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レゴ

競争にも模倣にも負けない世界一ブランドの育て方

  • 紙版
  • 電子版

レゴ

競争にも模倣にも負けない世界一ブランドの育て方

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 蛯谷 敏 著
  • 定価:1980円(本体1800円+税10%)
  • 発行年月:2021年11月
  • 判型/造本:46並
  • 頁数:376
  • ISBN:9784478114575

内容紹介

グーグル、トヨタにも影響を与えるレゴ。2度の経営危機を脱し、現在ではGAFAをしのぐ超効率経営へと生まれ変わった。世界一のブランド力を生かし、子ども向けブロック玩具から、教育やビジネスにも利用シーンが広がっている。価格競争や技術競争に陥らず、クリエイティビティでライバルと違いを打ち出すには!

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

序章 レゴブロック その知られざる影響力

グーグルやトヨタにも影響
アイデアを形にする以上の価値
正解は一つではない
90年近い歴史を誇る非上場企業
売上規模は10年で約3倍に
あなたが辞めたら、会社は何を失うか
人間が汎用品になる
自分の価値を問い直す
2度目の危機を越えて
レゴと日本の不思議なつながり

第1章 GAFAをしのぐ効率経営 ── 価値を生み続ける4つの条件

コロナ禍でも最高益
圧倒的な経営効率に磨き
危機からのV字回復
強さ① 強みに集中する 大胆に絞り込んだビジネスモデル
強さ② 継続的にヒットを生む 打率を高める製品開発の仕組み
強さ③ 強固なコミュニティを生かす ファンの知恵からヒットを開拓
強さ④ 明確な存在意義 企業の「軸」を社内外に伝え続ける
価値を生み続けるための4条件

第2章 誰も、レゴで遊ばない ── イノベーションのジレンマに沈む

木工玩具から始まったレゴの歴史
子供たちが自分で遊び方を考える
遊びの自由度が受けた
プレイテーマという世界観を売る
特許切れで直面した危機
テレビゲームに子供を奪われる
ブロックだけでは関心は引けない
いずれ子供たちは戻ってくる

第3章 「レゴスター・ウォーズ」の功罪 ── 脱ブロックで失った競争力

最難関の課題、後継者指名
内部昇格か、外部招聘か
危機が社内に伝わっていない
再建請負人を招聘
ブロックの価値は風前の灯火
アパレルからキャンプ用品まで
「レゴスター・ウォーズ」誕生
レゴではないレゴを開発せよ
改革がもたらした功罪
「私の知っているレゴではない」
すべて自前でできるわけがない
改革の順番を誤った
「レゴが身売りを検討している」

第4章 革新は制約から生まれる ── 崖っぷちからの再建

教員免許を持つ元マッキンゼー
あと数年でレゴは破綻する
こんな若者に再建が可能なのか
生き残ることを優先する
全社員の3分の1を削減
再建の期限を明確に決める
レゴブロックはピアノの楽譜
ブロックの開発と製造以外はやらない
子供はストーリーに魅せられる
開発期間が短くても良い製品は作れる
ヒット作が続く仕組みを構築
「レゴムービー」の隠された狙い
「レゴスーパーマリオ」大ヒットの理由
小さな改善もイノベーション
過去の知見を蓄積する
デザイナーの意識を変革
制約があるからアイデアが生きる
サプライチェーンの刷新に着手
ツギハギだらけのシステムを捨てる
ようやく理念の再定義に着手

○インタビュー ヨアン・ヴィー・クヌッドストープ(レゴ・ブランド・グループ会長)
 変化に備えるために存在意義を問い直す

第5章 ヒットのタネはファンが知っている ── 日本人起業家と創った「レゴアイデア」

海洋のすばらしさを表現したい
世界のレゴファンから反響
ファンの知恵も価値である
誰もがデザイナーになれる時代
イノベーション・マトリクスの欠点
パソコン上で好きなレゴを組み立てる
アイデアが事業として広がらない
日本人起業家との出会い
ユーザーの共感を集める仕組み
課題は何か、すぐに分かった
「レゴマインクラフト」を掘り当てる
ファンとの共創が生んだ「レゴマインドストーム」
ソフトを改良してもいい権利を付与
製品開発にファンを招待する
世界の有名建築をレゴ作品に
突き抜けたユーザーを育む
ファンコミュニティの頂点に立つ日本人
組み合わせが競争の主戦場に
リードユーザーの育成から始める

