目次

もくじ

序章　できる人の７つの共通点

共通点１　「学ぶことがあたりまえ」だと考えている
共通点２　人生に起きるすべての経験に「意味づけ」をしている
共通点３　独自の「ルール」を決め、習慣化している
共通点４　「運」を大切にしている
共通点５　「試行錯誤」の末に新たな価値を生みだす
共通点６　明確な「判断基準」を持ち、不必要なことはやらない
共通点７　すべては「直感」から始まっている

１章　「学ぶことがあたりまえ」だと考えている

できる人は、謙虚であり、どん欲でもある
できる人は、後天的に獲得した能力で結果を出す
できる人は、強みも弱みも知っている
できる人は、世のため人のための前に、自分のために働く

２章　人生に起きるすべての経験に「意味づけ」している

できる人は、失敗談をノリノリで話す
できる人は、ただではやめない
できる人は、与える人になっていく
できる人は、悩んでも絶望はしない
できる人は、偶然の出来事を大切にする

３章　独自の「ルール」を決め、習慣化している

できる人は、小さな習慣を大切にする
うまくいっているときこそ、自分を律する
うまくいかないときには、リスクを負わない
できる人は、リスケしない
できる人は、飲み会のルールを持っている
できる人は、１人の時間をつくる
できる人は、成功を語らない

４章　「運」を大切にしている

できる人は、「運がよかった」と言う
できる人は、準備と思いきりで仕事に臨む
できる人は、運のいい人と付き合う
できる人は、ギャンブルをしない
できる人は、チャンスを逃さない

５章　「試行錯誤」の末に新たな価値を生みだす

できる人は、トライ・アンド・エラーのうずをつくる
できる人は、与えられた条件や環境から革命を起こす
できる人は、同時並行で動く
できる人は、不満に目を向ける
できる人は、価値を伝える

６章　明確な「判断基準」を持ち、不必要なことはやらない

できる人は、「過去に戻りたい」と言わない
できる人は、できる人を呼ぶ
できる人は、目的のために仕事をする
できる人は、自分でやる気を出せる
できる人は、潔く捨てられる
できる人は、柔軟さと頑固さを使い分けている

７章　すべては「直感」から始まっている

できる人は、「なんとなく」を大切にする
できる人は、直感と理屈の間を行き来する
できる人は、自分と対話している
できる人は、自分の限界を知っている
できる人は、右脳も左脳も使う

終章　これからのできる人

多様性の時代に「ワンマン」は通用しない
自分を管理できる人が、できる人
プライドやお金のために働くのではなく、その先へ
会社員スキルよりも、個人スキルを伸ばしていく
味方や敵ではなく、仲間をつくる

著者

陰山孔貴（かげやま・よしき）
経営学者。獨協大学経済学部経営学科准教授。
1977年大阪府豊中市生まれ。企業家の祖父、父のもとで育ち、早稲田大学大学院理工学研究科にて電子・光子材料の研究を行った後、シャープ株式会社に入社。ヒット商品となった「ヘルシオ」の企画開発などに携わると同時に、神戸大学大学院経営学研究科にて学ぶ（博士課程を修了）。2013年から大学教員となる。研究テーマは「脱コモディティ社会を実現する価値づくり・人づくり」。専門は技術経営（MOT）／経営戦略。
本書は、著者自身のキャリアへの問題意識・興味から始まったものであり、これまで数百を超えるトップランナーにインタビューを重ねてきた。同時に、学生の成長支援を教育の大きな柱として掲げており、「魅力あるトップランナーに会えるゼミ」は定員20名に対し300名が殺到する人気ゼミとなっている。