• twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ジョンズ・ホプキンス大学児童精神科医が教える 育児の本質

  • 紙版

ジョンズ・ホプキンス大学児童精神科医が教える 育児の本質

書籍情報

  • 紙版
  • チ・ナヨン 著/李 明華 訳
  • 定価:1980円(本体1800円+税10%)
  • 発行年月:2025年09月 [予約受付中]
  • 判型/造本:46上
  • 頁数:256
  • ISBN:9784478121474

内容紹介

「子育てに疲れる」「子どもの将来に不安を感じる」「子どもを愛するよりも完璧な親になることを優先してしまう」「間違っているとわかっているのに、他の家族に合わせてしまう」など、育児の悩みを根本から解決! 20年以上親子と向き合ってきた医師による医療現場の専門的な知識をもとにした育児療法

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

プロローグ 子育てで本当に大切なことは何か

子どものためにまず変えるべきは親の考え
子育てで重視するのは子どもより親

Part1 「育児の本質」の基本原則

育児で一番大切な最初の質問:私は誰なのか
 子どもよりも、まずは自分自身に目を向ける
 あなたはどんな人生を生きたいのか
 育児とは、子どもと一緒に成長すること
 子どもから見て、幸せな大人になっているか
 まとめ 自分を見つめる

育児の最終目的地
 子どもが自分の船を出せるまで
 子どもは未来からやって来た人
 世界に進出する子どもたち
 不安だからと、このまま進んでいいのか?
 「これが現実!」で片付けない
 まとめ 子どもを見つめる

育児の基本原則 ── 炊飯療法
 基本原則を守っているか
 子どもの持ち味を活かせているか
 子どもが潜在力を発揮するとき
 まとめ 子どもの潜在力を見つける

子どもの才能の見つけ方
 思った以上に多様な知能の世界
 魚に向かって「木にを登れ」と言う親たち
 楽しい時間を過ごせる機会を増やす
 トレーナーではなく、サポーターに
 まとめ 子どもを理解する

子どもの自尊感情を育てる親からのメッセージ
 無条件の愛と絶対的存在価値を伝える
 愛と肯定のメッセージ:20秒ハグ療法
 子どもに自然に共感する
 まとめ 子どもの自尊感情を高める

短所を克服して自尊感情を高める方法
 短所が短所ではなくなるには
 自分の中の信念が現実を変える
 一番大事なのは自分自身に対する信念
 まとめ 子どもと一緒に短所を克服する

繊細な子どもの自尊感情を高める方法
 どんな性格にも長所と短所がある
 人が自分にどう接するかは自分自身が決める
 まとめ 繊細な子どもの自尊感情を高める

価値を教えれば、どんな状況でも子どもはすぐに立ち上がれる
 子どもに絶対に教えたい4つの価値
 任された役割をやり遂げる子ども ── 信頼性と責任感
 より大きな人になる貢献と思いやり
 前向きな心構えは子どもの一生を支える
 親が模範を示す
 まとめ 4つの価値を教える

Part2 子どもを動かす力を知る

競争より強い原動力を引き出す
 子どもを動かす力 内発的動機づけ vs 外発的動機づけ
 内発的動機づけが強いと、なぜいいのか?
 成功した人たちが口をそろえる最高の原動力
 人生100年時代に「意味」がもたらす力
 まとめ 内発的動機づけを見つける

外発的動機づけの落とし穴
 外発的動機づけは内発的動機づけを弱める
 報奨を与えると、勉強は仕事になる?
 外発的動機づけだけでは誰も変えられない
 まとめ 外発的動機づけと内発的動機づけを一緒に利用する

未来が求める人材に育っているか
 21世紀に本当に必要な才能「4つのC」
 未来の人材像に逆行する教育文化
 思いきり遊ばせる
 まとめ よく遊ぶ子ども、幸せな子ども

遊びも勉強も面白くなくてはならない
 子どもを主導的に遊ばせるプライドスキル:P. R. I. D. E
 勉強も面白いからこそできる
 読書を遊びにする
 まとめ 子ども主導の相互作用プライドスキルを実践する

