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ビッグバン・イノベーション

一夜にして爆発的成長から衰退に転じる超破壊的変化から生き延びよ

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ビッグバン・イノベーション

一夜にして爆発的成長から衰退に転じる超破壊的変化から生き延びよ

書籍情報

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  • ラリー・ダウンズ 著/ポール・F・ヌーネス 著/江口泰子 訳
  • 定価:本体2,000円+税
  • 発行年月:2016年02月
  • 判型/造本:46上製
  • 頁数:376
  • ISBN:978-4-478-02662-5

内容紹介

IoT、ビッグデータ、ソーシャルメディア、シェア——時代の変化は、イノベーションのプロセスを永遠に変えてしまった。たった数日で市場を破滅に追いやる超破壊的変化「ビッグバン・イノベーション」を生き残る方法とは?『イノベーションのジレンマ』『キャズム』『ブルー・オーシャン戦略』を超える新世代の経営戦略論

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

ほんの数日で競争優位が消し飛ぶ世界で
グーグル、エアビーアンドビー、ウーバー……100を超えるケーススタディ
ブルー・オーシャン戦略に続く、破壊的イノベーション論「第4の波」
製品のライフサイクルは「ベル・カーブ」から「シャークフィン」へ
クラウドとモバイル、そこが「震源地」
ビッグバン・イノベーションは国境を越える

Part 1 Big Bang Disruption

第1部 ビッグバン・イノベーション

第1章 ビッグバン・イノベーションとは何か

    ── よりよく、より安い世界で強いられる競争

グーグルマップは、何をどこまで破壊したのか?
予想外のところから現れる「よりよく、より安い」製品やサービス
「ムーアの法則」が牙をむく ── 指数関数的に進化する技術
もはや巻き込まれずに済む産業はない
ウーバーを規制で止めても、イノベーションは止まらない
ビッグバン・イノベーションの3つの特徴とは
  特徴1 枠にとらわれない戦略 ── ナビゲーションアプリとコンビニカフェを例に
  特徴2 とめどない成長 ── iTunesとキンドルを例に
  特徴3 自由奔放な開発 ── ツイッターとハッカソンを例に

第2章 ビッグバン・イノベーションの経済学

    ── クラウド、シェア、IoTがあらゆるコストを低減させる

破壊的サービスは、町の小さなレストランの運命をも変える
ビッグバン・イノベーションを引き起こす3つの経済原理

1 枠にとらわれない戦略:製造コストの低減
  「高品質・低価格」が当たり前に
  コンピュータの進化がイノベーションのコストを押し下げた
  イノベーションの主要コスト①アイデア創出 ── オープンソースとクラウドソーシング
  イノベーションの主要コスト②研究開発 ── アクセラレーターの存在
  イノベーションの主要コスト③資金調達と報酬 ── クラウドファンディング登場

2 とめどない成長:情報コストの低減
  今、権力を握っているのは消費者
  ロナルド・コースが発見した「取引コスト」と企業の存在意義
  「シェアリングエコノミー」が取引コストを消失させる
  無効化する“初期導入者税”と頻発する共食い現象

3 自由奔放な開発:実験コストの低減
  ジョブズが得意とした「組み合わせイノベーション」
  IoTで、非IT分野に「ムーアの法則」が侵食する
  「ネットワーク効果」で進化は加速するばかり
  製薬、金融、エネルギー ── 規制に守られた産業は安全か?

第3章 シャークフィン

    ── 製品ライフサイクルは、もはや「キャズム」に従わない

ビッグバン・イノベーションの「最初の被害者」ピンボールマシン
ビッグバン・イノベーションの製品ライフサイクル ── シャークフィン
  もう「キャズム」も「釣り鐘曲線」も存在しない
  マイクロソフト「キネクト」の栄華と早すぎる転落

ビッグバン・イノベーションの4つのステージ
「ピンボール」はなぜ最高益を出した数年後に壊滅したのか? ── 4つのステージで振り返る
  1 特異点 ── 「スペースインベーダー」の静かなる侵攻
  2 ビッグバン ── 任天堂、セガによる家庭用ゲーム機投入
  3 ビッグクランチ ── “真の破壊者”プレイステーション
  4 エントロピー ── 生き残ったのはわずか1社

