目次

はじめに　やりたいことをすべて、即断即決で実現するための「天才の思考法」

第１章　【問題解決法】 ── 手段を用いて、早期に問題を解決する　普通の人は今のやり方を信じて疑わず、頭のいい人は判断基準が明確で変化を恐れない

問題発生のいちばんの理由を「戦略」ですぐに見つける
自分の基準を持って、「２択」で詰める
「体験→失敗→成功」ではなく、「成功例→成功」で実践する
「数値化」して判断する尺度を持つ
完璧より「０点」「60点」「80点」で、どれが適切か判断する
できないことは「ない」と考える
失敗したら、その方法は「二度と使わない」。それを上回る手段で対応する
原因と結果に「ルール」を加えて分析する
「３つの問い」（いい、ふつう、わるい）でスピード解決する

第２章　【目標達成法】 ── ムダに競争せずに、目的を実現する　普通の人は周りに振り回され、頭のいい人は人をうまく利用する

何が大事なのか、「優先順位」をつけていく
締切日より「１週間」早く提出すると、うまく進む
「複数の人」に同じことを聞く
誰かにお願いするときは「説得しない」こと
「目的」を叶えて、「敵」を作らない
攻撃してくる相手には「文句」を言わせて疲れさせる
「怒り」は仕事の原動力となる
「やらされている感覚のない」人は成果が出やすい

第３章　【時間術】 ── 脳を使いこなして、時短を可能にする　普通の人は型にこだわり、頭のいい人は準備で差をつける

直感を使いこなして「ショートカット力」を高める
あえて複数のことを「同時進行」する
頭の「自動整理機能」を利用する
「損切り」の発想で、中止するタイミングを決めておく
「リストアップ」で作業を加速させる
「リサーチ」に時間をかける

第４章　【仕事術】 ── 自分主導で物事を動かし、表向きはサポートに徹する　普通の人はその場しのぎでやり取りし、頭のいい人は用意周到な計画で操作する

少人数の時間を大事にすることで、自分の「サポーター」を増やす
器用に何でもこなすより、「一芸」に秀でたほうが評価される
相手の状況を「インストール」して巻き込む
他人本位ではなく、「自分主導」で物事を進める意識を持つ
「完璧を強要しない」ことで結果的に完成度が高まる
嫌いな相手はグルーピングし「共通点」を把握することで対策できる
グループの「バランサー」になることで、組織のために必要な役割を演じる
自分の「希望」や「主張」を忘れさせない方法

第５章　【思考の基本】 ── やりたいことを実現するのに迷わない　普通の人は無自覚にブレーキを踏み、頭のいい人は貪欲な探究心で満たされている

「欲求」に素直に従える
お金より「時間」、時間より「機会」を選ぶ
質問されたら答えるだけでなく「質問」する
常に、体の動きをイメージしているから「器用」になれる
基本的に「相対評価」で考える
量や回数ではなく「質」にこだわる
自分を取り巻く大きな「流れ」を把握し利用する
むやみに悩まない
細かいニュアンスを大事にする
未来予測を常にする
誰がやっても結果が同じことをあえて自分がやる必要はない
暇が続くと自分を無価値に感じる

おわりに

著者

青木聡（あおき・さとし）
医学博士
JAPAN MENSA、ISI-Society、HELLIQ Society会員
1984年、宮城県生まれ。東北大学医学部医学科卒業、東北大学大学院博士課程修了。20代のある時、人口の上位２％の知能をもつ人の交流グループ「MENSA」（IQ≧130）の存在を知り、テストを受けたところ合格。それをきっかけに、「知能」を自覚的に使い始める。以降、それまで苦手意識のあった人間関係をうまくコントロールすることで、思い通りの成果を出せるようになった。その後、ISI-Society（IQ≧148、創作活動）、HELLIQ Society（IQ≧160）にも入会。2019年からは、米国名門Yale大学に留学予定。