失敗を恐れない子どもに育てる方法
 少し失敗しただけで「現世での人生は終わった」と言う子どもたち
 転ばないと起き方を学べない
 失敗のすすめ
 ひと口サイズの失敗
 失敗を通して成長する子どもに
 まとめ 失敗を恐れない子ども

感謝を学んだ子どもは挫折に負けない
 子どもがつらいときは、思考の回路を変える
 ポジティブな人とネガティブな人の違い
 成功者たちの感謝する習慣
 世の中に当たり前のことはない
 家族全員で行なう感謝療法
 長所にフォーカスする練習
 まとめ 感謝療法をやってみる

Part3 幼いころにやるべきこと

子どもの行動を正すルールづくり
 子どもにはルールが必要
 1回で上手にできる子どもはいない
 ルールは傾聴と話し合いで決める
 まとめ 子どもと一緒にルールづくり

子どもを過度な熱中から守る方法
 子どもがゲームやスマートフォンに夢中になる理由
 もっと面白いことを見つける機会を作る
 放任ではなく、放牧せよ
 自己認識力から自己調整力を育む
 まとめ ゲームとスマートフォンの過度な使用を予防する

自己調整力を育てる
 自ら調整力を感じて初めて安定する
 親に自己調整力はありますか?
 自己調整力をつける基本
 まとめ 自己調整力を育てる

自己調整力を身につける実践教育法
 家の中に平和のコーナーを作る
 自己調整力を養う呼吸法
 不安な感情をコントロールする療法
 まとめ 子どもと呼吸の練習をする

一生続く習慣、ルーティンを作る
 親と子が一緒に取り組むルーティンづくり
 自由な家庭にもルーティンは必要
 まとめ 親子一緒にルーティンを作る

Part4 子どもをありのままに受け止める親の心構え

子どもは一人ひとり違って特別な存在
 子どもはみんな違って当然
 誰にでもエラーがある
 何でもできるよりも強みに集中する
 特別な子に接する親の姿勢
 まとめ 家族のことを知る

メンタルの強い子に育てる親の姿勢
 親に忍耐力は必須
 子どもにどうフィードバックを伝えるのか
 まとめ メンタルの強い子にする

幸せな親、幸せな子ども
 みんなが勝てなくても、成長することはできる
 入試制度より先に変えるべきこと
 まとめ 親と子ども、一緒に幸せになる

エピローグ 子どもと自分のために勇気を出して





著者

チ・ナヨン
大邱カトリック大学医学部を卒業後、米国医師国家試験にトップの成績で合格。ハーバード大学精神神経画像研究所を経て、ノースカロライナ大学医学部精神科レジデント、児童精神科フェロー課程を履修。その後、ジョンズ・ホプキンス大学医学部傘下のケネディークリガー研究所で児童精神科教授として16年間在職した。出世街道をひた走っていた最中に判明した難病の自律神経障害と慢性疲労症候群にも屈することなく、注意欠陥多動性障害(ADHD)の特性を強みに医師と教授を兼任している。本書では、人生を自ら切り拓く内面の強い子どもに育てる「育児療法」について紹介する。懸命に子どもを育てているのになぜ不安になるのか、方向性が違うと知りながらなぜ他の人と同じことをしようとするのか、子育ての苦労がなぜ報われないのか、韓国の親たちの育児の悩みを根本から解決する明快で簡単な実践方法を盛り込んだ。韓国では、10万部を超えるベストセラーとなる。


訳者

李明華(イ・ミョンファ)
翻訳家、日韓会議通訳者。フェリス女学院大学卒業。韓国外国語大学通訳翻訳大学院修士課程(韓日科・国際会議通訳専攻)修了。訳書に『私はすべて自分で決める。』(ダイヤモンド社)、『雲が描いた月明り』シリーズ(新書館)、『韓国版ドラマ「花より男子」公式フォトブック』(集英社クリエイティブ)などがある。

プリント版書籍は下記のストアでご購入いただけます。
  • Amazon で購入
  • e-hon で購入
  • HMV&BOOKS online で購入
  • 紀伊国屋BookWeb で購入
  • セブンネットショッピング で購入
  • TSUTAYAオンラインショッピング で購入
  • BOOKFAN で購入
  • Honya Club で購入
  • ヨドバシカメラ で購入
  • 楽天ブックス で購入

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるためお取り扱いがない場合がございます。)

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加