目次

はじめに

序章　１冊読み切る一番カンタンな方法

１　小さな成功体験を積んでいく
２　いつでもどこでもスキマ時間に読む
３　オーディオブックを聴きながら読む
４　映画を観てから原作を読む
５　クライマックスから音読する

第１章　３つのポイントで読み切れる本を見つけよう

６　興味のある「テーマ」で選ぶ
７　興味のある「著者」で選ぶ
８　本棚を用意する
９　まずは「文庫」「新書」から
10　書店をぶらぶらする
11　迷ったらとりあえずベストセラー
12　「ジャケ買い」をする

第２章　人に話したくなることを３つ見つける

13　目次で選ぶ
14　「はじめに」でわかった気になる
15　出だしの３行で判断する
16　「おわりに」から読んでみる
17　「要約」を参考に選ぶ

第３章　頭に入れるのは３割でいい

18　本を買ったらカフェに飛び込もう
19　３章あたりから読む
20　３つのベストを探す
21　30分１冊勝負
22　ときめくページを読む
23　“餅つき”をイメージする
24　打率３割で上出来

第４章　３分の細切れの時間で１冊読める

25　３分あれば読書できる
26　外出するときは本を持つ
27　週１冊で成功体験を積む
28　10分あったらカフェに行く
29　音楽でスイッチを入れる
30　書店で待ち合わせてネタ探し
31　図解本の図解だけ読む
32　スマホで電子書籍を「めくり読み」

第５章　３色ボールペンを使おう

33　本に直接書き込む
34　赤・青・緑を使い分けて書き込む
35　ボールを打ち返すように線を引く
36　慣れないうちは緑中心でOK
37　赤と青の使い分けを意識する
38　実例で身につけよう
39　主観と客観を区別する
40　10年後にまた味わう

第６章　３か所に本を分けてみよう

41　３か所に本を配置する
42　お風呂で音読する
43　新幹線や飛行機で読み切る
44　旅先が舞台の本を読む
45　「季節」とセットにして読む

第７章　３行でSNSに投稿してみよう

46　SNSに３行で投稿する
47　ポジティブな感想を投稿する
48　感想を人に話してみる
49　本のなかの埋蔵金を掘り当てる
50　グッとくる文章を３つ探す
51　文章を引用する
52　ビフォーアフターの変化を書く
53　投稿する前に見直す
54　「自分だったら」と想像する
55　師匠を見つける

終章　３つのステップで長編古典だって読める

準備①　入門書から入る
準備②　漫画版から入る
準備③　名場面から読む
準備④　好きなリズムを持つ翻訳家を選ぶ

読み方①　主人公をイメージする
読み方②　３倍速を駆使する
読み方③　人物相関図を描く
読み方④　会話の部分だけ追う

進め方①　進捗をチェックしながら読む
進め方②　１冊に３か月浸る
進め方③　手の動き優先で読む

長編古典を読み切ると人生が変わる

おわりに

著者

齋藤孝
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。ベストセラー作家、文化人として多くのメディアに登場。著書に『声に出して読みたい日本語』（草思社文庫、毎日出版文化賞特別賞受賞）、『身体感覚を取り戻す』（NHKブックス、新潮学芸賞受賞）、『雑談力が上がる話し方』（ダイヤモンド社）、『大人の語彙力ノート』（SBクリエイティブ）など多数。