• twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

あえて、非効率

利益が上がり、社員もやめない組織の秘密

  • 紙版

あえて、非効率

利益が上がり、社員もやめない組織の秘密

書籍情報

  • 紙版
  • 人未 知理。 著
  • 定価:1760円(本体1600円+税10%)
  • 発行年月:2025年11月 [予約受付中]
  • 判型/造本:46並
  • 頁数:288
  • ISBN:9784478121351

内容紹介

倒産寸前、社員10名。38歳でその会社を継いだ著者は、誰もが非効率と笑う「人への投資」に踏み切った。目先の利益を捨て社員を育てた結果、年商100億円、16社グループへV字回復を遂げる。どん底から会社を蘇らせた「人的投資」と「事業創造」の真髄を語る、全ビジネスパーソン必読の一冊。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

ある町の〝ウサギ会社〟と〝カメ会社〟の話

はじめに

第1章 非効率という未来への投資

[1] 経営者は「非効率」を恐れるな
  「非効率の先にある価値」に目を向ける
  経営者の仕事は「事業創造」という非効率
  経営者は「上級部長」が9割 ── 経営者の仕事を間違えるな
  「事業創造」と「ソリューション」はまったく違う
  経営者は「上級ソリューション部長」になるなかれ
  跡継ぎ経営者は、まず「自分の器」を自問せよ
  会社を後退させる跡継ぎ経営者の「現状維持思考」
  事なかれ主義の〝雇われ〟経営者に、会社の未来を託せるか
  非効率経営とは「未来への先行投資」である
  何も仕掛けない「無借金経営」が会社を潰す
[2]「他と同じ」では、生き残れない
  差別化とは「他がやらないことをやる」こと
  「非効率」のなかにこそ、差別化の本質がある
  量に頼るだけでは、差はつけられない ──『量と差の法則』
  『量と差の法則』とは何か?
  『量と差の法則』から考える、生き残るための事業展開戦略
第1章まとめ 非効率という覚悟

第2章 人を育てる「ムダ遣い」のススメ

[1] 結局、「人を育てる会社」しか勝てない
  教育への投資が圧倒的な「差」をもたらす理由
  即効性のない「教育投資」が非効率経営の本質
  ヒトにお金をかけずに、会社の成長は望めない
  価値の変遷に学ぶ「教育」の重要性 ── 人の価値はどこにあるのか
  会社は「学びの場」であれ ── 教育投資が高める会社への帰属意識
  処遇ではなく、「育てる評価」を
[2] 実践的「非効率人材育成」のヒント
  ジョブローテは「5年目」がカギ ── 段階的成長曲線
  社員には大いに失敗させる ──「失敗からの学び」こそが人を育てる
  失敗からの学びを実体験させる ── わが社の『ものづくりプレゼン大会』より
  本物を知るという最高の学び ── わが社の『本物を知る勉強会』より
第2章まとめ 「ムダ遣い」に見える設計こそ、人を育てる本質である

第3章 AI時代を生き抜く「プロ人間」の条件

AI時代に求められる「人間像」とは
AIは道具。使いこなす人間が、主役である
AIと共存する時代、試されるのは「人間としての力」
AI時代を生き抜くのは「自律したプロ人間」
人間の価値の土台となる「5つのプロ人間像」
育てたいのはこんなプロ人間❶ 素直な心の、プロになれ
育てたいのはこんなプロ人間❷ 役割を果たす、プロになれ
育てたいのはこんなプロ人間❸ 生命力ある、プロになれ
育てたいのはこんなプロ人間❹ 稼ぐ力ある、プロになれ
育てたいのはこんなプロ人間❺ 愛に気づく、プロになれ
社員の人間力を評価する「プロ人間カード」
第3章まとめ 「プロ人間」をつくる5つの条件

第4章 会社を強くする6つの「戦略的提言」

強い会社をつくる戦略的アプローチ
戦略的提言その1 管理部門に〝メス〟を入れる
管理部門の「現実離れ」が会社にもたらすリスク
管理部門は「未来構築部門」に進化させる
戦略的提言その2 全社レベルで年間予定の先行管理を徹底せよ
「全社→各部署→個人」へ。スケジュールは上から流す
「2年先まで決まっている会社」は、お客さまファーストを体現できる
戦略的提言その3 「会社とカネ」の本質を理解する
数字に縛られず、数字を武器にせよ
会社の「返す力」を一発でつかむ、超・本質的な公式とは
利益とキャッシュは別もの
投資CFと財務CFが語る、会社の未来の使い方
会社の哲学は、キャッシュの流れに出る
戦略的提言その4 完璧を求めず「7割」で動け
経営とは、未完成でも動く「胆力」の勝負
目標は「7割できれば合格点」
個々が「7割」でも、補い合えば「10割」を超える
問題解決のカギは「7割の本質」に目を向けること
戦略的提言その5 「ビジネスIQ」×「人心掌握力」を高める
経営者に求められる「ビジネスIQ」とは
ビジネスIQを構成する6つのスキル
経営者に欠かせない、もうひとつの資質「人心掌握力」
私の「人心掌握」は、まず「分析」から始まる
戦略的提言その6 「道徳心のある組織」を目指す
これからの時代、「会社に道徳心」がなければ生き残れない
コンプライアンスの強化が、道徳をスポイルするという矛盾
会社組織の「心」を測る時代へ
CMQを構成する6つの要素
CMQの測定方法と評価基準
CMQがつくる、これからの企業と社会
第4章まとめ 強い会社をつくるための6つの戦略的提言

おわりに





著者

人未 知理。(ヒトミ・シリ)
株式会社NAZO代表
サラリーマンから転職し、経営危機に陥った企業を奇跡のV字回復へ導く。
現在は、16社を統括するグループ経営者として、事業創造と人材育成を軸に活動中。
その経営手腕は広く知られている。

プリント版書籍は下記のストアでご購入いただけます。
  • Amazon で購入
  • e-hon で購入
  • HMV&BOOKS online で購入
  • 紀伊国屋BookWeb で購入
  • セブンネットショッピング で購入
  • TSUTAYAオンラインショッピング で購入
  • BOOKFAN で購入
  • Honya Club で購入
  • ヨドバシカメラ で購入
  • 楽天ブックス で購入

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるためお取り扱いがない場合がございます。)

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加