アップル自壊
世界最強企業がみずから底なし沼にはまるまで

アップル自壊
世界最強企業がみずから底なし沼にはまるまで
書籍情報
- パトリック・マギー 著/水谷淳 訳
- 定価:2970円(本体2700円+税10%)
- 発行年月:2026年10月 [予約受付中]
- 判型/造本:A5並
- 頁数:620
- ISBN:9784478122730
内容紹介
中国の技術力が台頭した最大の要因は、アップルという一企業の指導だった。アップルが世界を席巻した裏で、静かに中国に絡められていく一部始終を描いた、恐怖と興奮のノンフィクション。「圧倒的な生産効率」と「14億人の市場」の代償に、アップルが失ったものとは何だったのか。
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目次
プロローグ 「安息の地」は終わった
第Ⅰ部 アップル復活劇
第1章 倒産の瀬戸際
第2章 外部製造委託のはじまり
第3章 帰還
第4章 宇宙から来たコンピュータ
第5章 プラスチックの限界
第Ⅱ部 中国へと続く道
第6章 初代iMac
第7章 LGの悲哀
第8章 フォックスコンの起源
第9章 キツネのペテン師
第10章 ティム・クック ── 立身出世物語
第11章 侵略のフォックスコン
第12章 知識移転の転換点
第Ⅲ部 世界一の垂直統合システム
第13章 宇宙から来た音楽プレイヤー
第14章 ヒマワリのようなコンピュータ
第15章 誰に中国に連れていってもらうか
第16章 「あっという間に」史上最高売上
第17章 伝説への布石
第18章 ある革命的な製品
第19章 「中国化」する製造業界
第Ⅳ部 底なしの需要
第20章 筋肉質の伝道師
第21章 桁違いの熱狂
第22章 転売屋 VS アップル
第23章 「あのゲス野郎をクビにしろ!」
第24章 2つの賭け
第25章 顕在
第Ⅴ部 政治への目覚め
第26章 共産党がすべてを率いる
第27章 ギャング・オブ・エイト
第28章 「お前は中国の友か?」
第29章 法「による」支配
第30章 サプライヤーに分からせる方法
第31章 新しい技術移転モデル
第32章 愛想攻勢
第Ⅵ部 赤く染まったアップル
第33章 認知的不協和の生きた見本
第34章 大中華圏マネージングディレクター
第35章 レッド・サプライチェーン
第36章 出荷停止の危機
第37章 侵略のファーウェイ
第38章 パンデミック
第39章 かつてない悪夢
第40章 インドの夢
第41章 台湾リスク
まとめ アップルは自壊するのか
謝辞
注
索引
著者
パトリック・マギー(Patrick McGee)
ビジネスジャーナリスト。2013年からフィナンシャル・タイムズ(FT)紙の記者として活動。香港、ドイツ、カリフォルニアで報道を行っている。2019年から2023年までFT紙のアップル関連報道を主導し、人的資源に関する詳細な調査でサンフランシスコ・プレスクラブ賞を受賞。
訳者
水谷淳(みずたに・じゅん)
翻訳家。訳書にジョンソン『数学思考のエッセンス』(みすず書房、2024)、ポスケット『科学文明の起源』(東洋経済新報社、2023)、マクファデン『世界はシンプルなほど正しい』(光文社、2023)、グバー『「ネコひねり問題」を超一流の科学者たちが全力で考えてみた』(ダイヤモンド社、2022)、アル=カリーリ&マクファデン『量子力学で生命の謎を解く』(SBクリエイティブ、2015)など多数。著書に『科学用語図鑑』(河出書房新社、初版2019/増補改訂版2022)がある。
