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思いどおりにならない人生を変える生命科学 すべて本能のせい

科学的に正しい脳との付き合いかた

  • 紙版

思いどおりにならない人生を変える生命科学 すべて本能のせい

科学的に正しい脳との付き合いかた

書籍情報

  • 紙版
  • 高橋 祥子 著
  • 定価:1760円(本体1600円+税10%)
  • 発行年月:2026年09月 [予約受付中]
  • 判型/造本:B6変並
  • 頁数:320
  • ISBN:9784478125410

内容紹介

食べるのをやめられない、空気を読み過ぎてしまう、スマホを手放せない……これは私たちの性格のせいでも意志のせいでもない、人間全員に当てはまる「本能のバグ」だった。生命科学者であり経営者でもある著者が、生命科学的知見から現代に最適化できない脳との付き合いかたを語る今までにない目から鱗の一冊。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

第一章 生きのびるための脳

すべては意志の弱さが原因なのか?
私たちが食べすぎる理由
あらがえない生物学的な仕組み
野生動物に「肥満」は存在しない
遺伝子とのミスマッチ
まず環境を変える
やるべきことがなぜできないのか
「現在バイアス」の正体
スマホやゲームと報酬刺激
脳はすぐ手に入るものが好き
小さなステップに分解する
ネガティビティバイアス
考える前に反応してしまう
できなかった二〇点より、できた八〇点
私たちは「嫌なこと」を忘れられない
生き残るために必要だったこと
ラットも人間も同じ
全部「自分ごと」になる時代
「恐怖」を手懐ける
目の前のことで一日が終わる
サリエンスネットワーク
目立つもの=重要?
私たちは「引きつけ」られている
将来のリスクより眼前のリスク
脳はいまも危険を優先する
直感と距離をおく
三億人以上が「うつ」
原因は脳と身体
終わりのないストレス
意図的に仕組み化する
区切りを明確に
なぜ「同じメニュー」を選んでしまうのか
挑戦を邪魔するバグ
脳の癖を理解する
人間はうまく生きることが苦手になった

第二章 集団で生きるということ

他人の目が気になる
空気による意思決定
真似の科学
承認されたい私たち
恥や罪悪感を覚えるとき
「心が痛い」は身体の痛み
脳が警報を鳴らす
ストレスの影響は遺伝子にも
他人の評価を実感した経験
「同じ地元」が嬉しい理由
オキシトシンの裏の顔
警戒心の正体
「なんとなく好き」の生物学
進化の歴史の正解
ニワトリ実験から分かった衝撃の事実
あらゆることが数字で見える現代
SNSの炎上はモラルの低下か、それとも……
「京大生よ、変人たれ」
嫌われたくないという本能

第三章 なぜ私たちは生きづらいのか

遺伝子を残すためのアルゴリズム
他人と競いたくなる私たち
比べずにはいられない
可視化される評価
テストステロンとセロトニン
クジャクの派手な羽から考える
社会的な生き物
過剰化する「競う・比べる・見せつける」
魅力と若さに惑わされてしまう
化粧の生物学的意味
遺伝子が「匂い」に反応する
動物たちもルッキズム?
自分を過信してしまう心理
勝利で強化される
目に見えない「失敗」
リスクに賭けるスリル
危ない橋を一気に渡りたい欲望
大博打が生存に繫がった
起業家として経験したこと
「他人の目」というご褒美
脳との付き合い方を生命科学から考える
より良い人生にするための知恵
耳が痛い意見を受け入れる
進化がつくった心と身体
私たちは「選ばれたい」
幸せになりたいはずなのに
設計図を理解する

第四章 「わかったつもり」で生きている

世界を省エネで理解してしまう
ストーリーを求める私たち
大量のエネルギーが必要な脳
『サピエンス全史』からわかること
統計よりも物語
ストレスが海馬に影響する
大昔といまの大きなズレ
複雑さを失うことの罠
脳は陰謀論を信じやすい
人間が持つ優れた能力
ひよこも意図を読み取ろうとする
縮めて理解したい
曖昧な情報が妄想を加速させる
都合の良い情報だけ信じてしまう
霊長類に共通する「予測を手放さない」仕組み
フィルターバブル
正常な判断ができない理由
脳が過去にとらわれる
ハトも諦められない?
正しいものだと信じたい生き物
同じ行動を繰り返してしまう
習慣が身につく三つのステップ
人間にとって「自動化」は賢い知恵だった
スマホ依存
わかったつもり
目にすればするほど信じてしまう
サルも自信がない問題は答えない
理解しているという錯覚
フレーミング依存
意味に反応する脳
ヒトもサルも感情で判断する
情報過多の時代を生き抜くために
脳のバグとの付き合い方
速く納得するようにできている
生存戦略を理解する

第五章 人間にしかできないことは何か

生物的反応から自由になるために
「進化の罠」
知性の恵み、知性の代償
人間の生物学的性質を見つめる
遺伝子は数百年では変化しない
人間は「勉強する」変な生き物
なぜ遺伝子の中に「言葉」が入っていないのか
学びを武器にする
知性の源
AIにはない強み
「記憶力=賢い」時代の終焉
「月が綺麗ですね」は私たちだけの感覚
人間とは何かを問い直す

おわりに

ブックガイド/引用文献





著者

高橋祥子(たかはし・しょうこ)
バイオベンチャーTAZ Inc.創業者・代表取締役社長。東北大学特任教授(客員)。
1988年生まれ、大阪府出身。幼少期の2年間をフランスで過ごす。
2010年京都大学農学部卒業。東京大学大学院農学生命科学研究科にて博士号取得。
大学院在学中にゲノム解析ベンチャーのジーンクエストを起業した。
世界経済フォーラムYoung Global Leaders、
Newsweek「世界が尊敬する日本人100」等に選出。
文部科学省科学技術・学術審議会委員、上場企業社外取締役等を歴任。
著書に『生命科学的思考』(NewsPicksパブリッシング)等。

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