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過去20年の「5月」の為替市場の値動きを徹底的に検証!
2026年5月のFXトレードで使える「アノマリー」を探せ!

 為替市場には、さまざまな「アノマリー」が存在します。「アノマリー」とは、理由や要因が明確にあるわけではないが、なぜかそうなりやすい現象のことです。たとえば、バケーションシーズンで海外旅行に行く人が増えることによる外貨への両替需要、グローバル企業の決算時期や輸出・輸入企業などの実需の動きなどが影響して、例年、決まった時期に特定の通貨が買われやすい傾向などがあると考えられています。

 特に有名なアノマリーとして、「ゴトー日(5・10日)アノマリー」があります。これは、金融機関が顧客に適用するその日のレートを決める日本時間午前10時ごろの「仲値」に向けて、特にグローバル企業の決済が集中しやすい5や10のつく日は米ドルが買われて円安になりやすい傾向にあるというもので、この動きを利用した「仲値トレード」と呼ばれる取引手法は一部のFXトレーダーから注目されています。

 この連載では、為替市場の過去の値動きデータを月ごとに検証して、上記のような「アノマリー」を探しています。今回は過去の「5月」のデータを集計して、2026年5月のFXトレードで活用できる「アノマリー」を探してみました。
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5月は全体的に「円安」になりやすい傾向を確認!
特定の通貨ではなく、個別の通貨ペアで発生するアノマリーにも注目!

 はじめに、月足の統計データで5月のアノマリーを確認していきましょう。

 下の表は主要通貨ペアの過去20年間の月足を調べた中から、5月に注目したい通貨ペアの「陽線」の出現回数と「陰線」の出現回数をまとめたものです。

注目通貨ペアの月足アノマリー情報

 これを見ると、日本のFXトレーダーがもっともよく取引する米ドル/円は、5月は陽線の出現回数と陰線の出現回数が10回ずつと拮抗していて、円高や円安の傾向は確認できません。
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 しかし、スイスフラン/円(16回)とカナダドル/円(14回)には陽線の出現回数が陰線の出現回数を大きく上回る円安のアノマリーがあります。さらに、アノマリーとは言えないものの、ユーロ/円や英ポンド/円も陽線の出現回数のほうが多いため、「5月は全体的に円安になりやすい」と言うことができそうです。

 日本には4月終盤から5月序盤にかけて大型連休(ゴールデンウィーク)があり、毎年、この時期は海外へ旅行に行く人が増えます。そのため、日本円を外貨へ両替する需要が高まり、5月は円安傾向になりやすいと考えることができるかもしれません。

 特に、陽線の出現回数が20回中16回と非常に多いスイスフラン/円は、自然豊かな観光立国のスイスに花見やアルプスハイキングを目的に訪れる旅行客が増加する時期ということも、「スイスフラン高・円安」の動きを強めている可能性がありそうです。

 もっとも、英ポンド/スイスフランには陽線の出現回数が20回中14回の「英ポンド高・スイスフラン安」アノマリーがあり、スイスフランが全体的に強いというわけでもありません。では英ポンドはどうかと言えば、ユーロ/英ポンドにも英ポンド高アノマリーがあるものの、英ポンド/米ドルには「英ポンド安・米ドル高」アノマリーが確認できます。
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 そのため、5月は特定の通貨に明確な強弱があるわけではなく、通貨ペアごとに個別の傾向が確認できると言えそうです。

週足では今年は第3週にあたる、11~15日の「米ドル高」に警戒!
日本の大型連休終了との因果関係は不明だが、米ドルは明らかに強い

 次は週足の統計データの中から、5月に注目したいアノマリーを紹介します。

 下の表は、過去20年間における米ドルが絡んだ主要な通貨ペアの5月の週足を数え、日別の「陽線」の出現確率をまとめたものの中から、今年は第3週の平日にあたる11~15日のデータを抜粋したものです。確率が高ければ陽線になりやすく、確率が低ければ陰線になりやすい傾向があると考えられます。なお、週間平均はその週の月曜~金曜日までの平均値で、出現確率は直近10年間の動向に比重を置いた加重平均です。

