目次

はじめに

集中脳を手に入れて、勉強や仕事のパフォーマンスを上げる！

序章　なぜ、集中力を長時間、持続することができるのか？

なぜ３時間も続けて集中力が保てるのか？
記憶力日本一になる
香港大会の惨敗で気づいたこと
記憶力以前に必要な能力
「集中力」は４つの柱でできている
やはり決め手は「脳」だった

第１章　「メンタル」をコントロールすることで、集中力を上げる

筋肉をゆるめるだけでリラックスした状態になる
「メンタルリハーサル」で本番に強くなる
緊張からの解放で、脳を効率的に働かせる
つかむだけで、人は安心できる
呼吸を支配するだけでメンタルを安定させられる
手の動きで、緊張を取り去る
幸福ホルモンを増やして、平常心を保つ
感謝の気持ちがストレスを減らす
ミスを防止するための気持ちを切り替える方法
自分を客観視できれば心は安定する

第２章　「注意力」を上げることで、意識を集中させる

注意力アップのためのマインドフルネス
ここ一番の注意力のために意志を温存する
脳を自動化して注意力の消耗を節約する
指先の脈で精神状態を測れる
脈拍フィーバック法で自己コントロール力を上げる
「身体スキャン」で集中持続力をつける
不安を減らし集中モードに入る
逸れた意識を自分に戻す「呪文」をつくる
注意力を消費しないためにタスクは細かくする

第３章　「モチベーション」を高めて、集中力を高める

成長型マインドセットでモチベーションを持続する
スムーズに取りかかるための儀式を用意する
人との競争ではなく、競争相手を自分にする
目標を脳にロックオンさせる方法
目標達成のための強力な武器を手に入れる
行動計画トレーニングで「やり抜く力」は高められる
とにかく最初の４分間、フル稼働する
好きではない仕事を楽しくする方法
人は最初と終わりにやる気がでる
「単純接触効果」を利用して習慣化する

第４章　「コンディション」を向上させて、高い集中力を発揮する

集中力を高めるベストな環境に身を置く
香りで心を整える
音楽で脳のやる気を起こす
目で集中力を操る
姿勢ひとつで、集中力が変わる
脳のパフォーマンスにいい食べ物を摂取する
記憶力を鍛えると集中力も高まる
腸内環境が幸福感を高める
集中力の波を活かして、パフォーマンスを上げる
睡眠は集中力の充電期間

おわりに

著者

池田義博（いけだ・よしひろ）
一般社団法人日本記憶能力育成協会会長。
大学卒業後、大手通信機器メーカーにエンジニアとして入社。その後、学習塾を経営。塾の教材のアイデアを探していたときに出合った記憶術に惹かれ学び始める。このとき、記憶力を競う記憶力日本選手権大会の存在を知り出場を決意。独学での練習の末、初出場した2013年２月の大会で優勝し記憶力日本一となる。その後、14年、15年と３連覇。17年も優勝し、出場した４回すべて記憶力日本一に。
また、13年12月、ロンドンで開催された世界記憶力選手権において、日本人初の「記憶力のグランドマスター」の称号を獲得する。
NHK総合「ためしてガッテン」や「助けて！きわめびと」、TBSテレビ「マツコの知らない世界」などのテレビ出演多数。
著書に、『世界記憶力グランドマスターが教える脳にまかせる勉強法』（ダイヤモンド社）がある。