冷えた組織を熱くする リーダーの切り札

冷えた組織を熱くする リーダーの切り札
書籍情報
- 南 和気 著
- 定価:1980円(本体1800円+税10%)
- 発行年月:2026年10月 [予約受付中]
- 判型/造本:46並
- 頁数:312
- ISBN:9784478123836
内容紹介
なぜ日本企業の管理職はこんなにも苦しいのか。それは手札がないからです。世界の企業が実践する「ピープルマネジメント」の手法を日本企業に実装する画期的な一冊。ストーリー形式で、実際の細かな状況に対応する方法がわかる。リーダーは特別な人がなるのではありません。むしろ普通の人が最高のリーダーになるのです。
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目次
はじめに ── 今の管理職には「手札」がない
プロローグ なぜ、あなたのチームは機能しないのか
第1節 「信用」と「信頼」を履き違えるな
部下との信頼関係が崩れる瞬間/信頼には「方程式」がある/人は「自分の話を聞いてくれる」と感じて初めて話を聞く
第2節 「優しいだけのリーダー」がチームの成長を止める
若手ホープからの退職宣言/優秀な若手が本当に求めているのは「居心地の良さ」ではない/優しさに隠れた「保身」を捨てる
第3節 マネジメントは「才能」ではなく「スキル」である
マネジメントに「天性の才能」や「カリスマ性」はいらない/歴史が証明してきた現代の正解「条件適合理論」/「ピープルマネジメント」はリーダーの切り札
■プロローグで得た「マネジメントの土台を作るカード」
第1章 「相手に効くスタイル」を演じる ピープルマネジメントの核となる「SL理論」の習得
第1節 自分流マネジメントの限界
「俺の背中を見ろ」の呪縛/「安定している」は「順調」と同義ではない/「キャリアの踊り場」にいる部下を放置してはいけない/自ら好んで「指示待ち人間」になっている部下はいない/部下を見るとは「過去」と「未来」を見ること
第2節 部下に合わせて「4つの顔」を持つSL理論
「全員に対して同じ態度で接するのがいい」という幻想/マネジメントにおける「公平さ」とは何か
第3節 同じ部下でも、接し方はタスクごとに分ける
良かれと思った細かい指示が空回り/若手が「すべての仕事において」初心者とは限らない
■第1章で得た「リーダーシップのカード」
第2章 「成長」は科学できる
第1節 「修羅場」を与えるだけでは人は育たない
「今が踏ん張りどころだ」という罠/成長は右肩上がりの綺麗な直線ではない
第2節 「4つのギフト」で成長は加速する
マイクロマネジメントでロボット化する部下/答えではなく「思考のプロセス」を渡す
第3節 「自己効力感」がモチベーションを持続させる
「できそう」は最強のエンジン/他のメンバーの「代理体験」が自信を生む
■第2章で得た「育成のカード」
第3章 「対話」で部下の行動を変える 「詰める上司」からの卒業
第1節 「なぜ?」を問うほど部下は黙る
「ロジカルな指導」という名の刃/1on1という逃げ場がないところで「なぜなぜ分析」をしてはいけない/「フィードフォワード」で過去ではなく未来を変える
第2節 本音を引き出す「アクティブ・リスニング」
ただ聞くのではなく「引き出しながら聞く」/信じて待つ7秒
第3節 部下を動かす「フィードバック」の技術
すれ違うネガティブ・フィードバック/フィードバックは「ダメ出し」ではない/耳の痛い事実を伝えることの誠実さ
第4節 「やらされ感」の正体
モチベーションはグラデーション/1on1は部下が主役
■第3章で得た「対話術のカード」
第4章 多様性を武器にする 年上部下との接し方
第1節 「年上部下」という壁
色眼鏡を外さなければベテランという資産は活かせない
第2節 忙しい上司ほどバイアスに陥りやすい
脳が「省エネモード」になる時/「もし彼が会社で最も優秀だとしたら?」と考える/決めつける前に立ち止まって、問い直す
第3節 チーム内の対立は「上位目標」で解消する
飲み会で仲が悪くなるのは科学的に正しい/大事なのは「感情の場」に持ち込まないこと/「共通の敵」で目線を揃える
第4節 根深い「静かな拒絶」には客観的な鏡を使う
「ホーン効果」が負の感情を増幅させる/周囲の本音で目が覚める/アシミュレーションで「歪んだ窓」を取り除く
■第4章で得た「多様性を武器にするカード」
第5章 「成果」を最大化する エンゲージメントと人事評価を機能させる
第1節 「いい上司」でもエンゲージメントスコアが低いことはある
不満と満足は別の世界で起きている/単なる労いの言葉より貢献している「確信」を与える
第2節 不満の出ない評価面談は「SMARTの法則」で作れる
「目標設定の曖昧さ」が不信感を生む/個人の目標は「5つ以内」に絞る
第3節 無責任な「比較」や「期待」が心のシャッターを下ろす
他人との比較やその場しのぎは通用しない/自分の言葉で期待を届ける
■第5章で得た「成果を最大化するカード」
第6章 組織を自走させる 権限委譲と次世代リーダーの育成
第1節 マネジャーの価値は不在時に試される
「リーダーシップの代替3要素」でチームが回る/「ハブ型組織」から「パルテノン型組織」へ
第2節 「丸投げ」と「任せる」の境界
任せられる度合いは「権限委譲の7段階」で判断する/「任せる」を仕組み化すれば部下は判断できる
第3節 オーセンティック・リーダーシップで組織のカルチャーを作る
部下を迷わせないため「3つの軸」を宣言する
第4節 自走型組織の完成
「高頻度で短時間の共有」が迷いをなくす/軸は「使う」ほど威力を発揮する/ピープルマネジメントは「組織に火をつける」スキル
■第6章で得た「チームを自走させるカード」
エピローグ あなたは最高のリーダーになる
参考文献
著者
南和気(みなみ・かずき)
人事戦略アドバイザー/Wake Consulting合同会社代表、立命館大学ビジネススクール(大学院経営管理研究科)客員教授
兵庫県神戸市出身。大阪大学法学部卒業後、Oracleを経て、SAPで人事・人財アドバイザリー本部北アジア統括本部長を務める。その後、「日本の人事を変え、日本人の可能性を引き出したい」という思いから、江崎グリコ 執行役員グループ人事部長、およびオムロン人事執行役員グローバル人財総務本部長を歴任。外資系企業と日本企業の双方で人事の「当事者」として、人材育成と人事改革の最前線に立ち続けてきた。現在はWake Consulting合同会社を主宰し、年間2000人の管理職が学ぶ「Leadership Academy」をはじめ、マネジメント育成・人事戦略のプロフェッショナルとして、国内外の多くの企業でトレーニング、コンサルティングを実施する。
著書に『人事こそ最強の経営戦略』『Engaged Organizations』(かんき出版)、『世界最強人事』(幻冬舎)があり、なかでも『人事こそ最強の経営戦略』は人事部門のバイブルとしてロングセラーとなっている。NewsPicksでは連載「南和気のキャリア・人事のホンネ」を持つほか、NewsPicks NewSchoolではミドルリーダー向けのピープルマネジメント講座を複数期にわたり務める。
