新・ピクサー流 創造するちから

新・ピクサー流 創造するちから
書籍情報
- エド・キャットムル 著/エイミー・ワラス 著/石原薫 訳
- 定価:3080円(本体2800円+税10%)
- 発行年月:2026年10月 [予約受付中]
- 判型/造本:46並
- 頁数:576
- ISBN:9784478123928
内容紹介
カリスマ性ではなく謙虚さと心理的安全性でピクサーを率いた「静かなリーダー」が創造的組織づくりの秘密を語る。あのスティーブ・ジョブズと鬼才ジョン・ラセター、三人でタッグを組んで、ピクサーを唯一無二のエンタテイメント企業に押し上げた、その歩みと努力、試行錯誤のすべてが詰まった完全版であり最終版。
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目次
新版への序文
序章 再発見
第Ⅰ部 | はじまり
第1章 生命を吹き込む
アニメーションとの出会い
ユタ大学とコンピュータグラフィックス
コンピュータアニメーション映画への道
第2章 ピクサー誕生
ルーカスフィルムとピクサー誕生
ジョン・ラセターと動き始めた〝ウォーリーB. 〟
売却か、閉鎖か、スティーブ・ジョブズか
NeXT後のスティーブ・ジョブズと再会
第3章 より長く、より遠く
デミングと日本企業に学んだこと
マイクロソフトからのオファー
ディズニーとの取引
絶妙なタイミングでのIPO
改善は一夜にして起こらない
第4章 ピクサーらしさ
ぎゃふんと言わせてやろう
良いアイデアと良いスタッフ、どちらが大切か
言葉が与えてしまう、誤った安心感
第Ⅱ部 | 新しいものを守る
第5章 率直であること
〝駄作〟を生まれ変わらせるために
クリエイティブとビジネスの緊張関係
実際のブレイントラスト会議
率直な会話、活発な議論、笑い、愛情
グッドノート(良い指摘)は具体的に
本音で語れる環境づくりこそ、良いものをつくる唯一の方法
第5章への追記
第6章 失敗と恐怖心
できるだけ早く失敗しよう
実験的な作業を楽しむ
惰性で仕事をしていないか
失敗はどこまで許されるか
腹を割って話すための工夫
マネジャーのプレッシャーを受け止める
第6章への追記
第7章 飢えた野獣と醜い赤ん坊
独創性の生まれ立ては、醜く、もろい
組織には、野獣も必要
新しいものを生み出すプロセスを守る
第8章 変化と偶発性
〝カールじいさん〟の紆余曲折
「創造する衝動」を失わないために
目に見えないものの可能性
大きな問題、小さな問題
創業者にしがみつかない
第9章 隠れしもの
人と人の間に潜む、大きな問題
ここに〝在る〟ことが偶然
認識と現実は、往々にして異なる
未知と果敢に向き合う
第9章への追記
第Ⅲ部 | 構築と持続
第10章 視野を広げる
①全員で問題解決(デイリーズ)
②現地調査でつかむ本物感
③制限の力
④テクノロジーとアートの融合
⑤短編で実験する
⑥観察力を養う
⑦反省会
⑧学び続ける(ピクサー・ユニバーシティ)
第11章 未来に踏み出す
創造するリーダーのメンタルモデル
プロデュースする側のメンタルモデル
マインドフルネスの効果
第Ⅳ部 | 検証
第12章 新たな挑戦
ピクサーはディズニーに飲み込まれてしまうのか
悪い予感が的中
悪循環を断ち切るには
ディズニー側の自立
ピクサー側の目覚め
手描きアニメーションの復興と苦い経験
〝ラプンツェル〟で壁を乗り越える
生まれ変わったクリエイティブ集団
第12章への追記
第13章 創造する環境
成功ゆえに忍び寄る危機
打開策を全員で出し合う
ノーツデーで一番よかったこと
楽になることより、卓越すること
第14章 ノーツデーの余波
リーダーに対する三つのお願い
優れた提案を実現するために
見過ごされていた女性の機会
あらゆるバイアスをあぶり出す
全員でステレオタイプに対抗する
すべての人が安心して声を上げられるか
実績あるスタッフだけでチームを固めていないか
チーム全体のあるべき働き方から考え直す
バランスに気をつける
第15章 創造性を組み込む
視覚化能力とスキルの関係
「自分の手柄はいかほどか」
新しい才能を見出す新しい試み
後継者計画とは「文化の継承」
価値観タスクフォースの結成
繰り返し考えたいテーマ
中心にあるのは「共感力」
終章 私の知っているスティーブ
スティーブ・ジョブズの「ピクサー作品」
膵臓ガンの告白と、最後の願い
不可能を可能にする
たまらなく素敵な旅だった
巻末付録 出発点 ──「創造する文化」の醸成について思うところ
謝辞
著者
エド・キャットムル(Ed Catmull)
ピクサー・アニメーション・スタジオ 共同創業者
元ピクサー・アニメーション/ディズニー・アニメーション 社長
コンピュータグラフィックス分野における功績に対し、ゴードン E. ソーヤー賞を含む5つのアカデミー賞を受賞している。ユタ大学でコンピュータサイエンスを専攻し、博士号を取得する。
エイミー・ワラス(Amy Wallace)
「GQ」「ニューヨーカー」「ニューヨークタイムズマガジン」などに寄稿するジャーナリスト。以前は「ロサンゼルスタイムズ」の記者・編集者として勤務。優れたストーリーテリングをテーマにしたポッドキャスト「Riveted」の共同ホスト。
訳者
石原薫(いしはら・かおる)
2003年翻訳家デビュー。主な訳書に『よい製品とは何か』(ダイヤモンド社)、『アニメーションの女王たち』『プロダクトデザイン101のアイデア』(ともにフィルムアート社)、『デザイン思考の教科書』(日経BP社)などがある。
