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外資系金融の終わり

年収5000万円トレーダーの悩ましき日々

  • 紙版
  • 電子版

外資系金融の終わり

年収5000万円トレーダーの悩ましき日々

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 藤沢数希 著
  • 定価:本体1,600円+税
  • 発行年月:2012年09月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:242
  • ISBN:978-4-478-02089-0

内容紹介

世界同時金融危機からユーロ危機に至る最近のマクロ経済の重要なトピックの解説を縦糸に、そして激変する金融業界の赤裸々な内幕——人事制度、報酬やリストラ、そこで働く人の人となりやキャリアなど——を横糸にして、これからの金融の行方を解説。身も蓋もなく、苦笑せずにはいられない人気ブロガーの筆致が冴えわたる。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

まえがき ── 終わりのはじまり

第1章 大きすぎてつぶせない

ギリシャの「飛ばし」とゴールドマン・サックス
平均年収7000万円のふつうの人が働く大企業
巨額の税金で救済された外資系金融機関
世界最大のヘッジファンドとなったFRB
ウォール・ストリートを占拠せよ!

第2章 金が天から降ってきた

空前の20年バブルと蓄積されたリスク
サブプライムはアメリカンドリームだった
20代で上場企業の社長並みの年収になった
20代の若者を高額報酬で引き抜き合うわけ
年収3000億円
金融業界のハレンチな接待
バブルが崩壊しても儲けたやつら
破綻したリーマン・ブラザーズの社員が一番儲けた
桁が上がったマネーゲーム

第3章 金融ほどすてきなビジネスはない

世界で2番目にすぐれたビジネスモデル
銀行は長短金利差でサヤを抜く
日本の銀行の簡単なお仕事
世界の投資銀行の楽しいお仕事
世界経済を人質に取る巨大金融機関
世界の金融コングロマリット

第4章 サル山の名前は外資系投資銀行

投資銀行=証券会社?
セルサイドとバイサイド
投資銀行の組織図
株式調査部という不思議な部署
キャバクラの経営をはじめたセールス部隊
投資銀行部門残酷物語
ミドルやバックは二級市民
異常にケチが多いトレーダーという人種
ウォーレン・バフェットもジェイコム君もケチである
貧乏なセールスやバンカーほど気前がいい
死体処理という本当の人事部の仕事
社内はサル山の権力闘争

第5章 ヨーロッパとアメリカの失われる10年+

共通通貨ユーロとAKB48マジック
パリバ・ショック、リーマン・ショック、ギリシャ・ショック
ユーロ圏諸国の愛憎劇
ユーロ危機は終わらない
アメリカ経済の大きな足かせ
アメリカ人には仕事がない
日本の失われた10年と欧米の日本化
本当に人々を豊かにする経済成長だったのか?
システミック・リスクを増大させた金融工学

第6章 金融コングロマリットの終焉

外資系投資銀行の日本化
ボルカー・ルールとバーゼルⅢ
社会主義化した国際金融の世界
株主の金をぶっ飛ばした外資系金融のプロたち
アメリカでは75万人のクビが飛んだ
新卒が試用期間中にクビを切られるわけ
金融機関にも生じたコングロマリット・ディスカウント
納税者に迷惑をかけなかったヘッジファンドたち
増資インサイダー問題と投資銀行の情報隔壁
巨大金融コングロマリットを解体せよ!


あとがき ──大企業から個人の時代へ

謝 辞




著者

藤沢数希(ふじさわ・かずき)
欧米の研究機関にて、理論物理学の分野で博士号を取得。科学者として多数の学術論文を発表した。その後、外資系投資銀行に転身し、マーケットの定量分析、トレーディングなどに従事。おもな著書に『なぜ投資のプロはサルに負けるのか?』『日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門』(ダイヤモンド社)、『「反原発」の不都合な真実』(新潮社)がある。

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