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企業価値評価 第7版[上]

バリュエーションの理論と実践

  • 紙版
  • 電子版

企業価値評価 第7版[上]

バリュエーションの理論と実践

書籍情報

  • 紙版
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  • マッキンゼー・アンド・カンパニー 著/ティム・コラー 著/マーク・フーカート 著/デイビット・ウェッセルズ 著/マッキンゼー・コーポレート・ファイナンス・グループ 訳
  • 定価:4950円(本体4500円+税10%)
  • 発行年月:2022年01月
  • 判型/造本:A5上
  • 頁数:624
  • ISBN:9784478112878

内容紹介

累計80万部のロングセラー 5年ぶりの最新版!

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

訳者まえがき

第 I 部 原理編

第1章 なぜ企業価値か? Why Value Value?

1 株主価値を創造するとは
2 根強い短期志向
3 株主資本主義ですべては解決できない
4 ステークホルダーの利害は一致させられるか? 
5 価値創造を忘れることの危険性
6 本書について

第2章 ファイナンスの要点 Finance in a Nutshell

1 リリー・ドレス社の創業期
2 新業態への挑戦
3 ROIC最大化に努めるべきか? 
4 株式公開の準備
5 事業拡大と経営管理
6 教訓

第3章 価値創造の基本原則 Fundamental Principles of Value Creation

1 成長率、ROIC、キャッシュフローの関係
2 価値創造におけるROICと成長率のバランス
3 実例
4 経営に対する意味合い
5 ROICと規模を包含したエコノミック・プロフィット
6 企業価値不変の法則
7 価値創造の数理

第4章 リスクと資本コスト Risk and the Cost of Capital

1 資本コストは機会費用である
2 企業は資本コストをほとんどコントロールできない
3 より適切な予測を実施する
4 引き受けるべきキャッシュフロー・リスクの決定
5 ヘッジすべきリスクのタイプを判断する

第5章 株式市場の魔力 The Alchemy of Stock Market Performance

1 なぜ投資家の期待には際限がないのか
2 期待との際限なき闘いの実例
3 TSRの要因分解
4 株主からの期待を理解する
5 経営への意味合い

第6章 ESGおよびデジタル施策の評価 Valuation of ESG and Digital Initiatives

1 共通の枠組み
2 環境・社会・ガバナンス(ESG)における課題
3 デジタル施策

第7章 市場はすべて織り込み済み The Stock Market Is Smarter Than You Think

1 市場とファンダメンタルズ:市場のモデル化
2 市場とファンダメンタルズ:実証
3 利益に関する誤解
4 業績管理に関する誤解
5 多角化に関する誤解
6 企業規模に関する誤解
7 市場のメカニズムに関する誤解
8 価値の分配に関する誤解

第8章 投下資産収益率(ROIC) Return On Invested Capital

1 ROICを高めるドライバー
2 競争優位性
3 ROICの持続性
4 ROICに関する実証的分析

第9章 成長とは何か Growth

1 売上成長のドライバー
2 成長と企業価値創造
3 なぜ成長を持続させるのは難しいのか
4 企業の成長に関する実証研究

第 II 部 実践編

第10章 企業価値評価のフレームワーク Frameworks for Valuation

1 エンタプライズDCF法
2 エコノミック・プロフィット法
3 APV(修正現在価値)法
4 資本キャッシュフロー法
5 エクイティ・キャッシュフロー法
6 DCF法を用いたその他のアプローチ
7 その他の企業価値評価手法