米ドルが絡んだ主要通貨ペアの週足アノマリー情報

 これを見ると、米ドルが基軸通貨(分子側)の米ドル/スイスフランは陽線の出現確率が74%と高い一方、米ドルが決済通貨(分母側)のユーロ/米ドル、英ポンド/米ドル、豪ドル/米ドル、ニュージーランドドル/米ドルは陽線の出現確率がいずれも20%前後と低いことから、「米ドル高アノマリー」が確認できます。
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 この期間は、おおむね日本の大型連休が終了した翌週あたりとなります。日本の大型連休と、それが終わった翌週付近の米ドル高に、どのような因果関係があるのかは、わかりません。しかし、明確に「米ドル高」となっている事実は否定できないので、覚えておくと良さそうです。

日足では「11日の円高」と「25~28日にかけての円安」に警戒!
さらに、5日には「ユーロ安&ニュージーランドドル高」アノマリーも

 次は日足の統計データの中から、5月に注目したいアノマリーを紹介します。

 下の表は、過去20年間における日本円が絡んだ主要な通貨ペアの5月の日足を数え、日別の「陽線」の出現確率をまとめたものです。確率が高ければ陽線になりやすく、確率が低ければ陰線になりやすい傾向があると考えられます。なお、出現確率は直近10年間の動向に比重を置いた加重平均です。

日本円が絡んだ主要通貨ペアの日足アノマリー情報

 これを見ると、11日にユーロ/円、ニュージーランドドル/円、カナダドル/円で陽線の出現確率が19~29%と低い、「円高」アノマリーが確認できます。
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 一方、25日の米ドル/円の90%を筆頭に、25~27日にかけては日本円が絡んだ主要な通貨ペアの多くで、陽線の出現確率が高い「円安」アノマリーがあります。

 このことから、5月は「11日の円高と、25~27日にかけての円安」に警戒しておきましょう。

 次に、ユーロとニュージーランドドルにも興味深いデータがあるのでご紹介します。

 下の表は先ほどと同じように、過去20年間におけるユーロとニュージーランドが絡んだ主要な通貨ペアの、日別の「陽線」の出現確率をまとめたものの中から、5月1~8日のデータを抜粋したものです。

ユーロが絡んだ主要通貨ペアの日足アノマリー情報

ニュージーランドドルが絡んだ主要通貨ペアの日足アノマリー情報

 これを見ると、同じ5日にユーロには「ユーロ安」、ニュージーランドドルには「ニュージーランドドル高」のアノマリーがあります。かなり高い確率でユーロ安やニュージーランドドル高になることが期待できる通貨ペアもあるので、注目しておくといいでしょう。
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5月の株価指数は日米ともに上昇が期待できそう
セル・イン・メイは確認できないが、中東リスクには注意を

 最後に、為替の動向にも影響を与える株式市場の5月のアノマリーを紹介します。

 下の表は主要な株価指数の過去20年間の月足を調べ、「陽線」の出現回数と「陰線」の出現回数をまとめたものです。

主要株価指数の月足アノマリー情報

 これを見ると、5月は日本と米国の株価指数でいずれも陽線の出現回数が陰線の出現回数を上回っていて、特に米国のS&P500指数は陽線の出現回数が20回中15回と、4回に3回は上昇する「株高」アノマリーがあります。そのため、5月の株価指数は日米ともに、上昇が期待できる地合いにあると考えることができそうです。​
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 ちなみに、株式の世界には“セル・イン・メイ(Sell in May)”という有名な相場格言があります。これは「Sell in May and go away, don't come back until St Leger day.」がオリジナルで、「(株を)5月に売ってどこかへ行き、9月第2土曜日のセント・レジャー・デーまで戻ってくるな」という意味です。

 つまり、“株式への投資は5月にいったん止め、9月の第2土曜日以降に再開するべき”という、6月から9月中旬にかけて株価が軟調に推移しやすいことを示した格言です。

 しかし、先ほどの表を見てもわかるとおり、欧州のSTOXX50指数で6月に株安が認められるものの、それ以外で6月から9月にかけて株安を示すデータはありません。むしろ、7月は欧米を中心に株高アノマリーがあり、セル・イン・メイを裏付けるような動きは確認できないと言えます。

 もっとも、米国とイランによる和平協議の進展具合によっては、グローバル規模で株価が大きく変動する可能性は排除できません。常に、株式市場の動向には注目しておくのがおすすめです。
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 今回紹介したデータが、5月のFXトレードの参考になれば幸いです。次回は2026年6月のアノマリーを紹介しますので、お楽しみに!