目次

はじめに

第１章　「最強のメンタル」にいかに近づくか？

「最強のメンタル」とは？
「最強のメンタル」にいかに近づくか？
トレーニングによってメンタルは鍛えられる！
「最強のメンタル」に近づく３つのステップ
まずは自分の脳のタイプを知る
「最強のメンタル」へのアプローチ法
基礎トレーニングと応用トレーニング
メンタルを鍛える各界の著名人と企業

第２章　アプローチ法を見極める脳タイプ診断

「ぼんやり脳」と「ピリピリ脳」
脳波とパフォーマンスの関係
ゾーンの脳波!?
脳タイプ別メンタル強化法
脳タイプチェックシート
精神生理学的検査「ストレスプロファイル」
日本人は特にメンタル強化が必要！
「変えられる能力」と「変えられない能力」

第３章　「没頭力」を高めて「最強のメンタル」に近づく！

なぜ大事な場面でプレッシャーを感じるのか？
「ここ一番」では脳の中でなにが起こっているのか？
「勝ちたい！」という欲求を手放せば、すべてうまくいく！
目の前の行動に没頭してパフォーマンスをあげる
お釈迦様の精神鍛錬法「マインドフルネス」
「見える化」でわかるマインドフルネスの効果
実践！マインドフルネス

第４章　ゾーンを引き出して「最強のメンタル」に近づく！

自律神経を最適化して「ゾーン」を引き出す！
パフォーマンスがあがる「最新型呼吸トレーニング」
最適呼吸リズムでパフォーマンスはピークに！
脳を最適化して「ゾーン」を引き出す！
競技現場における脳波トレーニングの活用事例

第５章　ストレスを与えてさらに「最強のメンタル」に近づく！

安静空間でのマインドフルネスだけでは役に立たない
ストレスが人を強くする！
２種類のストレスで肉体と精神を強くする
精神的なストレス「頑張る系ストレス」
ビリヤード選手と「頑張る系ストレス」
肉体的なストレス「我慢系ストレス」
アスリートvsヨガ行者
タイムプレッシャーの中で「今」に集中する
肉体的苦痛の中で「今」に集中する
我慢系ストレストレーニングの実技
通勤電車でマインドフルネス
ストレスには二段構えで対処！
ストレスで「最強のメンタル」を極める！

終章　ゾーンへと導く「ピークパフォーマンス・プログラム」

【朝のプログラム】出勤前にパフォーマンスをピークに！
【夜のプログラム】イメージの力で潜在能力を引き出す！
【「ここ一番」のプログラム】メンタルは２段階でコントロール

おわりに

参考文献一覧

著者

辻良史（つじ・よしふみ）
筑波大学発ベンチャー株式会社サイバー・ヨガ研究所代表取締役。筑波大学大学院人間総合科学研究科卒業。博士（体育科学）。ヨガ療法士。1976年生まれ。幼少期の自律神経失調症体験から自律神経の研究を目指す。20代前半からヨガを学び、筑波大学と日本ヨーガ療法学会の共同研究による「ヨーガの科学的根拠を解明する」プロジェクトに携わる。また、イタリアのプロサッカーチームACミランの脳トレルーム「マインドルーム」の設立に携わった精神生理学の世界的権威、エリック・ペパー博士とヴィエッタ・スー・ウィルソン博士から精神生理学の指導を受ける。現在、伝統的ヨガと最新テクノロジーを融合させたハイブリッド・スタイルのメンタル強化法をアスリート、エグゼクティブ、アーティストなどを対象に指導している。専門はスポーツ精神生理学（バイオフィードバック／ニューロフィードバック）。NHK「グッと！スポーツ」やテレビ東京系列「FOOT×BRAIN」等のメディアにも出演。共著書に『ヨガ×武道 究極のメンタルをつくる！ 対自分・対他者 心のトレーニング』（BABジャパン）がある。