古野電気(6814)は、2024年2月期の業績予想を修正し、前回予想比で「増収・増益」とする予想を、2023年7月14日の15時30分に発表した。この業績予想通りの着地となれば、前期比でも「増収・増益」となる見通し。

古野電気は、魚群探知機や船舶レーダーなどを取り扱う船舶用電子機器総合メーカー。古野電気は、魚群探知機や船舶レーダーなどを取り扱う船舶用電子機器総合メーカー。
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 古野電気は2024年2月期の業績予想を、
売上高:1000億円
営業利益:30億円
経常利益:40億円
親会社株主に帰属する当期純利益:25億円
に修正すると発表した。

 前回予想比では、
売上高:+30億円(+3.1%)
営業利益:+10億円(+50.0%)
経常利益:+15億円(+60.0%)
親会社株主に帰属する当期純利益:+5億円(+25.0%)
となり、前回予想比で「増収・増益」の見通しとなった。

 古野電気によると、「当第1四半期連結累計期間において、欧米、アジアを中心に海外での販売が好調に推移している」「見込んでいた部材価格高騰による売上原価の上昇が想定以下の水準で推移している」「為替レートが米ドル、ユーロともに想定よりも円安水準で推移している」とのこと。これらを受けて、古野電気は今回の「業績予想の上方修正」を発表した形だ。

 なお、前期比では、
売上高:+86億7500万円(+9.5%)
営業利益:+14億7700万円(+96.9%)
経常利益:+14億700万円(+54.2%)
親会社株主に帰属する当期純利益:+11億5200万円(+85.4%)
となり、前期比でも「増収・増益」となる見通しだ。

 ちなみに、「業績予想の上方修正」などが発表されたことを受けて、古野電気の株価はSBI証券の夜間取引(PTS取引)で一時、発表当日(2023年7月14日)の終値1047円より300円も高い、制限値幅の上限である1347円(+28.65%)を記録しており、来週の株式市場でも注目を集めることになりそうだ。
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古野電気の過去5期の業績の推移は?

■古野電気(6814)の過去5期の業績の推移
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2020/2 830億円 24億円 27億円 20億円
2021/2 822億円 37億円 47億円 39億円
2022/2 847億円 25億円 37億円 28億円
2023/2 913億円 15億円 25億円 13億円
2024/2
(予想)
1000億円 30億円 40億円 25億円

 古野電気は2023年2月期に「増収・減益」となっているものの、2024年2月期が業績予想通りの着地となれば、前期比で「増収・増益」となる見通しだ

 参考として、古野電気の株価も確認しておこう。古野電気の株価は、約1年前にあたる2022年7月の終値1100円から発表当日(2023年7月14日)の終値1047円まで、4.8%下落した水準で推移している。

■古野電気(6814)の株価チャート/月足・5年

古野電気の配当利回りは?

 古野電気の2023年7月14日時点の株価(終値)は1047円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。

【※古野電気の配当利回り】
株価:1047円
年間配当額:中間10円+期末15円=25円
配当利回り:25円÷1047円×100=2.38%

 古野電気の配当利回りは2.38%。2023年6月の東証プライムの平均利回りは2.31%(配当実施企業のみ)なので、古野電気の配当利回りは「平均的」と言える。なお、古野電気は株主優待を実施していない。

古野電気は、魚群探知機や船舶レーダーなどを取り扱う船舶用電子機器総合メーカー。2024年2月期(通期)の連結業績予想は、売上高9.5%増、営業利益96.9%増、経常利益54.2%増、親会社株主に帰属する当期純利益85.4%増と好調(すべて前期比)。
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■古野電気
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
電気機器 6814 東証プライム 25円
株価(終値)     最低投資金額     最低投資金額     配当利回り(予想)
1047円 100株 10万4700円   2.38%
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