目次

はじめに

第１章　人生をシンプルにするためにまず知っておきたいこと

わかり合うから、わかち合うへ
仕事の地位、年収、住む家を高くしても本当の自信が身につかない理由
自分をしばる「常識」や「世間体」に気づく

第２章　人とムダに戦わないために

意地を張っているときは「負けました」と口に出してみよう
毒を吐かれたときの、受け流し方２つ
「正しい」「間違い」だけで世の中を分けない
「なぜ？」から「どうすれば？」に思考を変える
人を変えたいときには、指摘ではなく質問をする

第３章　自分や他人のネガティブと付き合っていくために

短所にフォーカスするのをやめると発想が変わってくる
うわさや悪口には「最短のあいづち」で返す
話をあしらうときは、ツッコミで話題をずらす
重たい気持ちほど、かる〜く伝える
最悪なときに最悪な雰囲気を出さない
「不安」で対処しておくと「不満」までいかない

第４章　コミュニケーションのストレスを最小限にするために

「何でも大丈夫」と言うのをやめる
言うべきかどうか迷うことは、言わなくていい
自己紹介の型を「３つ」持っておく
趣味がまったく合わない人と出会ったら
会話のきっかけは、「持ち物」か「名前」に決めてしまう
脱「上から目線」のすすめ
どうせ空気を読むのなら空気を壊す方法を覚える
笑顔「４段活用」のすすめ

第５章　自分と上手に付き合うために

褒められるためにがんばるのはやめよう
いい人を演じるのはさっさとやめよう
嫌いな人やモノに出会ったら、「なぜ嫌いなのか」はっきりさせてみる
それでも、苦手な人と接しなければいけないときに試す５つのこと
失敗のレッテルを貼っているのは自分だけである
「かまってちゃん」な相談はやめよう
不機嫌なときは、掃除をするに限る
脱「自虐」のすすめ

第６章　酸いも甘いも噛み分けるために

見た目やステータスに惹かれるときこそ、「人間としてどうか」を厳しく見る
他人からの期待にふりまわされないために
会わないと続かない人間関係は手放していい
求められることをどうやれるかで、仕事での存在感が変わる
うまくいけば楽しいし、うまくいかなければ楽しくない
成功談ではなく、失敗談を語れる人になろう

第７章　自分の人生を歩んでいくために

感謝を忘れないために必要な２つのこと
自分を惑わすものは捨ててしまおう
心が迷うときは、誰の人生ですか？と問いかけよう

おわりに

著者

山田マキ（やまだ・まき）
短大卒業後、航空会社に勤務。客室乗務員としてVIPの接客やPR活動などに携わり、その後研修講師として独立する。
そのキャリアの裏で30代では人生に迷い、数々の失敗を経験。うまくいかないことの連続に心が折れ、自信をつけるための自分磨きに没頭したり、パワースポット巡りにのめりこんだりする。しかし、結局何をしてもうまくいかない現実に直面し、人生の抜本的な改革を決意。自身のあり方を見直し、従来の足し算的な成功法から、いらないものを削いでシンプルにする引き算のライフスタイルに移行する。世間体をつくろったり、まわりの期待に応えるための人生をやめ、完璧主義をあきらめたことで、つきものが落ちたようにラクになることを実感、仕事やプライベートを大きく好転させることに成功する。
現在は、その過程での経験も生かし、接遇やコミュニケーションに関する企業研修や個人コーチングなどで年間約3000人のサポートを行っている。著書に『あなたの魅力を爆発させる方法』（文響社）がある。