目次

はじめに

投信の積み立ては、資産形成のために非常に優れた方法
じっくり積み立てを続けることで「世界経済全体の成長の果実を得る」

第１章　つみたてNISAってどんな制度？

１▶つみたてNISAの対象商品「投資信託」の魅力とは
２▶「投資信託」の課題と、つみたてNISA誕生の経緯
３▶つみたてNISAは、どんな仕組み？

第２章　投資をせずに資産を築くのが難しいワケ

１▶昔と今とでは様変わり　預金ではお金はほとんど増やせない！
２▶「保険でお金を貯めて増やす」のは合理的ではない
３▶日本経済は「ゼロ成長」の時代へ
４▶「ゼロ成長時代×世の中の急速な変化」で、給料アップも見込めない
５▶「人的資本」だけでなく「金融資産」の積み上げも重要に

第３章　これだけわかれば怖くない！　資産運用のイロハ

１▶「投資は勝ち負け」の誤解、「投資」と「投機」の違いとは？
２▶「世界経済の成長に投資をする」意味
３▶「世界経済全体に投資する」なら、投信で
４▶「分散」の必要性 ── 「リスク」と「リターン」の関係を知る
５▶何にどれくらい投資すべきか？　資産運用はプランニングが重要
６▶目標利回りを達成するためのポートフォリオは？
７▶投資対象地域の分散の必要性と新興国の位置付け

第４章　最強の資産形成法は「投信の積み立て」だと言えるワケ

１▶「投資に必要な条件」の誤解とは
２▶投資が怖くなくなる「積み立て投資」の仕組み
３▶積み立て投資は買い付け単価を抑え、「量」を増やす方法
４▶一括投資と積み立て投資の実績比較でわかる、積み立ての優位性
５▶外国株投信で「一括投資」と「積み立て投資」を比較する
６▶債券への投資は積み立てのメリットが小さい
７▶運用成績が悪いファンドでも、長期の積み立てなら報われた
８▶10年間投信を積み立てれば、必ずプラスになる!?
９▶積み立て投資は「いますぐ」始めるのが正解

第５章　つみたてNISAのお勧め投信、７本を大公開！

１▶つみたてNISAで投資する投信選びのポイントは「コスト」
２▶インデックスファンドか、アクティブファンドか？
３▶つみたてNISAで買える投信にはどんなものがある？
４▶この通り買えばOK！　つみたてNISA「おすすめ７本」＆ポートフォリオ例
５▶つみたてNISA、どの金融機関で何をどう買うか
６▶つみたてNISAでアクティブファンドを選ぶ際の注意点

第６章　制度の使い分け方＆メンテナンス方法を押さえよう

１▶つみたてNISAと「一般NISA」「iDeCo」をどう使い分けるか
２▶つみたてNISAで運用中のリバランスの考え方

おわりに

誰もが安心して投信積み立てを始められる環境が整った

著者

朝倉智也（あさくら・ともや）
モーニングスター株式会社代表取締役社長
1966年生まれ。1989年慶應義塾大学文学部卒。
銀行、証券会社にて資産運用助言業務に従事した後、95年米国イリノイ大学経営学修士号取得（MBA）。同年、ソフトバンク株式会社財務部にて資金調達・資金運用全般、子会社の設立および上場準備を担当。
98年モーニングスター株式会社設立に参画し、2004年より現職。
第三者投信評価機関の代表として、常に中立的・客観的な投資情報の提供を行い、個人投資家の的確な資産形成に努めるとともに、各上場企業には、戦略的IR（Investor Relations：インベスター・リレーションズ）のサポートも行っている。他にSBIグループ各社の重要な役員を兼任する。
著書に『〈新版〉投資信託選びでいちばん知りたいこと』『一生モノのファイナンス入門』『ETFはこの７本を買いなさい』（以上、ダイヤモンド社）、『ものぐさ投資術』（PHP研究所）などがある。