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改訂版 新・半導体産業のすべて

AIを支える先端企業から日本メーカーの展望まで

  • 紙版

改訂版 新・半導体産業のすべて

AIを支える先端企業から日本メーカーの展望まで

書籍情報

  • 紙版
  • 菊地 正典 著
  • 定価:2640円(本体2400円+税10%)
  • 発行年月:2026年10月 [予約受付中]
  • 判型/造本:A5並
  • 頁数:320
  • ISBN:9784478125830

内容紹介

旧版は、半導体の複雑な産業構造と関連する企業群を製造工程から整理した本として、多くの個人投資家から絶賛されました。今回の改訂ではさらに情報量を増やして250社以上を掲載。「中国の半導体企業のポテンシャルは?」「量子コンピュータと半導体」など、ホットなテーマを押さえたベストセラー最新版です。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

第1章 半導体を取り巻く環境と半導体産業の全体像

01 半導体不足とその原因は?
   ●半導体不足で納品が遅れる?
   ●社会的要因 ── 5G、DXの波
   ●経済的要因 ── 需要と供給のアンバランス
   ●政治的要因 ── 米中摩擦
02 半導体不足の影響はどのくらい深刻だったのか?
   ●自動車、家電に甚大な影響
   ●半導体の不足が「半導体製造装置の不足」まで招く悪循環に
   ●AI半導体による「構造変革」
03 半導体産業の推移レビュー
   ●自動車産業を上回る規模
   ●メモリとロジックは相補的
04 徹底分析「日本半導体メーカーの凋落理由」
   ●失われた日の丸半導体の栄光
   ●そもそも「ダントツの地位」を築けた理由は何だったのか?
   ●ムダな仕事を強制された現場
   ●逆張り戦略のなさ、社内からは「金食い虫」扱い
   ●オンリーワンの製品をもてなかった
   ●why to make?
05 なぜ、製造装置メーカーと 材料メーカーは健闘しているのか?
   ●日本にも好調な「半導体業界」がある?
   ●上流と下流の違い
   ●これから正念場を迎える製造装置業界
06 期待される「新しい半導体市場」を狙え!
   ●「DX」が半導体需要をさらに推し進める
   ●「メタバース」と現実との融合
   ●「自動運転」をリアルタイムに行なうためには
   ●拡大する「IoT技術」と半導体
07 「AI」が高性能チップを求める
   ●AIと半導体はクルマの両輪
   ●機械学習、深層学習から生成AIへ
   ●エージェントAIが人間をサポートする
   ●フィジカルAIの登場
08 半導体産業の全体像を図解でわかりやすく示す
   ●IDM ── 設計、製造から販売まで一貫して行なう
   ●IDMを取り巻く関連メーカー ── EDA、IP、装置、材料
   ●ファブレス、ファウンドリー、OSAT
   ●ファウンドリー
   ●OSAT(オーサット)
   ●デザインハウス、ファブライト企業とは?
   ●なぜサムスンやインテルがファウンドリー事業も扱うのか?
コラム AI半導体関連株の動向

第2章 半導体の製造工程から整理する関連業界

01 半導体はどのように作られるのか? ── 第一分類
   ●半導体が作られる工程
02 半導体はどのように作られるのか? ── 第二分類
   ●設計工程 ── 設計とフォトマスクの作製
   ●前工程①と② ── FEOLとBEOL
   ●前工程③ ── ウエハー・プローブ検査
   ●後工程① ── ダイシング工程
   ●後工程② ── 組立工程(パッケージング)
   ●後工程③ ── 信頼性試験(加速テスト)
03 半導体はどのように作られるのか? ── 第三分類
   ●FEOLは四つの工程に分けられる
   ●薄膜形成、リソグラフィ、エッチングの工程
   ●BEOLは三つの工程とプロセス
   ●モールドパッケージで組立を説明
04 半導体はどのように作られるのか? ── 第四分類
   ●FEOLの薄膜形成
   ●BEOLの薄膜形成
   ●リソグラフィ工程
   ●エッチングの工程
   ●不純物添加の工程
   ●平坦化CMPの工程
   ●その他の熱処理、洗浄などの工程
05 関連業界を半導体製造プロセスに沿って示す
   ❶設計〜シリコンウエハー
   ❷熱酸化〜銅メッキ
   ❸フォトレジスト塗布〜エッチング(ドライエッチング、ウエットエッチング)
   ❹拡散(熱拡散)〜RTA
   ❺良品検査〜搬送、CIM制御まで
   ❻ダイシング〜樹脂封止
   ❼メッキ〜最終検査
コラム 画像と行列とエヌビディア

