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東京大学で考える 臨床思考の問題解決

  • 紙版

東京大学で考える 臨床思考の問題解決

書籍情報

  • 紙版
  • 須藤 修 監修/中尾彰宏 監修/的場大輔 編/柴田順子 編/上甲昌郎 編
  • 定価:2860円(本体2600円+税10%)
  • 発行年月:2026年02月 [予約受付中]
  • 判型/造本:A5変並
  • 頁数:280
  • ISBN:9784478122938

内容紹介

AIによる論理的解決力が加速する今、人間には「臨床的思考」が必須だ。科学の知が苦手な個別的・多面的な問題に、いかに向き合うか?人文学者、能楽師、俳優、アーティストら多分野の知を融合させた東大CDEの試みを一挙公開

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

prologue

監修者まえがき

私たちがいま、もうひとつの知を必要とする背景
 東京大学大学院工学系研究科教授 中尾彰宏

/第1講/私たちの9つの課題

姜尚中 東京大学名誉教授との出会いから、臨床の知の可能性と向き合うべき課題について考える

東京大学CDE Inside[1]

/第2講/条件付きの議論を疑う

福島智 東京大学先端科学技術研究センター特任教授と、「格差」「教養」「多様性」をめぐるアンコンシャス・バイアスを考える

/第3講/禅的思考で、格差、教養、多様性を捉える

臨済宗大本山妙心寺退蔵院 松山大耕副住職から、宗教家の学び方と実践の方法を知る

東京大学CDE Inside[2]

/第4講/課題を概念でなく、鮮やかにユーモラスに捉える

作家 岸田奈美さんの自然体ぶりから、多様性に対する態度について考える

/第5講/いま大切なのは、あたたかいおせっかい

俳優 サヘル・ローズさんの実体験から、日本人が持っていた心について考える

東京大学CDE Inside[3]

/第6講/考えるためのデザインを知る

アーティスト 長谷川愛さんのプロジェクトを辿りながらスペキュラティヴ・デザインのアプローチを学ぶ

/第7講/共に生きるための知

水族表現家 二木あいさんの映す水中世界から他者に受け入れてもらうための態度を考える

/第8講/見方を変えれば裏表が逆転する

東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授 小渕祐介先生の研究から正否があいまいな世界での物事の見方を考える

/第9講/一方通行ではない、循環させるアート

ファブリックジョッキー イワミズアサコさんの活動からアートの拡大のためのアプローチを学ぶ

/第10講/余白、死生観、ミニマリズム

シテ方宝生流能楽師 武田伊左師から650年伝承されてきた能の現代的価値を学ぶ

/第11講/数字と感性から労働を考える

東京科学大学未来社会創成研究院リベラルアーツ研究教育院 伊藤亜紗教授の美学のアプローチからいかに働くかを学ぶ

監修者あとがき

臨床思考的知性の意義:AGI誕生後の社会と人間のあり方に関する考え方
 中央大学国際情報学部教授│東京大学名誉教授 須藤 修






監修者

須藤 修(すどう・おさむ)
中央大学国際情報学部教授、中央大学ELSIセンター所長、東京大学名誉教授、OECD member of the OECD Expert Group on AI Futures、内閣府「人間中心のAI社会原則会議」議長、総務省「AIネットワーク社会推進会議」議長、総務省「自治体におけるAIの利用に関するワーキンググループ」座長など多数を務める。
東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、経済学博士(東京大学、1989年3月取得)。静岡大学助教授、東京大学助教授などを経て、1999年4月より2020年3月まで東京大学教授。また、日本経団連21世紀政策研究所主幹研究員(2008年—2009年)、国立情報学研究所客員教授(2010年—2014年)、Member of the OECD Global Science Forum Expert Group (2014年—2016年) 、Member of AI expert Group at the OECD (AIGO) (2018年9月—2019年3月)などを歴任。

中尾彰宏(なかお・あきひろ)
1991年、東京大学理学部卒。1994年、同大学大学院工学系研究科修士課程修了。米IBMテキサスオースチン研究所、日本IBM東京基礎研究所などを経て、米プリンストン大学大学院コンピュータサイエンス学科にて修士・博士学位取得。2005年に東京大学大学院情報学環助教授に就任。2014年2月同教授に就任。2020年より東京大学総長特任補佐を兼任(現職)。2021年4月より東京大学工学系研究科に異動(現職)、東京大学次世代サイバーインフラ連携研究機構機構長を兼任(現職)。2024年にXGMF共同代表兼任(現職)。専門は情報科学・情報通信。


編者

的場大輔(まとば・だいすけ)
東京大学大学院・情報学環・学際情報学府修士課程修了、博士課程単位取得退学。日本IBM、オラクル、アクセンチュア、SAPでITアーキテクト、戦略コンサルタントなどを経験し、DXやスペキュラティヴデザインを専門にする戦略コンサルティング会社、dbe Inc.を起業。東京大学CDE統括責任者を担う。情報処理推進機構からデジタル庁に出向し、国のデータ戦略策定にも参画。東京理科大学オープンカレッジ講師、日経ビジネススクール講師。

柴田順子(しばた・じゅんこ)
日本アイ・ビー・エム株式会社 コンサルティング事業本部 シニア・マネージング・コンサルタント
日本IBM入社後、通信、メディア、公益業界での顧客サービス開発を経て、戦略コンサルタントとして新規事業/サービス開発を推進。UX/CXを活用した「顧客視点アプローチ」を開発、CRM戦略策定、サービス・ビジネス戦略コンサルティングや講義を実施。東京大学CDEの立ち上げ、運営に携わる。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士前期課程修了。

上甲昌郎(じょうこう・まさお)
日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所セミコンダクター部門 データサイエンティスト
日本IBM入社後、コンサルティング部門にて自動車業界や保険業界を中心にアナリティクスや最適化のプロジェクトに従事。並行して産学連携プログラムである国立情報学研究所Cognitive Innovation Centerおよび東京大学CDEの運営に携わる。その後、東京基礎研究所セミコンダクター部門に異動し、現在に至る。東京大学工学部航空宇宙工学科卒、同大学院修了。



東京大学CDE
国立大学法人東京大学と日本アイ・ビー・エム株式会社が2019年より協働し、先端デジタル技術と人文社会科学の融合をテーマとした革新的な社会モデルを、日本企業と共に産学連携でデザインする研究プログラム「コグニティブ・デザイン・エクセレンス」(CDE:Cognitive Designing Excellence)

主要プロジェクトメンバー(50音順)
足立 信夫
伊能 正浩
今泉 明
今田 七洋
石澤 沙耶香
及川 美紀
大城 敦
大野 拓也
大野 友義
加藤 良文
久村 春芳
越島 啓介
小林 憲明
笹原 優子
下田平 麻志
関 知道
谷尾 聡
土井 三浩
西塚 史人
村野 剛太
久井 敏次
平賀 明子
山名 昌衛
山村 智弘

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