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ぼくらは嘘でつながっている。

元NHKディレクターの作家が明かす人間関係の悩みが消えるシンプルな思考法

  • 紙版
  • 電子版

ぼくらは嘘でつながっている。

元NHKディレクターの作家が明かす人間関係の悩みが消えるシンプルな思考法

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 浅生鴨 著
  • 定価:1650円(本体1500円+税10%)
  • 発行年月:2022年09月
  • 判型/造本:46並
  • 頁数:240
  • ISBN:9784478116753

内容紹介

相手の嘘を暴いたり、自分の正しさを押し付けてもいいことはない。嘘の功罪を知り尽くした元NHK制作局デイレクターの作家が、嘘の正体を明らかにして、「信じたい嘘」を共有することで幸せな人間関係を築く方法を伝える。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに 僕は嘘のプロである

人を騙してカネを手に入れます
嘘をつく仕事ばかり転々としてきました
最後のサラリーマン生活は「嘘の許されない仕事」だった
デマとフェイクと「盛り」と陰謀論とエビデンスの時代
「嘘との付き合い方」が人生を決める

第1章 この世に「事実」は存在しない

「嘘をついてはいけない」という嘘
嘘がすべて悪ならば作家の仕事は成り立たない
「ごっこ遊び」が楽しかったなら
みんな毎日嘘をつく
嘘の定義を辞書で引く
「事実」などない
「真実」は人の数だけある
世界は嘘でできている
「言葉」はすべて嘘である
「感覚」も「感情」も嘘である
ニュースにも嘘は混じる
「当事者」なんて信用できない
フェイクニュースや陰謀論が絶えない理由
報道における「裏取り」とは「共犯作り」である
自分の感覚すら信用できない
嘘は流通する
自分に嘘をついて起きること
「世界の受け止め方」を変える手っ取り早い方法

コラム 俺の嘘体験① ヒカリノウオ

第2章 人はなぜ嘘をつくのか?

嘘にはこんなに「種類」がある
「悪意」と「実害」で嘘を分類する
「経歴詐称」で誰が実害を被るのか?
嘘ではないはずの悪質な嘘
「利益の種類」で嘘を分類する
「相手」で嘘を分類する
「嘘の度合い」を分類する
「相手との距離」で嘘を分類する
誰もが喜んで騙される嘘がある
人間が嘘をつく根源的な目的
ぼくらは嘘を使って生き延びる

コラム 俺の嘘体験② ルーズボール

第3章 嘘とどう付き合うべきか?

嘘が社会を安定させる
「歴史」も大いに嘘でできている
嘘がどれだけ高度な知的作業か
「嘘の見破り方」は嘘である
たった「一文字」から嘘を見抜く
嘘を見破るのは「暴力」である
嘘が「寛容さ」の表れになるとき
あなたもわたしも嘘つきだと思っておく
「信じたい嘘」は希望になる
「嘘をつく技術」を一つだけ
いや、もう一つだけ
お金が絡むと嘘は悲劇になる
人間関係とは「嘘を共有する」こと
「言いわけ」の秘術

コラム 俺の嘘体験③ 新聞販売所

第4章 もしもこの世に嘘がなければ

小説 僕たちはみんな本当のことしか言えなかった
伝えたい情報だけを的確に伝える方法
嘘なしに「本当のこと」は言えない
みんな「小説家」である
嘘は強力な道具である
嘘の中に事実はないが、真実がある
現実を変えるために小説を書く
ぼくらは嘘でつながっている

コラム 俺の嘘体験④ おかわり

おわりに 最後に一つ、嘘をつきますよ。

参考文献/資料





著者

浅生鴨(あそう・かも)
1971年兵庫県生まれ。作家、プランナー。出版社「ネコノス」創業者。早稲田大学第二文学部除籍。
中学時代から1日1冊の読書を社会人になるまで続ける。ゲーム、音楽、イベント運営、IT、音響照明、映像制作、デザイン、広告など多業界を渡り歩く。31歳の時、乗っていたバイクが大型トラックと接触。三次救急患者として病院に運ばれ10日間意識不明で生死をさまよう大事故に遭うが、一命を取りとめる。「死にそうになるのは淋しかったから、生きている間は楽しく過ごしたい」と話す。
リハビリを経てNHKに入局。制作局のディレクターとして「週刊こどもニュース」「ハートネットTV」「NHKスペシャル」など、福祉・報道系の番組制作に多数携わる。広報局に異動し、2009年に開設したツイッター「@NHK_PR」が公式アカウントらしからぬ「ユルい」ツイートで人気を呼び、60万人以上のフォロワーを集め「中の人1号」として話題になる。2013年に初の短編小説「エビくん」を「群像」で発表。2014年NHKを退職。現在は執筆活動を中心に自社での出版・同人誌制作、広告やテレビ番組の企画・制作・演出などを手がける。著書に『伴走者』(講談社)、『アグニオン』(新潮社)、『だから僕は、ググらない。』(大和出版)、『どこでもない場所』『すべては一度きり』(以上、左右社)など多数。
元ラグビー選手。福島の山を保有。声優としてドラマに参加。満席の日本青年館でライブ経験あり。キューバへ訪れた際にスパイ容疑をかけられ拘束。一時期油田を所有していた。座間から都内まで10時間近く徒歩で移動し打ち合わせに遅刻。筒井康隆と岡崎体育とえび満月がわりと好き。2021年10月から短編小説を週に2本「note」で発表する狂気の連載を続ける。

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