第3章 各種業界の業務内容と代表的なメーカー

01 半導体製品を出す業界 ── IDM、ファブレス、大手IT
   ❶IDM(垂直統合型の半導体メーカー)
   ❷ファブレス企業(工場を持たない企業)
   ❸大手IT企業
   ●AIアクセラレータ
02 半導体の受託生産企業 ── ファウンドリー、OSAT
   ●なぜ、ファウンドリー、OSATが生まれてきたのか?
   ●ファウンドリー企業とは
   ●代表的なOSAT企業
   ●OSATの実態
03 EDAベンダー
   ●EDAツールの代表、階層的自動設計
04 IPプロバイダー
   ●IPプロバイダーとは「機能ブロックを提供する企業」のこと
   ●IPプロバイダーの代表的企業は英アーム、米シノプシス
   ●IPには具体的にどんなモノがあるのか?
05 半導体の製造工程ごとの装置、材料の代表的メーカー
   ●フォトマスク(レチクル)の代表的企業は米フォトロニクス、日本の大日本印刷
   ●解像度を上げたりパターン忠実度を上げたりするためのマスク(レチクル)の工夫
   ●シリコンウエハーの代表的企業は信越化学工業
06 熱酸化から銅メッキまで
   ●熱酸化装置の代表的企業は東京エレクトロン
   ●CVD(化学気相成長)の代表的企業は米AMAT、米ラムリサーチ
   ●PVD(物理気相成長)の代表的企業は米AMAT、日本のアルバック
   ●ALD(原子層堆積)の代表的企業は米AMAT
   ●メッキ(銅メッキ)の代表的企業は荏原製作所、東設、東京エレクトロン
07 フォトレジスト塗布からウエットエッチングまで
   ●フォトレジストの代表的企業は日本のJSR、住友化学
   ●露光の代表的企業はオランダのASML、日本のニコン
   ●現像の代表的企業はフォトレジスト企業とかぶる
   ●ドライエッチングの代表的企業は米ラムリサーチ、東京エレクトロン
   ●ウエットエッチングの代表的企業は日本のSCREEN、米ラムリサーチ
   ●ドライエッチングあれこれ
08 導電型不純物拡散からRTAまで
   ●イオン注入の代表的企業は台湾AIBT
   ●CMPの代表的企業は米AMAT、日本の荏原製作所
   ●RTA(急速熱処理)の代表的企業は日本のアドバンス理工、ウシオ電機
   ●RTA、RTOなど高速な昇温・降温処理
09 超純水からCIMまで
   ●超純水の代表的企業は日本の栗田工業、オルガノ
   ●プローブ検査は日本の東京エレクトロン、テスター検査はアドバンテスト
   ●ウエハー搬送の代表的企業は村田機械、ダイフク
   ●ウエハー検査の代表的企業は米KLA
   ●CIM(コンピュータ統合生産)の日本の代表的企業はテクノシステム
10 ダイシングから樹脂封止まで
   ●ダイシングの代表的企業は日本のディスコ、東京精密
   ●マウントの代表的企業は三井ハイテック
   ●ワイヤーボンディングの代表的企業はオランダのASM
   ●樹脂封止の代表的企業はレゾナック、イビデン、TOWA
   ●ボンディングあれこれ
11 高純度ガス、高純度薬液から最終検査まで
   ●高純度材料ガスの代表的企業は日本酸素、三井化学
   ●高純度薬液の代表的企業は独BASF、三菱ガス化学
   ●ハンダメッキからリード加工、捺印、信頼性試験、最終検査まで
12 半導体関連業界の立ち位置と事業規模
コラム 「AI半導体」とは?

第4章 半導体とはそもそも何?

01 半導体とは特異な性質を持った物質・材料のこと
   ●半導体とは「導体と絶縁体の中間物」のこと
   ●半導体に使われている材料は?
02 シリコンは半導体のチャンピオン
   ●いちばん多く使われるのが「シリコン」
   ●電気代の高い日本ではコスト的に合わない
   ●99・999999999%の超純度
   ●N型の半導体とは?
   ●P型の半導体とは?
03 まずトランジスタありき
   ●ダイオードのはたらきと種類
   ●二つのMOSトランジスタ
   ●なぜ「MOS」と呼ばれるのか?
04 集積回路と集積度
   ●集積回路、ICとLSI
   ●集積度を大きくするメリットとは?
05 集積回路の機能分類と代表的メーカー
   ●記憶する「メモリ」
   ●頭脳に当たる「CPU」
   ●特化した専用機能をもつチップ
コラム デナード則(スケーリング則)

第5章 半導体は何に使われ、どんな働きをする?

01 半導体は何に使われているのか? ── コンピュータ分野
   ●産業の米「半導体」
   ●半導体は「国の安全保障」を決する最重要戦略物資
   ●スパコンから身近なパソコンのCPUまで
   ●モバイル端末にも使われている?
02 半導体は何に使われているのか? ── 身近な製品では?
   ●家電にはどのようなICが使われている?
   ●クルマ用の車載半導体とは?
   ●ICカードには?
   ●電子ゲーム機にはどんなICが?
03 半導体は何に使われているのか? ── インフラ、医療分野では
04 半導体はAIでどう使われている? ── 生成AI、エージェントAI、エッジAI
   ●データセンターでは?
   ●AI・ディープラーニングでは?
   ●生成AIとエージェントAI
   ●クラウドAIとエッジAI
05 半導体は産業最前線でどう使われている? ── IoT、DX、ドローン
   ●IoT、DXでは?
   ●ドローンでは?
06 パワー半導体は通常の半導体と何が違うか?
   ●「エネルギーを扱う」パワー半導体
   ●パワー半導体の機能、代表的なデバイス
   ●PMICは「賢いパワー半導体」
コラム 中国の「AI・半導体エコシステム」