○インタビュー エリック・フォンヒッペル(米ハーバード大学経営大学院教授、米マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院教授)
 レゴはまだユーザーイノベーションへの覚悟が足りない

第6章 AI時代のスキルを育む ── 遊びを通じて学ぶ創造的思考

MITメディアラボの名物教授と出会う
教えるのではなく、自ら学ぶ道具を与える
レゴとの共同研究から生まれた成果
組み立てで養われる創造的思考力
作り手が夢中になる状態に導く
人間の創造的思考を解き放つ
プログラミング言語「クスラッチ」開発
プログラミング教材のスタンダードに

○インタビュー ミッチェル・レズニック(米マサチューセッツ工科大学メディアラボ教授)
 レゴを使えば、創造的思考の奥行きが増す

第7章 企業の戦略策定にもレゴ ── 経営危機が生んだ「レゴシリアスプレイ」

概念やアイデアを形にする
組織の従うべき規律を探る
戦略策定とは判断基準を定めること
答えは既に自分の中にある
危機から生まれた「レゴシリアスプレイ」

○インタビュー ロバート・ラスムセン(「レゴシリアスプレイ」マスタートレーナー協会共同代表)
 レゴは大人の創造力を解放する

第8章 会社の存在意義を問い続ける ── サステナビリティ経営の要諦

風力発電所に出資した狙い
サステナビリティへの投資を加速
ブロックの脱プラスチックを表明
前代未聞のプロジェクト
再生可能素材から生まれた植物のレゴ
会社のベクトルを示す共通の物差し
社員にオーナーシップを持たせる
所属意識の喪失に課題
コミュニティをつくって巻き込む
存在意義を繰り返し説く

第9章 危機、再び ── 終わらない試行錯誤

子供たちの楽しい楽園
13年ぶり減収減益の衝撃
成長の過程で生まれたひずみ
一度、リセットボタンを押す
「レゴを称賛する時代は終わった」
新CEOが8カ月で退任
大企業の動かし方を熟知した人物
反転攻勢の体制を整えた
成長エンジン、中国市場に張る
レゴを体験できる直営店を増やす
デジタルで狙う新しい遊びの体験
イノベーションの殻を破り続けられるか

○インタビュー ニールス・クリスチャンセン(レゴグループCEO)
 遊びながら学ぶ企業文化を創り続ける

解説 価値を生み続ける会社の条件 佐宗邦威(BIOTOPE 代表)

企業に問われる存在意義
正解が分からない時代の起点
働く人の意識が大きく変わった
生産する組織から創造する組織へ
「根っこ」を掘り出していく
AI時代の人の価値とは

付録 潜入! レゴ工場 ── 超効率経営の心臓部

新製品はブロックの組み合わせを変えるだけ
1時間で400万個を生産
800台の成形機で製造
巨大な倉庫でブロックを管理

あとがき

レゴ年表

参考文献





著者

蛯谷敏(えびたに・さとし)
ビジネス・ノンフィクションライター/編集者
2000年日経BP入社。2006年から『日経ビジネス』の記者・編集者として活動。2012年に日経ビジネスDigital編集長、2014年に日経ビジネスロンドン支局長。2018年7月にリンクトイン入社。現在はシニア・マネージング・エディターとして、ビジネスSNS「LinkedIn」の日本市場におけるコンテンツ統括責任者を務める。これからの働き方、新しい仕事のつくり方、社会課題の解決などをテーマに取材を続けている。著書に『爆速経営 新生ヤフーの500日』(日経BP)、『突き抜けるまで問い続けろ 巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡』(ダイヤモンド社)。「レゴシリアスプレイ」認定ファシリテーター。

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