任天堂が共食い覚悟で新商品を投入しつづけた理由とは?
  ファミコンからWiiFitまで ── 破壊的製品の連続投入
  タイミングを決めるのは、いつも顧客

みずから死と再生を繰り返せる企業だけが生き残る

Part 2 Strategy in the Age of Devastating Innovation

第2部 ビッグバン・イノベーションを生き延びる戦略

「シャークフィン」4つのステージを生き抜く有効な戦略はあるか?
イノベーションの「短命化」がもたらしたもの

第4章 特異点

    ── 市場に投入するための期間が、市場に投入してからの期間よりも長い

美術教師が1世紀ぶりに復活させた「ある装置」
「挑発的な実験者」が闊歩するステージ1「特異点」

ルール1:「真実の語り手」の声に耳を傾ける
  P&Gが抱える至高のビジョナリー、ケビン・アシュトン
  ジョージ・ルーカスの「予言」が技術を進化させた?
  データもまた、「真実の語り手」である
  ウーバーとエアビーアンドビーから、どんなシグナルを読み取るべきか?

ルール2:市場に参入するタイミングをピンポイントで選ぶ
  ジェフ・ベゾスはキンドルのためにどれだけ待ったのか?
  iPodの市場投入を決断させた「最後のピース」
  クラウドファンディングがスタートアップとVCの関係を変える
  実験段階で買収してしまう ── ニュース要約アプリ「サムリー」

ルール3:一見ランダムな市場実験に着手する
  ドローン市場で起こっているありとあらゆる「実験」
  ハッカソンはもはやテック企業だけのものではない
  シリコンバレーを席巻する「リーン」はなぜやるべきのか?
  古参VSベンチャー ── 3Dプリンタの競争のカギを握るのは誰か
  “ステルスモード”で開発する時代はもう終わり
  イノベーターの目には「業界の壁」は映らない
  「特許」は組み合わせイノベーションから守ってくれるのか?

第5章 ビッグバン

    ──「破滅的な成功」そのものがイノベーターを追い詰める

ツイッターと“フェイル・ホエール”
スタートアップも既存企業もお構いなしに呑み込むステージ2「ビッグバン」

ルール4:「破滅的な成功のシグナル」を見逃さない
  ベータマックスと蒸気自動車には共通する失敗がある
  「急激に襲う、とてつもない成功」という悪夢 ── たった48時間で……
  エアビーアンドビーの運命をギリギリで救った「決断」
  IoTで成功するための予兆はどこにあるのか?
  銀行と教育も破壊される ── ペイパル、スクエア、カーン・アカデミー

ルール5:「ひとり勝ち市場」で勝者になる
  すべてはユーザーの望みのままに ── ネットフリックスの戦略
  なぜシャープは、あれほど好調だった液晶TVで敗れ去ったのか?
  プラットフォーム戦略の有効性 ── テスラの失敗とiTunesの成功

ルール6:「ブレットタイム」をつくる
  法と規制を使った「時間稼ぎ」
  特許権を“攻撃用兵器”として使う
  当局をウーバーにけしかける ── 代理戦争作戦
  とはいえ、あくまで「時間稼ぎ」 ── ユーザーの爆発的ニーズは止められない

第6章 ビッグクランチ

    ── みずから起こしたイノベーションに首を絞められる前に

スターバックスの危機 ── イノベーター企業の悪夢
爆発的成長から「突然死」に陥るステージ3「ビッグクランチ」

ルール7:市場の飽和に先んじる
  ジンガの落日と「遅すぎた」買収
  「つくりすぎ」という落とし穴 ── ある企業が抱えた140万台の在庫
  「いつか需要が復活するかも」 ── 叶わなかったGM経営陣の願い

ルール8:負債化する前に資産を処分する
  自社の「コア資産」はいつまで資産なのか?
  iPhoneに採用されても、二の手三の手を打ちつづけるガラスメーカー
  グーグルはモトローラの「何」が欲しくて割高で買ったのか?
  最後の最後まで「悪手」を選びつづけたコダック

ルール9:リードしているあいだに撤退する
  ビッグクランチが生む「規模の不経済」
  「最大の売れ筋製品の生産を打ち切る」 ── フィリップスの驚きの戦略
  みずから「終焉のスケジュール」を決めよ


第7章 エントロピー

    ── 撤退すらできない地獄からどう抜け出すか

「ゾンビ」と化した米国郵政公社
破滅後に取り残された企業がたどり着くステージ4「エントロピー」

ルール10:「ブラックホール」を逃れる
  「レガシーカスタマー」は救いをもたらすのか、それとも……
  「サポートの打ち切り」すら不可能
  AOLを待ち受ける「最悪のシナリオ」とは
  かつて保護してくれた規制が「枷」となるとき
  ルール11:他の企業の部品サプライヤーになる
  みずから「貸借対照表」の解体に着手せよ
  「たったひとつの部品」に救われたテキサス・インスツルメンツ
  富士フイルムのピボット戦略 ── 写真から化粧品へ

