グローバルリーダーのための「トランジション・マネジメント」
海外駐在で成功するための条件
グローバルリーダーのための「トランジション・マネジメント」
海外駐在で成功するための条件
書籍情報
- 馬場久美子 著
- 定価:1540円(本体1400円+税10%)
- 発行年月:2019年04月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:374
- ISBN:978-4-478-10734-8
内容紹介
海外で仕事をする。海外の人たちと仕事をする。
そんな機会が、仕事をする多くの人々の身近に巡ってくる時代です。グローバルリーダーとして成功するカギとは、いったいどのようなものか。15カ国100人以上の海外で働くリーダーをコーチしてきた経験から、グローバルキャリアを身に着けるヒントをお伝えします。
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目次
はじめに
Chapter1 グローバルリーダーとして成功するには
1 グローバルリーダーは、みなトランジションの旅路を歩む
2 あるひとつのトランジション・ストーリー
3 トランジションとは何か
4 グローバルリーダーとトランジション
5 トランジションは飛躍の好機である
Chapter2 トランジションを支える「2つの対話」
1 「自分との対話」を作り出す
2 海外駐在経験者100%が「あってよかった」と思ったものとは何か
【コラム】海外駐在経験者へのインタビューより
3 「可能性を追求」するための武器
4 いくつの「違い」がそこにあるのか
5 トランジションのプロセスで求められる「対話」とは何か
Chapter3 あなたの「対話」を効果的にする赴任前の取り組み
1 自分自身と出会い直す
2 「潜在的な違い」に気づく
【コラム】リーダーに期待すること 〜国別の違い
3 自分自身を「たな卸し」する
4 自分自身を「外側に出す」
Chapter4 トランジションの旅路を歩む
Phase1 ユーフォリア期(赴任後すぐ〜2か月ほど)
1 現地スタッフが、あなたから聞きたがっている唯一のこと
2 違和感を「申し送り」しよう
Phase2 カルチャーショック期/回復期(赴任後1か月〜6か月ほど)
1 サポート環境を築く
2 自分自身のストレス傾向を知る
【コラム】グローバル人事の視点から 〜住友電気工業 太田垣宏さんに聞く〜
Phase3 適応期(赴任後6か月ほど〜)
あなたが現地に「適応する」とはどういうことか?
(1)「1対1」
1 「ラべリング」を脇に置き、個と個の関係を築く
2 「1対1」で何を話すのか
3 コーチングへの抵抗
4 あなたのコーチングの質を高めるもの
5 「ゴール」に向けた対話
6 「手放す」ことを支援する
(2)「フィードバック」
1 「フィードバック」で軌道修正をはかる
2 「フィードバック・リテラシー」を高める
3 組織にフィードバックを循環させる
(3)「イグノランス」
1 可能性を探求するエンジン
2 「イグノランス」を見出すセンサーを磨く
3 「好奇心」を高めるために身に着けたいひとつの習慣
【コラム】誰がグローバルリーダーなのか?
Phase4 逆カルチャーショック期(帰任後すぐ〜12か月ほど)
1 予想外の落とし穴
2 葛藤を乗り越える対話
3 再び物語を描き直す
Chapter5 トランジション期の成功とは何か
1 「信頼関係マップ」を作ってみる
2 「世界観」の変化を得ることができるかどうか
おわりに
著者
馬場久美子(ばば・くみこ)
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、大手求人広告会社へ入社。主にIT企業を対象に、キャリア採用を通じた企業成長を支援する。その後、コーチ・エィに移り、エグゼクティブ・コーチとして活躍。香港に駐在し、拠点長を務めるなど、自らもグローバルリーダーとしての経験を積む。海外赴任前、赴任中のコーチング実績も多数。国際コーチ連盟プロフェッショナル認定コーチ。2019年4月より独立。
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