目次

はじめに

いまこそ「働く人改革」を！
困難に直面したときこそ、自分たちの原点に

第１章　すべての事業は、社員とお客様の「幸せ」のために　ミックが志す「総合生活産業」グループとは？

企業活動の第一の目的は「人間づくり」
不動産会社ではなく、「総合生活産業」グループとして
社員を守るために、オンリーワン＆ナンバーワンを目指す
「四方善し」 ── 社員を幸せにしてこそ、お客様や社会も幸せに
幸せとは、自分の夢や目標を実現すること
感謝高達成＝理念の実現＝自分の幸せ
「１×10」から「10×10」へ
事業拡大のイメージを視覚化した「10年ビジョンマップ」
2030年に向けた「100vision」
目標実現のため、常に「３倍の手を打つ」
いかに「できる」と信じ込ませるか
種まきを終えて、これから大きく育てる段階へ

第２章　「四方善し」を実現する「人財」育成

ミックが目指す「人財」の理想像
理念の浸透・定着の難しさ
理念伝達のため、まずは自分が率先して
「千尋の谷教育」からの脱却
理念は、すぐに理解できなくていい
私があえて赤字店舗に入る理由
店舗数拡大に欠かせなかったマネージャー育成
仲間意識を育む、フェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーション
「ミックアカデミー」の設立を目指して
社長Twitterは全社員がフォロー
多能工は「オーケストラの指揮者」
完全固定給制は、お客様と社員のため
社員同士の「遊び」や「旅行」も会社で支援
将来的には、採用段階での教育も

第３章　なぜ、多角化を目指すのか？　ミックグループの「10本の柱」

10本の柱のルーツ
すべての事業は、不動産につながる
〔ライフアップ事業（介護・保育）〕介護や保育はフランチャイズで展開
〔飲食事業１〕イタリアンから居酒屋へ
〔飲食事業２〕社長自ら皿洗い。「先ず隗より始めよ」を実践
〔飲食事業３〕攻めの飲食としての弁当店
〔飲食事業４〕事業譲渡を受け、パティスリーにも進出
〔民泊（簡易宿泊）事業〕B&Bの運営は、外国人スタッフとの理念共有のため
〔地域活性支援事業〕イベントなどを企画し、地域の価値を向上
〔アパレル事業〕ハワイで現地法人を設立
〔通信インフラ事業〕固定収入は、人件費確保のため
新規事業は、人の成長を促す最良の場
子会社を設立する３つの理由
未経験だからこそ、できること

第４章　横浜発、世界へ　世界の総合生活産業を目指して

地域密着企業が、なぜ海外を目指すのか
〔中国への進出１〕3DCGパースの制作会社を設立
〔中国への進出２〕中国での事業拡大を断念
不動産投資をきっかけにハワイへ進出
課題は、外国人スタッフの育成

おわりに

社員とその家族の幸せのために

著者

春木磨碑露（はるき・まひろ）
1977年横浜市生まれ。2012年、創業者である父親の跡を継ぎ、株式会社三春情報センター代表取締役に就任。不動産買取再販業務を強化するほか、総合生活産業を目指し、飲食事業（焼鳥店や洋菓子店等）、保育・介護事業（保育、デイサービス、鍼灸・訪問治療等）、鎌倉での民泊事業などを次々に展開。横浜・湘南・横須賀エリアを中心に地元密着企業として、お客様・会社・社員・地域がそろって幸せになる「四方善し」を理念に、人財育成に注力し、モノではなく、コトを提供する企業として事業を展開している。2005年より鎌倉市在住。