目次

プロローグ 涙と笑顔の卒業式

ハンカチで目頭を拭う卒業生
大量の皆勤賞を生み出す三幸学園の学園風土

第１章　門外漢だからこそ見えてくる真の教育のあり方

教育はサービス業
「生徒の授業態度は自分の講義を映す鏡と思え！」
教師に必要な３つの資質
「元気な挨拶は礼儀の始まり」
「生徒の顔と名前は１週間で覚えよ！」
「声は大きく、ゆっくり話せ！　小さな声では情熱が伝わらない」
「教育は共育であり、生徒と共に成長せよ！」
学園生活そのものが学びの場
学園生活の目標を定める合宿オリエンテーション

第２章　私の大学改革論

通信制大学から４年制大学へ
東京未来大学の４つのビジョン
専門学校の長所と特色
４つのビジョンを実現するためのダブル担任制
理解を示さない先生たち
学生が挨拶する大学
手弁当で手伝う学生たち
頻繁に研究室を訪れる学生たち
モチベーション行動科学部の新設
理事長室のない大学
求められる人間力、社会人基礎力の養成

第３章　お金と自分のために始めた教育事業

父を反面教師にして培ったポジティブ思考
母のヘソクリで大学進学
オンワード樫山を２年で退社
医療事務従事者として独立
企業家への第一歩
都内進出と撤退
絶体絶命の危機

第４章　学生に背中を押されて発展する三幸学園と三幸グループ

リスク回避狙いで始めた歯科助手養成教室
初めて手がけた１年課程の歯科助手講座
無認可校から認可校へ
学校法人「三幸学園」の誕生
固まってきた教育理念
事業着手のための３つの条件
予防医学の見地から始めた「リゾート＆スポーツ専門学校」
介護福祉士を目指す学生
実践の場を広げる

第５章　企業活性化の秘訣

三幸グループに共通する理念
松下幸之助から学んだ経営の要諦
やる気のない社員たち
仕事を任される喜び
忘れてならない情報の共有化
仕事は辛いもの？　楽しいもの？
仕事で得られる３つのもの
モチベーションを上げやすい役所や病院
社内競争はプラスにならない

第６章　ニューリーダー論

すべての組織はトップ１人で99パーセント決まる
ビジョンを描けなければトップは務まらない
ビジョンの共鳴者をつくれ
影響力のあるキーマンを探し出せ
具体化策は周囲に任せるのがベター
成果に感激する場をつくれ
リーダーの２つのタイプ
部下のモチベーションを上げるリーダー
野球型人材からサッカー型人材へ
考えるクセを身につけさせよ

エピローグ　陽はまた昇る

初の海外進出
中国からの要請
未来はバラ色

三幸学園の理念

三幸グループの理念

著者

鳥居秀光（とりい・ひでみつ）
三幸グループ代表
学校法人 三幸学園名誉学園長
社会福祉法人 三幸福祉会理事長
1947年東京都葛飾区に長男として生まれる。1970年法政大学経営学部卒業。同年オンワード樫山に入社、1972年退職。独立して医療事務代行業を始める。1974年医療事務代行業が軌道にのり、医療事務スタッフのための短期講座の運営を開始する。千葉県市川市にて創業。1975年株式会社日本医療事務協会（現在の日本教育クリエイト）を設立し、代表取締役に就任。1985年学校法人三幸学園を設立し、学園理事長に就任。