ルール12:次の特異点を目指す
  次なる特異点に移行するための3つのステップ
  第1ステップ:接触 ── ハッカソンを活用する
  第2ステップ:取り込み ── イノベーションセンターを創設する
  第3ステップ:投資 ── コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)に取り組む
  シティグループ復活のカギはスタートアップとの連携から生まれた

新たな特異点を目指す開拓者たれ ── 武器は、アライアンス、スピード、謙虚さ

おわりに

それでも、希望は残されている
最大の危機を、イノベーションの機会に転じるための「勇気」
大企業もベンチャーも関係なく担うべき4つの役割
何よりも大事な資産、それはスピード

謝辞

訳者あとがき

参考文献

索引





著者

ラリー・ダウンズ(Larry Downes)
シリコンバレー在住のコンサルタント。それまでの市場を破壊するような技術が登場した際、それがビジネスや政策にどう影響を与えるのか、過去30年にわたりコンサルティング、講演、執筆している。特にインターネットに関するテクノロジーに強い。アーサーアンダーセン、マッキンゼーなどのコンサルティング会社を渡り歩き、現在はアクセンチュアのフェロー(ハイパフォーマンス研究所)。突如起こった技術革新により、産業構造がどう変わっていくのか、長期的な観点から研究している。ウォール・ストリート・ジャーナルやブルームバーグ、フォーブス、エコノミストなど、数多くの雑誌に寄稿しており、そのうちForbes.comでの記事は累計350万PVを誇る人気に。著書に、“The Laws of Disruption”(未邦訳)。

ポール・F・ヌーネス(Paul F. Nunes)
アクセンチュアのハイパフォーマンス研究所で、リサーチ担当グローバル・マネージング・ディレクターを務めている。1986年以来アクセンチュア一筋のマーケティングのプロで、ITの進化をビジネスに活かし、予測に役立てるという目的のもとに、ハイパフォーマンス研究所設立に動き、分析を続けている。その研究成果は数々のメディアでも紹介され、また、賞も受賞している。共著に、“Jumping the S-Curve”(未邦訳)。 


訳者

江口泰子(えぐち・たいこ)
法政大学法学部卒業。編集事務所、広告企画会社を経て翻訳業に従事。主な訳書に『道端の経営学』(ヴィレッジブックス)、『21世紀の脳科学』『ケネディ暗殺 50年目の真実』『毒になる母』(ともに講談社)、『考えてるつもり』(ダイヤモンド社)、『マイレージ、マイライフ』(小学館)、共訳に『真珠湾からバグダッドへ』(幻冬舎)など。

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なぜシャープ、任天堂、ソニーは急激に衰退し、
アマゾン、Airbnb、富士フイルムは勝ち残ったのか?


すべての鍵は、たった数日で市場を破滅に追いやる
IoT、ビッグデータ、シェア時代のイノベーションの新しい形
「ビッグバン・イノベーション」が握っている!

『イノベーションのジレンマ』
『キャズム』
『ブルー・オーシャン戦略』

を超える新世代の経営戦略論、登場。
「この変化を知らなければ、ベンチャーも大企業も生き残れない」

グーグル、ツイッターなどシリコンバレーで圧倒的支持! 
——全米で大絶賛の書、ついに日本上陸

もしあなたの企業が、ほぼ一夜にして破壊されてしまったら、さて、どうするべきだろうか?  ビッグバン・イノベーションの悪夢から身を守るための最善策——それはこの本を読むことである。——ハル・ヴァリアン(グーグルのチーフエコノミスト)

ビジネススクールで学ぶべきすべてが詰まった1冊! イノベーションがなぜスタートアップで起きるのかを、エレガントかつシンプルに描き出した。——ディック・コストロ(ツイッター元CEO)

指数関数的成長を予期し、ビッグバン・イノベーションの「鋭い勾配」を説くダウンズとヌーネスの考えは、私たちの暮らし方や働き方にさえ大きな影響を与える——アンディ・リップマン(MITメディアラボ副所長)

これはスゴい! 本書は、ありとあらゆる産業の、目も眩むような変化についての入門書であり、起業家やCEOにとっての戦略マニュアルである。ビッグバン・イノベーションを理解せずして、生き延び、成功をつかむことはもはや不可能だ! ——ゲーリー・シャピロ(全米家電協会会長兼CEO)

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