壁を壊す

７年で経常利益を１０倍にした老舗企業の破壊的改革

７年で経常利益を１０倍にした老舗企業の破壊的改革

壁を作るのも、壊せるのも「人」。物理的な壁から組織や人の見えない壁まで全て壊す。たった７年で経常利益１０倍にした老舗企業の、企業改革の考え方と手法とは。破壊と創造の経営で、オールドエコノミーから脱却し、新しい“開かれた”企業に生まれ変わるまでの改革“実戦記”

序章「壁を壊す」企業改革第1章破壊のはじまり—合理化への道第2章事業構造改革による、さらなる破壊—撤退、売却、そして再生へ第3章新しい会社へ—再生は「形づくり」から第4章徹底的に「開かれた会社」への転換終章壁破壊の改革から学んだこと

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本書では、圧倒的なスピードで経常利益を10倍にした老舗上場企業のユニークかつ大胆な会社改革を、迫力ある筆致で描いています。

著者は、組織や風土、上司と部下など、会社にある「見えない」壁の数々を、まず物理的なドアやパーテーションを壊すことから着手。現在は、400名もの大規模な「壁なき」フリーアドレスのオフィス（150メートルの広さ、体育館のプールのようです！）に移転し、形も中身も、新しい会社に生まれ変わらせました。

ほかにも「書類の大半はゴミである」「部下の管理は、中管理職の仕事ではない」「優秀な人材を引き抜かれる側に責任がある」「利益を追わず、施策を追う」など、名言が随所に盛り込まれており、改革の現場で何を行ったのか、そこから何を得、そして感じたのか。骨太な経営者の言葉が随所に散りばめられています。

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