目次

第１章　こんな人が「うつ」になりやすい

「うつ病」は、いつ襲ってくるかわからない
この病気が怖い本当の理由

もし「うつ病」になると……

気分はこうなる
考え方はこうなる
身体はこうなる
こんな性格の人がなりやすい
こんなときになりやすい
「うつ」は未然に防げる

「うつ病」の人がこんなに増えた原因

「会社の変化」の問題
「人づきあい」の問題
「価値観の変化」の問題

治療の現状
ストレス軽減と性格改善で「うつ」を撃退しよう

第２章　「うつ」にならない言葉の使い方

うつにならない言葉の使い方

１「よし、ＯＫ」「よし、できた」「よし、終わり」「やったー」
２「〜しよう」「〜する」
３「私はいいかげんなところがあるから」
４「適当に頑張ろう」
５「まあ、いいか」
６「あー、眠い」「寝るほど楽はなかりけり」「あー、よく寝た」
７「『全部ダメ』じゃない」「これは60点」「これは80点」
８「まあ、こんなときもあるよ」
９「ダメならダメでいい」
10「べつに死ぬわけじゃないし」
11「私のために言ってくれているんだ。ありがとう」
12「迷惑かけてごめんなさい」
13「これも私のいいところ」
14「誰だって間違うことはあるさ」「完全な人間なんていないよ」
15「ゆっくりでいいんだよ」「自分のペースでいいんだよ」
16「人は誰だって弱いんだよ」
17「面白い」「嬉しい」「楽しい」「おいしい」「気持ちいい」
18「私は人の期待に沿うために生きているんじゃない。自分のために生きている」
19「すべてが私のせいじゃない」
20「嫌われたって生きていける」
21「でも」の前後の言葉を入れ替える

第３章　「うつ」にならない感情発散法

感情を発散させないと「うつ」が忍び寄る

感情を発散させるレッスン

１イライラしたら、トイレに駆け込んで
２ムカついたときは、新聞や雑誌を有効活用！
３嫌いな人がいたら、嫌いなままでいい
４緊張を解く魔法の呪文は「おお、怖い、怖い」
５「本物の感情」を突き止めれば、イライラはなくなる

もっと心を楽にしてあげれば、「うつ」とは無縁の人生が送れるようになる

心を楽にするレッスン

１「頑張らなくても価値がある」
２「ちゃんとしなくても価値がある」
３「弱くても価値がある」

「○○できなかったら……」の後に続くもの

インナーメッセージを弱めるレッスン

１「あなたのことが大好き！」
２「あなたは重要な存在。ものすごく価値があるよ」
３「甘えていいよ」「子どもらしくていいよ」

第４章　身体のここに気を配れば「うつ」にならない

「几帳面じゃない」「責任感がない」がいちばん怖い
心療内科と精神科の違いをきちんと把握しておこう
この「ちょっとしたサイン」を見逃すな！
仕事で気をつけておくこと
自分自身の「疲労度・ストレス症状」を家族にチェックしてもらおう
ぐっすり眠れるようになれば「うつ」にならない
飲食はここに気をつけよう

ラスト・レッスン

休日のために「好きなことリスト」をつくろう

あとがき

著者

倉成央（くらなり・ひろし）
1963年福岡県生まれ。大手経営コンサルティング会社で経営コンサルタントとしての実務経験を積んだ後、大学院で臨床心理学を学び、臨床家としての実務経験を重ねる。現在は経営コンサルタントと心理カウンセラーの両方の経験を活かし、精神科でのカウンセリングの傍ら、企業でメンタルヘルスの導入・定着に向けたコンサルティングや研修を行う。日本心理学会、日本心理臨床学会、交流分析学会などに所属。
㈱メンタルサポート研究所代表。臨床心理士。メンタルヘルスコンサルタント。
ご感想・ご質問は、kuranari@mentalsupport.co.jp