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IoTは日本企業への警告である

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IoTは日本企業への警告である

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 齋藤ウィリアム浩幸 著
  • 定価:1760円(本体1600円+税10%)
  • 発行年月:2015年11月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:192
  • ISBN:978-4-478-06745-1

内容紹介

増殖するIoTの時代、本当に恐ろしいことは何か? IoTで個人や社会はどう変わるのか? 人々のプライバシーは? 日本企業の最大のリスクは? ダボス会議をはじめ、サイバー・セキュリティ分野で世界から注目される第一人者がわかりやすく解説する。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

プロローグ 日本の最大のチャンスにして、最大のリスク

第1章 IоTとは何か

    ── あなたの身近なものでIoTを定義する

世界初のIoTデバイス
スマートフォンは、IоTの先駆けである
「スマート」の真価
コダックはなぜ消えたのか
チャンスの変容

第2章 IоTはすでにここまで増殖している

航空機エンジンはセンサーの塊
自動運転は普及するのか、という愚問
リスクをとらないマインドセットを転換しよう
無限の可能性に思いをめぐらす
3Dプリンティングが革命を引き起こす
IоT時代に必要な発想の転換
「アトム」と「エレクトロン」を自在に行き来する
リアルタイムと「N対N」が持つ破壊力
IоTが一気に花開くとき
IоTの光と影

第3章 セキュリティ暗黒地帯からの脱却

IoTは「IoST」であるべきだ
脅威の進化「ABCD」
USBメモリの罠
スマートフォンが狙われている
なぜ、PDFファイルに変換するのか?
セキュリティの三角形
ハッキングのリスクを克服せよ
リスクの正体を知る
その個人情報は必要ですか?

第4章 今、IоTに必要な「セキュリティの十戒」

セキュリティのプリンシプルを理解する
機密性は守られているか コンフィデンシャリティ ─ Confidentiality
その情報は正確で完全か インテグリティ ─ Integrity
いつでも途切れることなくアクセスできるか アベイラビリティ ─ Availability
アクセス権限はあるか オーセンティケーション ─ Authentication
誰にどこまで許可を与えるのか オーソライゼーション ─ Authorization
そのログで責任は果たせるか アカウンタビリティ ─ Accountability
後から否認されるおそれはないか ノンリピュディエーション ─ Non Repudiation
本当に守るべき情報は何か プライバシー ─ Privacy
多様性こそが力になる ダイバーシティ ─ Diversity
したたかに、しなやかに立ち上がる レジリエンス ─ Resilience

第5章 日本企業のチャンスはどこにあるか

変わるのか、飲み込まれるのか
機械に仕事が奪われる
ピボットで環境変化に適応する
パーツづくりからの脱却
ソフトウエアが勝負を分ける
プラットフォームで発想する
オープンイノベーションへのチャレンジ
デザイン・イン・ジャパンに転換する
「チーム」をつくる
ビジネスモデルの変容
IoT時代のコミュニケーション
ビッグデータの干し草の山から金の針を見つける
「ダメ出し」よりも「できること」を考える
もう一度セキュリティで世界を牽引する

第6章 IоT時代の日本のリーダーシップへの警告

CEOがセキュリティで知っておきたいこと
セキュリティに「完璧」はない
「PDCA」の回転を上げる
日本人の頑固さは成功の副作用なのか
組織の力は顧客のためにだけ存在する

おわりに





著者

齋藤ウィリアム浩幸(さいとう・うぃりあむ・ひろゆき)
内閣府本府参与
1971年ロサンゼルス生まれ日系2世の起業家。ベンチャー支援コンサルタント、暗号・生体認証技術の専門家。指紋認証などの生体認証暗号システムを開発し、160社以上の企業とライセンス契約を締結。2004年に会社をマイクロソフトに売却後、2005年に拠点を東京に移して、株式会社インテカーを設立。日本再生に必要なリーダーシップやチームづくりを訴え、スタートアップ企業の育成を手助けするとともに、世界各国の政府機関への協力、企業研修、政策提言など幅広く活躍している。2011年、世界経済フォーラムから「ヤング・グローバル・リーダー」、および「グローバル・アジェンダ・カウンシル」のメンバーに選出される。2013年12月、内閣府本府参与に就任。2015年6月からパロアルトネットワークス株式会社副会長。

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