第11章 財務諸表の組み替え Reorganizing the Financial Statements

1 財務諸表の組み替え:基本的な概念
2 財務諸表の組み替え:実践編
3 専門的なテーマ

第12章 業績の分析 Analyzing Performance

1 投下資産収益率(ROIC)の分析
2 売上高成長率の分析
3 信用力と資本構成

第13章 将来の業績予測 Forecasting Performance

1 予測する期間と詳細さを決める
2 優れたモデルの構成
3 将来予測の仕組み
4 予測に関するより発展的な論点

第14章 継続価値の算定 Estimating Continuing Value

1 DCF法での継続価値算定式
2 エコノミック・プロフィット法での継続価値算定式
3 継続価値に関する誤解
4 陥りやすい誤り
5 継続価値に関する、その他のアプローチ

第15章 資本コストの推定 Estimating the Cost of Capital

1 WACCの算出
2 株主資本コスト
3 税引後有利子負債コストの推計
4 目標とする資本構成を推定しWACCを算出
5 複雑な資本構成におけるWACCの推定

第16章 企業価値から1株当たりの価値へ Moving from Enterprise Value to Value per Share

1 価値評価における積み上げプロセス
2 非事業用資産の評価
3 有利子負債の評価
4 有利子負債同等物の評価
5 ハイブリッド証券と非支配持分の評価
6 1株当たり価値の算定

第17章 算定結果の分析 Analyzing the Results

1 モデルの検証
2 感度分析
3 シナリオの作成
4 企業価値評価の妙味

第18章 マルチプル法の活用と注意点 Using Multiples

1 複数事業を有する企業はサム・オブ・ザ・パーツ法で評価する
2 マルチプル法では将来の利益予測値を用いる
3 企業価値を調整後のEBITAかNOPATで割ったマルチプルを用いる
4 非事業用資産の取り扱い
5 適切な類似企業グループを選ぶ
6 代替マルチプル

第19章 事業単位ごとの企業価値評価 Valuation by Parts

1 事業単位ごとの企業価値評価手順
2 事業部門ごとに財務諸表を作成
3 資本コスト
4 同業他社のマルチプルに基づいた企業価値の検証

資料編

参考資料A エコノミック・プロフィットとキャッシュフローの割引後の等価性
参考資料B フリー・キャッシュフロー、WACC、APVの導出
参考資料C 株主資本コストの算出
参考資料D レバレッジとPER
参考資料E 資本構成の諸問題
参考資料F マーケット・リスクプレミアム算定上の問題
参考資料G グローバル、インターナショナル、ローカルのCAPM
参考資料H コストコの企業価値評価
参考資料I 継続価値の2段階計算式

索引





著者紹介

マッキンゼー・アンド・カンパニー(McKinsey & Company, Inc.)
世界のリーディングカンパニーをはじめ行政や非政府組織など幅広いクライアントに対し、最も重要なゴールに向かって価値創造につながる改革を支援するコンサルティングファーム。67カ国130超の都市にオフィスを有し、戦略・財務・運営・組織・技術・マーケティング・営業・リスク管理等に関するアドバイスを提供している。1971年にアジア初の拠点として東京オフィスを開設し、2021年に50周年を迎えた。

ティム・コラー(Tim Koller)
マッキンゼー スタンフォード支社のパートナー。35年間にわたり企業戦略、資本市場、M&A、企業価値創造型経営について、世界のクライアントにアドバイスを行ってきた。コーポレート・パフォーマンス・センターのリーダーであり、グローバルのコーポレート・ファイナンス研究グループにおけるリーダーの1人。また、企業価値評価と資本市場に関する調査研究を率いる。シカゴ大学ビジネススクール修士課程修了(MBA)。

マーク・フーカート(Marc Goedhart)
マッキンゼー アムステルダム支社のシニア・エキスパート。25年超にわたり、事業ポートフォリオ再構築や資本市場、M&A等について欧州全土のクライアントにアドバイスを行ってきた。欧州のコーポレート・パフォーマンス・センターのリーダーも務める。ロッテルダム・エラスムス大学にてファイナンスの博士号取得。同大教授としてファイナンスの教鞭も執る。

デイビッド・ウェッセルズ(David Wessels)
マッキンゼーを経て、ペンシルベニア大学ウォートンスクール(経営学大学院)准教授(ファイナンス)兼エグゼクティブ教育グループ・ディレクター。ブルームバーグ ビジネスウィーク誌にてトップ・ビジネススクール教官の1人に選ばれたこともある。カリフォルニア大学ロサンゼルス校にて博士号取得。

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