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日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門

もう代案はありません

  • 紙版
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日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門

もう代案はありません

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 藤沢数希:著
  • 定価:1760円(本体1600円+税10%)
  • 発行年月:2011年10月
  • 判型/造本:A5並製
  • 頁数:230
  • ISBN:978-4-478-01715-9

内容紹介

人気ブログ「金融日記」の執筆者であり、外資系投資銀行マンである著者が、日本人に欠けている「グローバル資本主義を生き残るための経済学」の知識を解説する本。いま正にホットな為替レートや国債など、マクロ経済学のテーマがすんなりと理解できる。前著同様のシニカルな文体で、気軽な経済読み物としても楽しめる。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

第1章 マネーは踊り続ける

世界同時金融危機と福島原発事故の類似点
史上最大、マドフの6兆円詐欺とは
日本の公的年金はマドフ事件と同じポンジ・スキーム?
ホリエモンの有罪判決がもたらしたもの
正社員と非正規社員は日本の身分制度か?
村上世彰氏の有罪判決が示した日本の資本主義の未熟さ

第2章 小一時間でわかる経済学の基礎知識

経済学の一番の目的は、貴重な資源を最適配分して社会を豊かにすること
労働市場と解雇規制
失業は社会が豊かになっていくためにどうしても必要なプロセス
市場が失敗する4つのケース
国の経済的豊かさを表すGDP
GDPをもっと理解する
現代のお金は本質的に紙くずである
中央銀行と貨幣と国債の関係
民間の銀行による信用創造で増殖するお金
貨幣数量理論による物価とお金の関係

第3章 マクロ経済政策はなぜ死んだのか?

政府はある程度景気をコントロールできるが将来の選択肢をなくしてしまう
ケインズ政策と乗数理論のダメなところ
通常の金融政策のしくみ
流動性の罠と非伝統的金融政策
なぜリフレ政策は効かないのか?

第4章 グローバリゼーションで貧乏人は得をする

グローバリゼーションは自然現象
先進国が発展途上国を搾取しているわけではない
発展途上国を本当に搾取しているもの
比較優位の原理と自由貿易によりWin-Winの関係が生まれる
貯蓄・投資バランスでわかる貯蓄と貿易黒字の関係
国際収支会計と、日本や中国がアメリカ国債をたくさん買う理由
グローバル・インバランスと世界同時金融危機の関係
物価から考える為替レート
金利から考える為替レート
マンデル・フレミング・モデルと、財政政策が効かないわけ
不可能なトライアングルとユーロ危機
グローバリゼーションが平和をもたらす

第5章 もう代案はありません

成長戦略が何もないのが一番の成長戦略
税制を抜本改正してがんばる人に報いる
税金は消費税(付加価値税)を中心にする
所得税も法人税も消費税もフラット10%
年金は清算して一度廃止する
解雇自由化で労働市場を効率的にする
日本には株主資本主義こそが必要
関税すべてゼロ、農業補助金ゼロ、農業の完全自由化を
道州制にして日本にシンガポールをたくさんつくる
教育バウチャー制度の導入で学校に競争原理を導入する
移民政策は大学と企業を入り口にする
自由市場経済を尊重する小さな政府

参考文献

おわりに 資本主義を資本家から守る

謝辞

索引




著者

藤沢 数希(ふじさわ・かずき)
欧米の研究機関にて、計算科学、理論物理学の分野で博士号を取得。科学者として多数の学術論文を世界的なジャーナルに発表する。その後、外資系投資銀行に転身し、経済動向の予測、リスク管理、トレーディングなどに従事している。おもな著書に『なぜ投資のプロはサルに負けるのか?』(ダイヤモンド社)がある。言論サイト「アゴラ」のレギュラー執筆陣のひとり。

主催するブログ「金融日記」は月間100万ページビュー 。
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ツイッターのフォロワーは6万人に及ぶ。
@kazu_fujisawa
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