第6章 これからの半導体と半導体産業を展望する

01 HBMは「高速&広帯域」を実現するメモリ
02 2nmノード以降の微細化をめぐる攻防
03 モア・ムーアとモアザン・ムーア
   ●ネクスト「ムーアの法則」
   ●蚊に学ぶ情報処理
04 新材料、新構造トランジスタ
   ●「速い、安い新材料」の開発
   ●新構造のGAA型トランジスタへ
05 右脳的な機能を持ったニューロモーフィックチップ
   ●ノイマン・ボトルネック
   ●IBM「TrueNorth(トゥルーノース)」
   ●インテル、TSMCのAIチップ
06 現実空間とメタバースを融合する半導体 ── インターネットの進化系?
   ●宇宙を超越する?
07 2・5D/3D積層化とチップレット
   ●2次元的な集積度に限界
   ●2・5D/3Dの積層化
   ●インターポーザ
   ●TSV
   ●シリコンブリッジ
   ●ボンディング
   ●積層技術 ── ホモジニアスとヘテロジニアス
   ●2・5D/3D化チップレット実装の代表例
   ●光配線技術
08 日本半導体産業の今後を展望する
   ●二つの第一印象
   ●ラピダスとJASM(TSMC)の現在
   ●賛成派、懐疑派の意見
   ●筆者の考え
   ●総花的戦略への疑問
   ●我が国の半導体産業における最新の動き
コラム AIは知能を、感情をもつか?

第7章 半導体の先端技術の動向

01 先端半導体を牽引する四つのアプリケーション分野とは?
   ●アプリ分野、先端半導体、先端技術
   ●どんなアプリケーション分野か?
02 必要とされる先端半導体は?
   ●CPU
   ●GPU
   ●AI半導体
   ●メモリ
03 求められる先端技術
   ●微細リソグラフィ技術
   ●高NA EUVの技術的な課題
   ●高性能トランジスタ技術
   ●先端配線技術
   ●裏面電源供給技術
   ●パワー半導体技術
04 光電融合デバイス技術
   ●「電気と光」の適材適所
   ●NTTのIOWNか、エヌビディアのCPOか
   ●光電融合尾部材メーカー
05 量子コンピュータを支える半導体
   ●量子コンピュータと半導体
   ●シリコン量子ドット型の特徴
   ●世界の量子コンピュータの研究機関
コラム 元素を確保せよ!

第8章 注目! 世界の半導体トップ企業48社

エヌビディア/TSMC/サムスン電子/インテル/アーム(ARM)/キオクシア/ASML/アプライドマテリアルズ(AMAT)/ルネサスエレクトロニクス/マイクロン・テクノロジー/KLA/レーザーテック/東京エレクトロン/SUMCO(サムコ)/グローバルファウンドリーズ/ディスコ/ラムリサーチ/アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)/クアルコム/シノプシス/ケイデンス・デザイン・システムズ/JSR/東京応化工業(TOK)/アドバンテスト/テラダイン/信越化学工業/レゾナック/TOPPANホールディングス/大日本印刷/インフィニオン・テクノロジー/ローム/ソニーセミコンダクタソリューションズ/TOWA/イビデン/住友べークライト/SCREEN/セメス(SEMES)/SMIC/セレブラス・システムズ/ASE/SKハイニックス/サンディスク(SanDisk)/アップル/オープンAI(OpenAI)/アンソロピック(Anthropic)/ソフトバンク/スペースX(Space X)/グーグル(Google)

巻末資料

資料① ── 半導体メーカーと主要製品一覧
資料② ── 半導体用語の解説
資料③ ── 海外と日本の半導体主要工場の新設状況






著者

菊地 正典(きくち・まさのり)
1944年樺太生まれ。東京大学工学部物理工学科を卒業。日本電気(株)に入社以来、一貫して半導体関係業務に従事。半導体デバイスとプロセスの開発と生産技術を経験後、同社半導体事業グループの統括部長、主席技師長を歴任。(社)日本半導体製造装置協会専務理事を経て、2007年8月から(株)半導体エネルギー研究所顧問。2024年7月から内外テック(株)顧問。著書に『入門ビジュアルテクノロジー 最新 半導体のすべて』『図解でわかる 電子回路』『プロ技術者になる! エンジニアの勉強法』『半導体はAIをどう進化させるのか』(日本実業出版社)、『半導体・ICのすべて』(電波新聞社)、『「電気」のキホン』『「半導体」のキホン』『IoTを支える技術』(SBクリエイティブ)、『史上最強図解 これならわかる!電子回路』(ナツメ社)、『新・半導体工場のすべて』(ダイヤモンド社)など多数。

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