その場のノリ〟で契約締結/「はらわたが煮えくりかえっている!」/
チョキチョキ、ペタペタ/落伍者の烙印/「お父さんがかわいそうで……」/
「みんな目先のカネには転びます」/合法的な金庫破り/会社を喰う者たち

エピローグ





著者

片田江康男(かたたえ・やすお)
記者。1979年東京都生まれ。2003年ダイヤモンド社に入社。2006年より『週刊ダイヤモンド』記者。これまで取材したテーマは東日本大震災後の東京電力問題や、大手生命保険会社における金銭詐取問題など。2021年からM&A業界を取材。本書が初の著書。本書やM&Aに関する情報は、ぜひ(shagui@diamond.co.jp)までお寄せください。

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